43スレ/お誘い-mdhmください

Last-modified: 2014-05-02 (金) 19:32:40
798 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2013/01/07(月) 23:34:17.24 ID:hz65DpkF0
寒中見舞い申し上げます。寒さに負けないmdhmください。


私の部屋は大規模な工場が集中する地域が近いので、風向き次第でまどかの機嫌が悪くなる。
機械油のようなにおいが、風の強い日は私の部屋まで漂ってくることがあるのだ。
銃器の手入れでオイルに慣れた私はそんなにおいが決して不快ではないのだけれど、
まどかはにおいが強い日は眉をひそめることも多い。
そんな日は決まって、「ほむらちゃん、引っ越ししたほうがよくないかな…。うちの空き部屋とか」
という勧誘を受ける。まどかの家に転がり込むようなことができるわけもなく、丁重にお断りしている。
そんな日は必ず、まどかの機嫌が悪くなってしまうのだった。

私の部屋は大規模な工場が集中する地域が近いので、風向き次第でまどかの機嫌が悪くなる。
稼働する機械の音が、風の強い日は部屋に随分と大きく響く日があるのだ。大型火器や果ては兵器の取り扱いまで
こなした私にはどうということはなく、真夜中に響いてきてもぐっすりと眠ることができるのだけれど、
まどかは大きな音が響いてくると少しびっくりしたような顔をして、落ち着かないように部屋を見回して、
「ほむらちゃん、私の部屋、ぬいぐるみをどかせば広いし、引っ越してこない…?」と、少し潤んだ目で勧誘してくる。
まどかの家に転がり込むようなことができるわけもなく、丁重にお断りしている。
そんな日は必ず、まどかの機嫌が悪くなってしまうのだった。

私の部屋は大規模な工場が集中する地域が近いので、風向きの機嫌次第でまどかの機嫌が悪くなる。
近辺を走る大型トラックの上げる砂埃が、風の強い日は窓を開けていると吹き込んで来ることがあるのだ。
掃除はまめにするようにしていてさほど苦ではないし、空気清浄機を置いているから
私は気にしないのだけど、まどかは窓辺に積もっているホコリをじっと見つめては、
「ほむらちゃん、私のベッド、ぬいぐるみどかせば結構広いし、その…」と、頬を染めて、恥ずかしげに勧誘してくる。
まどかの家に転がり込むようなことができるわけもなく、丁重にお断りしている。
そんな日は必ず、まどかの機嫌が悪くなってしまうのだった。

「ほむらちゃんは鈍感過ぎるよ!」
「そうね…確かに騒音も悪臭も砂埃も気にしないわね…」
「そういうことを言ってるんじゃないよ!」

風が強くなくても、まどかの機嫌が悪くなる日もあるのだった。
本当は何が言いたいかわかっているのだけど、そんなあなたが可愛いから、もう少しだけ。


一つ屋根の下のmdhmください。

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