47スレ/ひとつだけの

Last-modified: 2014-05-11 (日) 00:13:56
672 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2013/02/06(水) 20:36:34.41 ID:z/Lzi25R0
よっしゃ書けたー
シリアスに頼らずにこういうの書くのって難しい

まどか「(うーん...まだチョコ渡してないのは...ほむらちゃんだけかぁ)」
まどか「(うう...なんか緊張するなぁ。他のみんなに渡すときはこんなに緊張しなかったのにどうして...)」
まどか「(あ、ほむらちゃんだ)」
まどか「ほ...ほむらちゃーん!」
ほむら「何かしら?」
まどか「えっとね、その...今日、バレンタインでしょ?だから...その...これ、チョコレート...」
ほむら「ありがとう、まどか。実は私も作って来たの、チョコレート。受け取ってくれる?」
まどか「えっ?...う、うん。ありがとう」
ほむら「...まどか、何かあったの?少し様子がおかしいわよ。」
まどか「な...何もないよ!それよりさ、ほむらちゃんは...その...好きな人、とか、いるの?」
ほむら「ええ、いるわ」
まどか「そ...そうなんだ...」ショボーン
まどか「(ほむらちゃん...好きな人がいるんだ...なんだろう...すごく寂しい...)」
ほむら「まどか?どうかした?」
まどか「えっ?い...いや!なんでもないよ!それで、ほむらちゃんはその人にチョコあげたの?」
ほむら「ええ、あげたわ。ついさっき...ね」
まどか「そ...そう。良い返事が貰えるといいね...」
ほむら「そうね......」
まどか「......」
ほむら「......ところで」
まどか「?」
ほむら「実は私、チョコレートは1つしか持ってきてないのよ。」
まどか「ふぅーん......えっ?」
ほむら「つまり...そのチョコが本命よ、まどか。」
まどか「ええっ!?」
ほむら「私は貴女の事が好き。勿論、友達として、ではないわ。」
まどか「ほ...本当?」
ほむら「ええ。同性同士なんて普通じゃないかもしれない。おかしいかもしれない。それでも私は貴女が好き。」
まどか「ほむら...ちゃん......すごく嬉しい。ありがとう、こんな私を好きになってくれて。」
まどか「実はね、私、ほむらちゃんに好きな人がいるって知ったときすごく悲しくなったんだ。ほむらちゃんが他の人のものになっちゃうーってね。」
まどか「さやかちゃんや仁美ちゃんだとこんな気持ちにならないのにどうしてだろうって思ってた。」
まどか「でも今ならその理由が分かるの。私、ほむらちゃんの事が大好きだったんだね。」
ほむら「まどか...」
まどか「だから...わがままだけど、ほむらちゃんには他の人のものになってほしくない。私と一緒にいてほしい。」
ほむら「勿論よ...私もまどかと一緒にいたい。」
まどか「うぇひひっ、契約は成立だね」
ほむら「ふふ...そうね。」
まどか「ずっと一緒だよ、ほむらちゃん!」

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