66スレ/わたしたちはずっと一緒

Last-modified: 2014-05-22 (木) 01:23:47
494 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2013/09/09(月) 13:54:30.20 ID:Ogzwe6RmP
まどか「えへへ、杏子ちゃん、快く教会を貸してくれてよかったね」

ほむら「ふふ・・・そうね」

まどか「・・・ねぇ、ほむらちゃん」

ほむら「ん・・・」

まどか「わたしたち・・・これから・・・・・・その」

ほむら「ええ・・・」

まどか「・・・///(上目遣いで照れる)」

ほむら「・・・・・・始めましょうか(微笑み)」

まどか「うん・・・///」

まどか「ほむらちゃん、誓いの言葉、覚えた?」

ほむら「もちろん。・・・わたしからね」

まどか「・・・・・・」

ほむら「・・・・・・・・・わたし」

ほむら「・・・わたし、暁美ほむらは 鹿目まどかを妻とし」

ほむら「健やかな時も病める時も・・・あなたを愛し、あなたを助け」

ほむら「生涯変わることなく、愛し続けることを・・・・・・あなたに誓います」

まどか「・・・」

まどか「・・・わたし、鹿目まどかは 暁美ほむらを妻とし」

まどか「健やかな時も病める時も・・・あなたを愛し、あなたを助け」

まどか「生涯変わることなく、愛し続けることを・・・・・・あなたに誓います」

ふたり『世界、時間、運命、あらゆる苦難がわたしたちの前に立ちはだかろうと』

ふたり『ともに力を合わせ、互いを愛し、暖かな家庭を築くことを誓います』

まどか「・・・・・・」

ほむら「・・・・・・指輪の、交換を」

まどか「・・・はい(ソウルジェムの指輪を差し出し、ほむらへ)」

ほむら「・・・(自分のソウルジェムの指輪を、まどかへ)」

まどか「・・・ほむらちゃん」

ほむら「ええ・・・」

まどか「次は・・・誓いのキス、だよ」


496 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2013/09/09(月) 13:56:15.03 ID:Ogzwe6RmP
ほむら「・・・・・・まどか・・・」

まどか「ん(目を閉じ、くちびるをほむらに向ける)」

ほむら「・・・」

(止まった時間のなかで、まるで永遠にも思えるような一瞬のキス)
(いつしかふたりは言い合わせたわけでもなく、固く、強く、抱きしめあっていた)
(ふたりのくちびるが離れたのは、まどかの瞳から宝石のような涙がこぼれおちた時だった)

ほむら「・・・まどか・・・・・・?」

まどか「ううん・・・ごめんね。ちょっと、じーんってしちゃって」

まどか「わたしたち、これで・・・ふうふだね」

ほむら「そうね」

まどか「・・・もうすこし、こうしてていいかな」

ほむら「もちろん」

まどか「ほむらちゃん」

ほむら「まどか」

まどか「このまま、ほむらちゃんと身も心もひとつになれたらいいのにね」

ほむら「そうね・・・・・・わたしも、まどかとなら」

まどか「わたし、ほむらちゃんと・・・ずっと一緒にいたい」

ほむら「ええ。ずっと一緒よ」

まどか「そうだね・・・ずっと、一緒だよね」

・
・
・

ほむら「・・・・・・」

ほむら「まどか」

(それは、寂しさを紛らわせるためにわたしの脳が見せた夢だったのか)
(この空虚な現実から逃避するために見せた、幻だったのだろうか)

ほむら「・・・・・・でも」

(くちびるにふれてみる。あの幻想とは思えぬまどかの鼓動、吐息、くちびるの感触は)

――だいじょうぶだよ。わたしはずっと、ほむらちゃんといっしょだから

(それは幻想などではない)

ほむら「ええ、わかってるわ・・・まどか」

(だって、まどかが言ったことだもの)

ほむら「わたしたちは、ずっと一緒」

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