866 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2013/11/11(月) 11:19:49.37 ID:uIo2Zbqt0
不思議で妖艶な雰囲気を醸し出しているけど自分にはなぜかとても優しいほむらちゃん
いつの間にか、そんなほむらちゃんのことばかり考えていることに気付くまどか
ひょっとして、これが恋なのかな…
でも何故だろう?ほむらちゃんとは初めて出会ったように感じないというか
ずっと昔から、ほむらちゃんのことを知っているような…
自分の気持ちに戸惑いながらも、気分転換にと普段からぬいぐるみを買いにいく
行き着けファンシーショップへ足を運ぶまどか
するとそのお店に、ほむらちゃんにそっくりの女の子のぬいぐるみが売っていることに気付く
ああ、やっぱり最近のわたし なにか変だよぅ…
ついほむらちゃんそっくりのぬいぐるみを買い帰ってきてしまったまどか
そのぬいぐるみを見ているとどういうわけか悶々とした胸を締め付けられるような気持ちになってきてしまって…
ほむらちゃんそっくりのぬいぐるみをぎゅっと強く抱きしめながら、溢れ出る気持ちを発散するようにぬいぐるみを身体に押し付ける
すると今までに感じたことのない鋭い刺激が全身を駆け巡り、まどかはその感覚の虜になってしまう
それが自慰であると気付いたのは、三度目の絶頂の後だった…
まどかは、もうほむらちゃんのこと以外に何も考えられなくなってしまったのだ
というようなまどほむもいいかなって
http://hello.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1383878180/866
881 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2013/11/11(月) 13:40:25.93 ID:xUU8hdQB0
>>866のネタで勝手にss書いた。すまんな
よければ妄想の足しにして欲しい
ttp://ux.getuploader.com/homumado/download/362/nuigurumi.txt
http://hello.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1383878180/881
txtファイルはこちら
「あら、このぬいぐるみ…」
今日はほむらちゃんがうちに遊びに来てくれました。とても大人っぽいほむらちゃん。
パパとママにきちんと挨拶して何事か喋ってる姿を見ると、とても同年代とは思えません。
そんな憧れの…うん、『憧れの』ほむらちゃんが遊びに来るって事でつい舞い上がって
すっかり浮かれきってたわたしは、わたしの部屋に入ってきたところで非常に重大な事実を思い出しました。
あのぬいぐるみ、しまい忘れた!!
「あ、えっと、その」
言い訳しないといけないのにわたしの頭の中は焦ってぐるぐるでどうしようもありません。
「自惚れじゃ無ければ、私によく似てると思うのだけれど」
ほむらちゃんがこっちを見てうっすらと微笑んでます。耳飾の石が窓からの光を反射して光ってとっても綺麗。
「あ、あー、うん!そのね、行きつけのお店でね!?」
全然言い訳になってない私の言葉。きっと真っ赤になってる顔を見てほむらちゃんが優しく声を掛けてくれました。
「不思議なこともあるものね。私によく似た子をモデルにしたのかしら?」
「え、あ、その、そうだね…」
特に疑問に思ってないのか、な…?恐る恐るほむらちゃんの顔を伺うとさっきとと変わらない柔らかな微笑み。
さっきのほむらちゃんじゃないけど、自惚れじゃ無ければクラスの皆、学校の人達の前でほむらちゃんがこんな笑顔を
浮かべた事を見たのは一度もありません。いつも気だるそうな顔をして笑ってはいるけど絶対に笑ってない、そんな表情。
家族の皆や、わたしに向ける表情とは全然違う冷たい目。
いつか皆とも仲良くなれるといいのにな、でもほむらちゃんが素敵な人だってバレちゃう、皆には知られたくない―――
「まどか?」
「ふぁい!!?」
「どうしたの?気分でも悪い?」
「いや、うん、なんでもないよ!?」
ほむらちゃんの顔に見とれて変なことを考えてました。なんだか最近のわたしはすごく変です。どうしちゃったんだろう…
「まどかの部屋にはぬいぐるみが沢山あるのね」
「うん。昔からお気に入りなの。子供っぽいかなーって思うけど」
「そんなことは無いわ。とても素敵な趣味だと思う」
ほむらちゃんとアメリカにいた頃の話や最近の学校の話、和子先生の武勇伝とかおしゃべりを二人でしてるとなんだか時間が
過ぎ去っていくのはとても早いです。楽しい時間がすぐに過ぎ去って、もう日が暮れかけるかそのくらいの時間になった時、
話題はわたしのぬいぐるみの話に移りました。
「この子は特に可愛らしいのね。お気に入り?」
「うん。夜に抱いて寝たりするの。落ち着くんだー」
最近までよく抱いて寝た子をほむらちゃんが可愛いと言ってくれて嬉しくなりました。もっとも最近はご無沙汰で、今は
「そう…じゃあ、この子は?」
そう、今は毎晩この子を抱いて、その―――
「う、うん。この子もすっごく、お気に入り、だよ…」
「そう」
ほむらちゃんが笑ってる。西日に照らされたほむらちゃんの笑顔は普段見る顔とは全然違った印象で
「この子。私によく似てる」
「そう、かな…」
「抱き跡、付いてるわね。昨日はこの子を抱いて寝たの?」
「…うん」
吸い込まれそうなほむらちゃんの瞳。そんなにわたしを見ないで。きっと、ばれちゃってる。
「この子が、羨ましい」
ほむらちゃんがぬいぐるみを撫でながら呟きます。
「私もぬいぐるみが欲しいわ」
「どんな…?」
「貴女によく似たもの」
「え?…え、えぇっと…」
心臓がドキドキしてる。ほむらちゃんの顔がまともに見れない。ほむらちゃんが体を摺り寄せてくる。いい匂いがする。
「そうすれば、毎晩寂しくないから」
「ほむら、ちゃん…」
「ねえ、まどか」
「ん…?」
「この子には悪いのだけれど」
ほむらちゃんの指とわたしの指が絡まって、ひんやりして、すごく気持ちいい…
「本物を抱いて寝るのも偶にはいいと思わない?」
ほむらちゃんがわたしを見てる。耳飾がチラチラ光ってる。
「あ―――」
「おーーーい。二人ともーーーー」
「ともーーーーー」
パパとタツヤの声で急に現実に引き戻された。気がつくと、ほむらちゃんは既にわたしから離れてドアの方に向かっていた。
「お父様とタツヤ君が呼んでるわ。行きましょう、まどか」
「う、うん」
気がつけば日がすっかり傾いて部屋は薄暗くなっていた。二人で部屋を出る。
「あの、ほむらちゃん」
「なに?まどか」
「その、パパとママがokすれば、だけど、今晩―――」
ほむらちゃんの返事は、多分決まってる。