648 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : 2011/11/07(月) 04:29:23.84 「鹿目まどか…私はいっそあなたの事を嫌いになりたい」 「あ…じゃあ今は嫌いじゃないんだ!良かったぁ」 「え…あ…」
~
(うぅ、今度はストレートにいかなきゃ…) 「ねぇ、ほむらちゃ」 「話しかけないで頂戴、私はあなたの事が嫌いよ」 「ほむらちゃん…」
(これでいいはず………お願い、まどか…)
「…こないだ観たアニメでね?自分に近寄ると良くない事があるから 人を遠ざける為にわざと近づく人みんなに「嫌い」って言ってる幽霊の女の子がいたんだ」
「なんの話をしているのかしら?」 「ごめんね、いきなり変な事言って。でも今のほむらちゃん、なんだかその子みたいな感じがするから」 「……話にならないわ」
~
(結局あれから、むしろ前にも増してまどかが構ってくる…)
「…何で」 「ほむら、ちゃん?」 「はっきり嫌いって言ったのに! お願いだから、美樹さんみたいに私の事嫌な奴だって思ってよ…」 「無理だよ。だってほむらちゃん絶対にわたしの事無視しないもん、いつも真剣な目で話してくれるもん」 「じゃあ、今度から…」 「ほむらちゃん」
ぎゅっ
「まど、か…」 「ごめんね、きっとそうしなきゃいけない理由があるんだよね?」 「やめて…」 「でも、そうまでしてくれるあなたをほっとけないの。何も出来ないのが嫌なの」
(それでいいのに…何もしないで、何も変わらないでいて…まどかぁ…)
もう関係を回避する方法が 一度も会わない 以外思いつかない
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1319129636/648 (リンク切れ)