98スレ/まど椅子

Last-modified: 2014-04-11 (金) 21:10:34
755 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2014/04/09(水) 02:20:10.08 ID:nS3kyHdL0
「あのね、ほむらちゃん、私が椅子になってもいい、かなーって……」
なぜこう思ったのか、なぜ口にでてしまったのかもわからない。
けれど、出てしまった言葉はもう戻らなくて。
「まどか、一体、何を……?」
ほむらちゃんは困惑したような表情を見せたけど、やがて口元に笑みを浮かべ、
「ふふっ、そうね、いいわ、まどかが椅子になってくれるなら」
この時点で、私はとんでもないことを言ってしまったと、とてもとても後悔していました。
「それじゃあ、座るわ」
「う、うん……」
数分後、ほむらちゃんが椅子になった私に座りました。
ほむらちゃんは思っていたよりずっと軽く、触れてる太ももはタイツ越しなのに普段のほむらちゃんみたいにひんやりと冷たい。
でも、そんなほむらちゃんをギュッて抱くと、制服越しでもあたたかくてら、ほむらちゃんの心臓の音も伝わってきます。
そんなことを思いながら背中をみていたら、ほむらちゃんの綺麗な首筋が、視界に、入って……あ……
「チュッ……」
「ふあぁっ!ま、まど、か……?」
気づいたときには、ほむらちゃんの首筋に口づけをしていました。
我に返ってなんてことをしたのだろうと、顔が恥ずかしさで真っ赤になってしまいます。
けれど、振り返ったほむらちゃんの顔をみると、ほむらちゃんも顔を真っ赤にしていました。
そしてしばらくの間が空いてから、
「まどかだけ、ズルい……私も……したい……」
ここまで書いたけどもう浮かばないの、ごめんね……

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