37スレ/いい婦婦の日

Last-modified: 2014-04-27 (日) 10:55:07
774 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/11/21(水) 21:42:14.55 ID:z+5OHSdN0
「さて、ほむらちゃんに質問です。明日は何の日でしょう」
学校が終わり、珍しく家までついてきた彼女は、ふいにそんなことを尋ねてきた。
彼女が期待する答えも、そこから先の企みも容易に想像がつく。
だが、その手にのる訳にはいかない。
「ええと、確かケネディ大統領が暗殺された日だったかしら」
「むぅー。もう、ほむらちゃんの意地悪。」
私は彼女を守ると誓った。
仮に彼女が望んだところで、この手で彼女を汚すことはできない。
「不正解だったほむらちゃんには罰ゲームです」
むぎゅ
温かく柔らかなまどかの感触。
彼女は私に抱きついてきたのだった。
「ねぇ、ほむらちゃんは私のこと嫌い?」
まどかの吐息がくすぐったい。
上目遣いの大きな瞳が悩ましくこちらを見つめる。
可愛らしい唇が私を求めている。
まどかの鼓動と私の鼓動が重なる。
体が芯から熱くなるのを感じた。
私は、私は……
「ほむらちゃん、我慢しなくても良いんだよ?」
理性は敢え無く力尽き、目覚めた心が走り出した。

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