39スレ/心とともに

Last-modified: 2014-04-30 (水) 17:39:28
162 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/12/02(日) 17:22:56.32 ID:vaTBnNlc0
誰もが羨む美少女である暁美ほむら
彼女の周りはいつも彼女を慕う女の子たちが囲い、そのミステリアスな雰囲気と美しさに誰もが魅了されていた。
しかし、そのほむらの想い人である鹿目まどかは、ほむらと比べると「美少女」というほどでもない
勉強も学業も容姿も全く以て「普通」の女の子
ほむらはどうしてまどかと付き合っているんだろう?ほむらを取り巻く女性たちはみな疑問を抱きながら
ほむらに特別視されているまどかに嫉妬心を抱き、『ほむらは、自身の美しさを引き立たせるためにまどかと付き合っている』
などという心無い噂を流す者まで現れた。
元来自分に自信がなく、自己を卑下しやすいまどかは、噂を真に受けて落ち込んでいたが
ほむらの前では、必死に普段の自分を演じようとする。
しかしその心の動きを察知したほむらに問い詰められ、まどかは心の内を明かす・・・
「まどか・・・ねえまどか」
「わ・・・っ、ほむらちゃん・・・」
「・・・まどか、最近なんだか元気が無いわ」
「そんなこと・・・ないよ」
「ふぅ・・・・・・あの、噂のことで悩んでいるのね」
「えぇっ!?ほむら、ちゃん・・・どうして知って」
「周りの子たちが、あれだけ大騒ぎしてたら・・・嫌でも耳に入ってくるわ。・・・・・・嫌でもね」
「ほむらちゃん・・・」
「・・・」
「その・・・ほむらちゃんは・・・」
「まどかは、私のことを、そう思っている?」
「えっ・・・」
「私がまどかを・・・。ただ、自分を引き立てるための道具として傍に置いていると・・・・・・本気で思っているの?」
「そんなことないよ!」
「そんなことはないけど、真実を確かめたい。って顔ね」
「っ、そんな・・・こと・・・」
「ねえ、まどか・・・。こっちにきて」
まどかの手をとり、自身の胸元に引き寄せるかたちで抱きしめるほむら
「きゃっ、ほむらちゃんっ///」
「まどか・・・そのまま、じっとしてて」
「え・・・?」
「ねえ・・・、私の心臓の鼓動、聞こえる?どきどきしてるの・・・わかる?」
「う、うん・・・」
「まどかだから・・・」
「えっ・・・?」
「まどかだから・・・。まどかのことが大好きだから・・・。私、まどかの傍にいるだけで・・・いつもこんなふうに、どきどきしてしまうの」
「ほむらちゃん・・・///」
まどかは照れながらもほむらの告白に驚く。わたしと同じなんだ、わたしもほむらちゃんの傍にいるだけで、とてもどきどきして・・・
こうして抱き合っていると、まるでお互いの鼓動がひとつに解け合うようで心地良い
「私、まどかのことが好き。愛してる・・・。本当に、まどかを大切に想っているわ。」
「・・・わたしも、ほむらちゃんが・・・好き。・・・大好きだよ」
「私達の絆は、くだらない噂で揺らいでしまうような、脆いものではないでしょ・・・?だから・・・」
「うん・・・・・・ごめんね、わたし・・・。ほむらちゃんのこと・・・」
「もう・・・いいの。いいのよ。まどかが気に病むことなんて、何も無いの・・・。まどかはいつまでも、私だけのまどかでいて・・・」
「ほむらちゃん・・・」
「まどか・・・・・・っ」
唇が重なり、夕焼けに照らされたふたりの影が真にひとつに重なった。ふたりの心も身体も同じように
まどかは決意した。この先どんな逆境に苛まれようと、ほむらの心と共にあろうと
それはほむらも同じであった。すべては闇の中に溶けるふたりの影のようにひとつであった
永遠の物語は永久に終わらない
というようなお話を読みたいんですけどだれか書いてくれませんかね

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