48スレ/くっついて

Last-modified: 2014-05-13 (火) 01:59:44
897 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2013/02/18(月) 00:26:18.74 ID:Lhs2Xvwf0
ちっぱいだとより密着出来る


「んっ」

ぴったりとくっついた私達の体。じんわりとまどかの体温が

伝わってとても心地良い。トク、トクと若干早い鼓動が響く。

まるで一つの鼓動を二人で共有してるようなそんな錯覚。

「ほむらちゃん…ドキドキしてる?」

いたずらっぽく笑みを浮かべるまどかの上目遣い。くらっときた。ああ、いけない。

「貴女も」

うぇひひ、と可愛らしい声をあげてまどかが更に体を寄せる。

そのまま耳たぶからうなじへとぬめやかな感触が伝わった。

「あ…」

「ほむらちゃん、いい匂い」

ああ、まどか。まどかの甘い声が次々に脳へと直接響いて体中を溶かしていく。

そんな想像。



「ほむらちゃん…好き…好きぃ…私だけのほむらちゃん……」

熱に浮かされたように呟くまどかの唇。波のように体を包むまどかの手。

「んっ…ちゅ、…はぁ…んん…」

思わず上げようとした嬌声は声にならず、まるで別の生き物のように口の中で絡み合う。

体も、心も、何もかも溶けて交じり合う。夢なのか、現実なのか、それすらも曖昧になる。


世界よりも誰よりも、何よりも愛しい愛しい私のまどか。


何もかもあやふやな今、この気持ちは何よりも確かなことだった。

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