897 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2013/02/18(月) 00:26:18.74 ID:Lhs2Xvwf0
ちっぱいだとより密着出来る
「んっ」
ぴったりとくっついた私達の体。じんわりとまどかの体温が
伝わってとても心地良い。トク、トクと若干早い鼓動が響く。
まるで一つの鼓動を二人で共有してるようなそんな錯覚。
「ほむらちゃん…ドキドキしてる?」
いたずらっぽく笑みを浮かべるまどかの上目遣い。くらっときた。ああ、いけない。
「貴女も」
うぇひひ、と可愛らしい声をあげてまどかが更に体を寄せる。
そのまま耳たぶからうなじへとぬめやかな感触が伝わった。
「あ…」
「ほむらちゃん、いい匂い」
ああ、まどか。まどかの甘い声が次々に脳へと直接響いて体中を溶かしていく。
そんな想像。
「ほむらちゃん…好き…好きぃ…私だけのほむらちゃん……」
熱に浮かされたように呟くまどかの唇。波のように体を包むまどかの手。
「んっ…ちゅ、…はぁ…んん…」
思わず上げようとした嬌声は声にならず、まるで別の生き物のように口の中で絡み合う。
体も、心も、何もかも溶けて交じり合う。夢なのか、現実なのか、それすらも曖昧になる。
世界よりも誰よりも、何よりも愛しい愛しい私のまどか。
何もかもあやふやな今、この気持ちは何よりも確かなことだった。
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