7スレ/151

Last-modified: 2014-04-03 (木) 03:31:20
151 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : 2011/09/25(日) 04:36:24.67
逆バージョンだとどうなるだろうかって考えてたら、ほむほむの天然攻め?なシチュが浮かんだ
まどかの部屋で制服から私服に着替えている途中、黒ストッキングを履こうとしているほむら
その様子を思わず凝視してしまうまどか
「・・・ほむらちゃん、本当に脚綺麗だね」
「そうかしら?ありがとう。・・・ふぅ、冷え性だから温かいのは助かるのだけど、履くのに手間がかかるのが難点ね、ストッキング」
座って脚を曲げている体勢のほむらのスカートからは、チラチラと白い無地の下着も顔を覗かせていた
(うぅ、本当に色っぽすぎるよほむらちゃん・・・なんだか見てたらドキドキしてきちゃった)
一人意識して顔を赤くするまどか
そのまどかの様子に気がついたほむらは、膝上まで履きかけのストッキングもそのままに、立ち上がってまどかに近づく
「どうしたのまどか?顔が赤いわ。帰りはちょっと寒かったものね」
まどかの顔を覗きこみながら、右手で額に手を当て熱を測るほむら
(はわわ、ほ、ほむらちゃん近いよ・・・っ!それに、なんだか甘くて良い匂いが・・・)
「平熱・・・より少し高いかしら?」
思わず俯いた視線の先に、はだけた襟元から白い肌となだらかで慎ましやかな胸元を見つけてしまい、
ますます顔を赤くするまどか
そんなまどかの心中など露知らず、ほむらのスキンシップは更にエスカレートする
「ちょっと熱っぽいわね。おでこを合わせて測るから、ちょっと顔を上げてまどか」
そう言ってまどかが抵抗するまもなく、額をすり合わせるほむら
(○×▲■!?)
「やっぱり少し熱があるわね。今日はもう休んだ方が良いわ、まどか。私も着替えたらすぐにお暇するから」
まるで沸騰したヤカンのように、顔から湯気をあげるまどかから離れると、いそいそと服を着始めるほむら
まどかが平静を取り戻した時には、ベッドに寝かされて布団をかけられていた
「じゃあ帰るわね。今日は無理をせず早く休むのよ?また明日」
ドアを閉めて出て行くほむら
(・・・えぇー!せ、せっかくやっとほむらちゃんをお家に誘って、これから一緒に遊べると思ったのに!こんなの絶対おかしいよ、ほむらちゃんの馬鹿っ!)


187 : 1/4 : 2011/09/26(月) 02:49:21.87
>>151の続き
なんか思いがけず好評だったから、調子に乗ってまどっちにほむほむを追いかけさせてみたよ!
でも書きたいことをダラダラ書いて後半はgdgdになっちゃった・・・ごめん
遠ざかっていくほむらの足音を聞いて、冷静になったまどかはベッドから飛び起き駆け出した
「待ってほむらちゃん!」
階段から転げ落ちそうになりながらもなんとか手すりを頼りに1階に辿り着くと、玄関で靴を履こうとしている
ほむらの後姿に向かって走る
「ほむらちゃん!」
屈んで靴を履き終え、目にかかった前髪を払って振り返るほむら
「まどか?」
「ま、待ってよほむらちゃん!」
裸足のまま土間に飛び降り、勢い余って前のめりに転びそうになったまどかは、思わずほむらの細い腰にしがみ付く
「帰っちゃだめだよほむらちゃん!・・・違うの、私は風邪なんかじゃないの」
「まどか・・・」
「せっかくほむらちゃんが遊びに来てくれたのに、まだ何もしてないのに・・・帰っちゃうなんてだめだよ!」
膝立ちで縋りつき、捲し立てるまどかの腕を引いて立ち上がらせると、困ったような表情を浮べるほむら
「落ち着いてまどか。・・・ほら、こんなところでへたれこむからパジャマのズボンが汚れてしまっているわ」
「そんなのどうでもいいよ!私はほむらちゃんと・・・」
真剣な表情を浮かべ真っ直ぐに見つめるまどか
そんなまどかの頭を優しく撫で、小さな子供を諭す母親のような表情を浮べるほむら
「まどか。私とはまたいつでも遊べるから。体調が悪くなったのだから仕方がないわ。怒ったりなんてしてないから」
「そ、そうじゃなくて!」
「私に気を使ってくれるのは嬉しいけれど、もっと自分を大切にしないとだめよ?そういうところ、まどかの悪い癖だわ」
「違うよほむらちゃん・・・って、きゃっ!?」
まどかの腰と膝裏に手を回し、軽々とお姫様抱っこで抱き上げる
「わかったわ。弱っている時は誰だって寂しくなるものね。ご両親が戻られるまで一緒に居てあげるから。落ち着いて、ベッドに戻って横になりましょう?まだこんなにも熱っぽいわ」
(ほむらちゃん、ちょっとは私の話を聞いてよー!うぅ、まさかお姫様抱っこされちゃうなんて・・・)
抱えられ、ほむらのやさしいぬくもりと仄かに甘い香りに包まれ再び顔を赤くして硬直するまどか
心臓がドキドキと激しく脈打ち、もはやほむらに逆らう気力は残っていなかった


188 : 2/4 : 2011/09/26(月) 02:50:32.67
途中キッチンで汚れた足の裏を丁寧に濡れたタオルで拭った後、再び部屋に戻って着替えさせられる
「さっきので汚れてしまったズボンを穿き替えないと。ほら、足を上げてまどか」
有無を言わさずズボンをずり下げ、着替えを促すほむら
(う~。まるっきり子供扱いだよ、これじゃタツヤみたい・・・恥ずかしいよぉ。・・・はっ!そういえば私、いつの間にパジャマに着替えさせられたんだろ?・・・今日は体育の授業で汗かいてたのに)
二の腕や首筋に顔を近づけすんすんと匂いを嗅ぐまどか
「今日は体育があったものね。後で濡らしたタオルで身体も綺麗に拭いてあげるわ」
「そ、そこまでしなくても後でお風呂に入るから良いよ、ほむらちゃん!」
「体調を崩している時の入浴はお勧めしないわ。遠慮なんてしなくていいから」
どこか楽しそうな表情でズボンを履かせた後、再びまどかをベッドに寝かせつけ、
洗面所からお湯の入った洗面器とタオルを持ってきて身体を拭き始めるほむら
「ほむらちゃん、前は自分で拭くから良いってば!は・・・恥ずかしいよ」
「そう・・・そうね。私は今まで誰かに看病されるばかりで、他の人の看病なんてしたことがなかったから。少しはしゃぎ過ぎたみたい。
  そうよね、大して親しくも無い転校してきたばかりの私に、こんなことまでされるのは嫌だったわよね。・・・ごめんなさい、まどか」
初めてまどかに明確に拒絶され、申し訳なさそうな表情を浮べるほむら
「そ、そういうわけじゃないんだけど・・・うん、やっぱりほむらちゃんにお願いしようかな!」
「・・・そう?じゃあ体中隅々まで綺麗にしてあげるわ。どこか痒いところとかあったら言ってね、まどか」
一転、嬉々とした表情で濡れタオルを片手にまどかの上半身を拭き始めるほむら
(ほむらちゃん、その表情の変わり様はずるいよ・・・)
恥ずかしさとこそばゆさに耐え、今や学校中の憧れの美少女に散々体中をタオルで撫で回されたまどかは、
ベッドに寝かされた後、ぼやかずにはいられなかった
「ほむらちゃんも人の話を全然聞いてくれないし、結構強引だよね・・・私は別に風邪じゃないってあれほど言ってるのに」
「そんな顔を赤くしながら言われても、全然説得力がないわよ?あれくらいしないとまどかは頑固だから、私に気を使って安静にしてくれないでしょう?」
「もーそうじゃないんだってばぁ。・・・もう良いよ。それにしてもほむらちゃん、もしかして他の友達にもこんな風に色々強引に優しくしたりしてるの?」
そんなまどかのどこか拗ねたような問い掛けに、少し寂しげな表情で自嘲気味に答えるほむら
「他の友達も何も、私にはまどかしか友達は居ないわ。・・・こんな愚図でのろまな変な女に関わりあって、本気で友達になってくれようなんて奇特な人は、今までまどかしか居なかったもの・・・」
(・・・えー!それ本気で言ってるのほむらちゃん。突っ込んだ方が良いのかな?・・・それにしてもほむらちゃんは自分がどれだけ綺麗で人気があるとか、やっぱり無自覚だったんだね・・・)
「・・・変な話をしてしまってごめんなさいね。お粥でも作ってくるから少し待っててね」
「あ、ほむらちゃんいいよ、待ってってば!」


189 : 3/4 : 2011/09/26(月) 02:51:29.21
数十分後
お粥の入った小鍋の乗ったトレイを持って、部屋に戻ってきたほむら
(本当に作って来ちゃったよ・・・今日はゲームしたりファッション雑誌とか見て遊ぶ予定だったのに、どうしてこうなったの・・・)
「お待たせまどか。・・・一応味見はしたし、レシピ通りに作れているとは思うのだけれど。ふーふー。はい、まどか」
そんなことを考えていたまどかの前に、お粥の入ったレンゲが差し出される
「えっ?」
「ほら、風邪でも少しは何か食べないと身体に悪いわ。はい、口を開けて?あーん」
「えーっ!?・・・あ~ん」
「味はどうかしら?ちょっと薄すぎたかも。お口に合うと良いのだけど」
「お、美味しいよほむらちゃん。海苔と刻んだおネギの風味で普通は味気ないお粥なのに、これならパクパク食べられそう。塩加減も丁度良いよ」
「そう、それは良かったわ。それじゃ、ふーふー。はい、あーん」
「ウェヒヒ!あーん」
嬉しそうなほむらの表情とお粥が意外に美味しかったこともあって、気恥ずかしいながらもすっかり気を良くしてお粥を平らげるまどか
そんな頃合で、玄関の鍵を開ける音がした後、父の知久の声が聴こえてくる
「まどか、今帰ったよ~。あれ、誰かお客さんでも来てるのかい?まどかー」
反応して席を立とうとするほむらを制するまどか
「うん、お部屋にお友達が来てるの~。ジュースでも持ってきて~」
「お邪魔するよ、まどか。おや、君は・・・」
「最近転校してきて友達になったほむらちゃんだよ、パパ」
「暁美ほむらです、お邪魔してます」
「やっぱり君がほむらちゃんか。いつもまどかが楽しそうに君の話をしているし、長い黒髪のとっても綺麗な子だって聞いていたからすぐにピンと来たよ」
「パ、パパ!ほむらちゃんに変なこと言わないで!」
「ははは。・・・そういえばまどかは、ほむらちゃんが来ているのにどうしてパジャマでベッドの上にいるんだい?それにお粥まで」
「実はその、下校途中で身体を冷やしてしまったみたいで。少し熱っぽくて風邪気味のようなので・・・私が一緒についていながら、すみません」
「そうなのかい?どれどれ・・・ふむ、僕にはいつもと変わらないように感じるのだけど」
「だからずっと風邪なんかじゃないって言ってるのに、ほむらちゃんは耳を貸してくれないの」
「少し良くなったからと言って、油断をしてはいけないわ。さっきはあんなに顔を真っ赤にして、熱っぽかったじゃない」
「そ、それは・・・ほむらちゃんの馬鹿っ!」
「はは~、そうかそうか。うん、それじゃあお邪魔虫はすぐに退散するとしよう」
「もぉ!パパは変なこと言わないでってば!」
「?」
父娘のやりとりを不思議そうに小首をかしげて見守るほむら
「晩御飯の準備をしているから、何かあったら呼びなさい。ほむらちゃんも遠慮せずにゆっくりしていくと良いよ」
「いえ、私が居るとまどかが安静にしてくれないので・・・もうお暇させてもらいますね」
「・・・まだ言ってる、ほむらちゃんの頑固もの!」
娘の態度からなんとなく事情を察した知久が、助け舟を出す
「そ、それじゃあ晩御飯だけでもほむらちゃんも一緒にどうだい?まどかの看病までしてもらった御礼もしたいし」
「いえ、お気遣いなく。まどかの体調の方が大事ですから。・・・目を離すとすぐにベッドを抜け出すと思うので、見張っていてあげてください。あと、まどかは結構寂しがり屋なので・・・」
「ははは、そうかい。ありがとうほむらちゃん。またいつでも遊びにきなさい」
「はい、ありがとうございます。それじゃあまどか、また明日ね。失礼します」


190 : 4/4 : 2011/09/26(月) 02:52:51.13
ほむらの廊下を歩く足音が遠ざかった後、玄関から扉を閉める音が聞こえてきて、賑やかだった鹿目家に静寂が訪れる
「なんていうか、少し変わった子みたいだったけど。まどかの事を大事に思ってくれているみたいで安心したよ」
「そうなんだけど、結局全然遊べなかったよ・・・」
予定があまりにも狂ってしまい、思わずそうぼやいてしまったまどかであったが、
その後の入浴時に改めて思い返すと、満更でもなかったことを遅まきながら自覚するのであった
(ほむらちゃん、強引だけど優しかったな・・・もしほむらちゃんが風邪を引いたりしたら、お見舞いして今日のお返しをしてあげないと)
そんなことを考えたあと、ほむらの華奢で白い身体をタオルで拭いてあげる想像をし、一人顔を赤らめるまどかであった
おしまい
BDのCMみたいなクーほむの天然攻めもっと流行れ!

http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1316610084/151,187-190 (リンク切れ)