15cm連装副砲

Last-modified: 2024-04-11 (木) 05:52:26
No.077
weapon077.png15cm連装副砲副砲
装備ステータス
火力+4雷装
爆装対空+2
対潜索敵
命中+2回避
射程
装備可能艦種
駆逐艦軽巡洋艦重巡洋艦戦艦
軽空母正規空母水上機母艦航空戦艦
備考
開発不可、改修不可
BismarckBismarck改の初期装備。
ビスマルク級戦艦に搭載された、かの国の戦艦副砲です。
主に近距離へ接近する小艦艇に指向する射撃を担当します。
艦の射撃指揮装置は充実していますが、本副砲は対空戦闘には不向きです。

ゲームにおいて

  • 2014年3月14日のアップデートにて実装された。Bismarckの初期装備
  • 性能的には15.2cm単装砲の上位互換で、15.5cm三連装副砲の下位互換。そちらが足りなければ使ってあげよう。
  • 12.7cm単装砲と同様に誤廃棄に注意
    • 2014/10/10のアップデートで装備ロック機能が実装された。積極的に活用していこう。
  • 小ネタにあるように連装ながら重量級の砲であるためか、15.2cm単装砲15.2cm連装砲にあるような軽巡に対するフィット補正(火力補正)は存在しない。
  • 2014/10/24のアップデートで対空が+1された。

副砲の性能比較表(装備最大値/副砲早見表/テーブルより転送)

高角砲(副砲)は別表参照のこと

副砲 - 装備名火力対空命中回避装甲射程入手方法改修備考追加
15.5cm三連装副砲改二9551改修大和型に補正有*1大和型改二の補強増設に装備可編集
15.5cm三連装副砲改7541改修大和型に補正有*2大和型改二の補強増設に装備可編集
15.5cm三連装副砲732開発、初期装備、任務大和型改二の補強増設に装備可編集
15.2cm単装砲21開発、初期装備軽巡にフィット補正有編集
OTO 152mm三連装速射砲8211、イベント編集
15.2cm三連装砲613初期装備編集
15cm連装副砲422初期装備-編集
  • 薄い黄色は海外艦装備
  • 装備ボーナスの詳細は個別装備ページを参照のこと

小ネタ

  • 元ネタはドイツ海軍の15cm SK C/28 L/55 (1928年式55口径15センチ艦載砲) と考えられる。
    • SK, C, Lはそれぞれ „Schiffskanone“ (艦載砲), „Construktionsjahr“ (開発年), „Länge in Kaliber“ (口径による長さ) を表す*3
    • 速射砲と訳されることもあるが、ドイツ海軍は「艦載の速射砲」を速射砲と呼ばず、 „Schnellladekanone“ (高速装填砲) 略してSKとして区別していた(第一次大戦以前に設計された砲のみ)。その後もSKというイニシャルを踏襲しているが、これは高速装填砲ではなく艦載砲の略とされており、ややこしい。*4もう速射砲でいいよ。
      • 速射砲と呼ばないのは「軍艦は素早く装填が終わっても速射などしない、ゆえにこれは速射砲ではない」という拘りであろうか。細かいなさすがドイツ人こまかい
    • 珍しく端数の無い太さだが、実物は149.1mmという半端持ち。これは本砲に限らずドイツの15cm砲に共通である。

  • ドイッチュラント級巡洋艦、シャルンホルスト級戦艦、そしてビスマルク級戦艦などに副砲として搭載された。
    • 性能の代償に防御を捨てている日本海軍の15.5cm砲に比べると満足のいく防御を施されている。ビスマルク搭載のものは正面100mm、側面80mmを誇り、シャルンホルストに至っては正面250mm、全周50mmという何かを間違えているんじゃないのかと言いたくなるような重装甲*5
    • 砲塔重量は測距儀込みで116トン15.2cm連装砲が72トンである。分間8発の発射速度を有し、最大射程は23km。
    • グラーフ・ツェッペリン級航空母艦にも砲郭タイプのものが搭載予定だった。
      • またZ計画で建造予定だったH級戦艦、O級巡洋戦艦の副砲やM級軽巡洋艦の主砲にも本砲が用いられる予定だった(いずれも連装砲塔)。

  • 実は現物がデンマークに残っている。デンマークはシェラン島の"Stevnsfort"冷戦博物館に鎮座している。
    • 所在地は Korsnaebsvej 60, Roedvig 4673, Denmark 冷戦博物館(デンマーク語)
    • ビスマルク搭載のものではなくグナイゼナウ*6から降ろしたものだが、80年代までは発砲可能だったといわれている。


  • 妖精さんが着ているのはおそらく現ドイツ海軍の女性用水兵(セーラー)服がモデルか。

この装備についてのコメント

  • 貴重だから一応取っておいてあるけど、おそらく使う事は無い装備 -- 2016-06-28 (火) 21:19:09
  • ついさっき間違って捨ててしまった…、と思ったけど使ってないからまぁいっかってなった。 -- 2016-11-05 (土) 12:35:00
  • 今のところビス子建造の記念品以外の価値はないよね? -- 2016-12-27 (火) 19:06:48
  • 重巡育成の火力調整に大活躍してる -- 2017-03-01 (水) 01:07:48
  • 3年越しに破棄した事に気付いた -- 2017-03-17 (金) 21:32:58
  • 捨てちまったあああああああああああ と思ったらちゃんと鍵掛けて取っておいてあったわ。いつ掛けたんだ記憶にねえ… -- 2017-08-03 (木) 07:12:03
  • 倉庫整理中にふと見つけて、使い方を模索しようとここを見てみたのだけど・・・どう足掻いても無理? -- 2017-09-01 (金) 17:13:30
  • 棚卸しやってたら捨ててたけど、そもそも存在自体を忘れてたわい -- 2017-09-28 (木) 14:57:21
  • 需要は少ないかと思いますが、武蔵改二で副砲になんらかの追加効果があることを期待して装備最大値/副砲早見表/テーブルを作成、テーブル記載の装備ページにインクルードしました。装備数が少ないため全装備を記載してあります。「高角砲(副砲)」は別表参照のこと。 -- 2018-02-16 (金) 21:27:11
  • 現状15.5cm三連装副砲が足りないときに空母の射程中調整くらいしか使いどころがないけど… まあ副砲自体にもいえることだけれど、もう少し使い道があったらなとも思えたりする -- 2018-03-14 (水) 07:13:04
    • 大型建造艦であるビス子の副砲が、開発可能なコモン副砲の代替程度にしかなれないってのもまた哀愁を感じるな。数字が中途半端すぎてダメージ調整用としても使えないし・・・ -- 2018-06-14 (木) 16:44:48
    • アーケードみたいに副砲強すぎて主砲はネタみたいになるのも困るし、装備のバランス調整は大変なのだ -- 2018-06-14 (木) 19:06:21
    • 15.5が作れるのにそれ以下があってもなあ…開発不可なので捨てるのがためらわれる -- 2019-01-22 (火) 08:57:08
  • うmm存在自体忘れてる人多そう -- 2018-08-08 (水) 08:50:52
  • 4年越しにこいつを破棄していた事に気付いた -- 2018-09-07 (金) 00:53:32
    • me too. 今回Bismarckがドロップしてなかったら気が付かなかった。 -- 2018-09-16 (日) 19:44:15
    • 俺も。まあ使わないしな。 -- 2018-09-23 (日) 10:49:03
    • 2隻目のビスマルク加入したからこれも増えたけど、流石にいらないかな~。1隻目のすら使ってなかったし -- 2018-10-02 (火) 09:22:34
  • 4個残っているけど、これ以上増えたら廃棄かな? -- 2019-03-02 (土) 20:37:33
    • うん -- 2021-11-30 (火) 14:24:18
  • 悲しいコメントしかないやんけ!(捨てていいのかコメント欄を見て判断しようとした -- 2021-12-17 (金) 14:21:00
    • 最近は開発に手が入ることが多いし、こういうあんまり強くない初期装備も開発ラインナップに入れてほしいところ -- 2021-12-17 (金) 14:34:37
      • 負担軽めで改修できるようになってもバチ当たらんよね。 -- 2021-12-17 (金) 15:16:07
      • 現状だと副砲カテゴリ自体が不遇な上に上位品がホイホイ手に入るから作れた所でバランスに影響も与えんしなあ -- 2021-12-17 (金) 21:42:56
      • 今回の7.7mm機銃みたいに、ほぼ趣味みたいな装備の改修はどんどん解禁していって欲しい -- 2021-12-18 (土) 23:16:58
    • 悲しいけど「武器庫の肥やし」の一つだよねこれ…… -- 2024-03-07 (木) 18:53:04
  • 3回も来日してる軽巡エムデンが来ると思うとこの砲も捨てられないな -- 2022-10-31 (月) 19:11:56
    • 来ないでしょ(無慈悲) -- 2024-03-08 (金) 00:38:22

*1 詳細は不明
*2 詳細は不明
*3 15 cm SK C/28および17 cm SK L/40 gun参照。なおKonstruktionではなくConstruktionと書かれるのは、ドイツ帝国時代の表記をドイツ海軍が踏襲したため。
*4 かつては砲自体に駐退機構を持つものを「速射砲」と呼んだため。一次大戦以降、この機構はすでに当然の装備になっていたため「艦載砲」の略となった。
*5 但しドイッチュラント級はヴェルサイユ条約下で建造されたため、重量制限もあって砲塔のように見えるものは波浪除けのカバーでしかなかった。
*6 シャルンホルスト級2番艦。擬人化キャラが某萌えミリ大御所雑誌のマスコットとなっている