ゴッドレッド

Last-modified: 2024-04-21 (日) 08:37:35

「ふん。自動ブレーキがあるだろう。機関士には空気ブレーキだってある。ほかに、なにがひつようなんだい?」
原作第19巻のゴッドレッド

名前ゴッドレッド
英名Godred
性別
車体番号1
車軸配置0-4-2
所属鉄道カルディー・フェル鉄道
分類蒸気機関車
タンク機関車
狭軌の機関車
ラック式蒸気機関車
他国の鉄道車両
原作のみのキャラクター
原作初登場巻第19巻『山にのぼる機関車』第2話「カルディーのつくりばなし」
※言及は第1話「登山鉄道の機関車」
原作初台詞「ふん。自動ブレーキがあるだろう。機関士には空気ブレーキだってある。ほかに、なにがひつようなんだい?」
説明・カルディー・フェル鉄道の1号機関車。車体はカルディーとほぼ同型*1
・1895年から1899年までに製造、1900年にソドー島に配属。
ソドー島の歴史上の人物、ゴッドレッド・マックハロルドにちなんで名付けられた。
・自動ブレーキと空気ブレーキがある事に自惚れて、カルディーの忠告を聞こうとせず、支配人や機関士らを困らせた。その後、運転中に何らかのトラブルで客車から外れ、山から転落し大破*2*3。その後修理される事はなく、他の機関車の部品取りにされ自然消滅してしまった。
・客車のアグネス達に文句を言うサー・ハンデルダンカンを反省させる為、彼に起こった出来事をカルディーが語った。
・エピソード内ではカルディーの『作り話』ということになっているが、原作設定資料集によると、実際に存在していた事が明らかになっている。しかしそれはキャラクターの「」につながるので、オードリー牧師は子供や若い読者を動揺させないように作中では『作り話』という形になった。
・マガジンストーリーでは、仕事中に石炭*4が無くなったところをカルディーに助けてもらうエピソードが存在する。
性格・とても自惚れやすい性格で、人の忠告を聞かない。
・『安全』より『速さ』を優先するタイプ。
モデルラダススノードン鉄道
その他・原作第19巻の前書きに「登山機関車は全部で7台いる」と書いているが、同巻で「開業当初は5台いて、その後3台増備された」と書かれている。
・物語の舞台のモデルとなったスノードン登山鉄道では開業初日に1号機「ラダス」が転落した事故が起こった*5。その後、ラダスは廃車となり、それ以来スノードン登山鉄道に1号機に当たる機関車は存在しない。
玩具アーテル
参照画像参照はゴッドレッド/画像

*1 マガジンストーリーではの車体ではなく、赤い車体に塗装されている。
*2 機関士と助手は転落前に飛び降りた為、無傷だった。
*3 脱線した原因はラックレールの2つの歯の間に挟まった石だと考えられているが、実際に証明はされていない。
*4 余談だが、実際に彼らの燃料はオイルである。
*5 事故の原因は、地盤沈下と列車の重量によるもの。