The Island of Sodor: Its People, History and Railways

Last-modified: 2024-04-21 (日) 15:44:16

The Island of Sodor: Its People, History and Railways

英語版タイトルThe Island of Sodor: Its People, History and Railways
著者ウィルバート・オードリー
ジョージ・オードリー
発行1987年9月1日
説明・『汽車のえほん』の作者であるウィルバート・オードリーと、弟のジョージ・オードリーが執筆した設定資料集。
・イラストは『汽車のえほん』でも挿絵を担当した画家のクライヴ・スポングが担当。
・1987年にハードカバー本として出版され、1992年にはソドー島の地図が付いたスパイラル綴じの本として再版された。
・『汽車のえほん』のストーリー内では語れないソドー島の歴史、地理、産業を学術的にアプローチした本で、作中に登場する場所、人物、鉄道、機関車などの背景情報は、ほとんどこの本から得られる。
・この本は、物語の世界に信頼性と一貫性を持たせたいというウィルバートの思いから生まれたものである。このプロジェクトはソドー島の地図を作ることから始まり、それをもとに拡大していった。ナショナル・リベラル・クラブの司書であった弟のジョージと一緒に島の詳細を検討し、包括的なノートを作成。そのメモをまとめたのがこの本である。
・ファンに人気があるにもかかわらず1992年から絶版になっている。
・息子のクリストファー・オードリーは、出版権を持つ出版社であるハイネマンとエグモントに再版を何度も要求したが再版されず、本の著作権を買い取る事を申し出たがこれも断られた。クリストファーは代わりに新しい設定資料集を書く事にし、2005年5月、『汽車のえほん』の出版60周年を記念して、彼と妻のダイアナによって設立された出版社、ソドー・エンタープライゼスから『Sodor: Reading Between the Lines』として出版された。