※この作品は「きかんしゃトーマス」とストーリー上の関連はありませんが、制作に少なからぬ影響があるため、例外としてこのWikiで扱います。 |
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日本語版タイトル | ボブとはたらくブーブーズ |
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英米版タイトル | Bob the Builder |
制作会社 | ホット・アニメーション→ヒット・エンターテインメント→マテル・クリエイションズ |
あらすじ | 「ボブの工事サービス」という事務所で働くボブとそのパートナーであるウェンディ、ショベルカーのスクープ、ブルドーザーのマック、セメントミキサーのディジー、ロードローラーのローリー、クレーン車のロフティたち「ブーブーズ」が町での建設や修理、改装などを通じて問題の解決方法や協調を学んでいく物語。 |
概要 | ・擬人化した建設機械(ブーブーズ)と大工のボブの仲間達の日常を描いたTVシリーズ。 ・シリーズ考案は英国のクリエイター、キース・チャップマン。 ・1998年から2008年までストップモーション・アニメーションとして製作され、2010年以降は3DCGアニメーションで製作されている。使用されているCGソフトはきかんしゃトーマスシリーズ同様、「Maya」。 ・ストップモーション・アニメーション制作シリーズにおいて監督及び脚本を務めたサラ・ボールは、本作が3DCGに移行する前に製作を離れ、本作同様擬人化した乗り物(鉄道車両)が登場するテレビシリーズ『チャギントン』を立ち上げ、同作の製作総指揮、監督を務めた。 ・シリーズ原案のキース・チャップマンは、2015年以降、カナダで幼児向けテレビアニメ『パウ・パトロール』の制作を始めた為、後述のリブートシリーズには携わっていない。 ・ガレイン社が企画していたスピンオフシリーズ『Jack and the Sodor Construction Company』は同社がヒット・エンターテインメントに買収されたのち、本作と作風が類似しており、「競合相手になりかねない」などの理由から脚本の書き直しなどが行われた。 |
経歴 | ・1997年に、フランス・カンヌの国際テレビ番組見本市に出品するため、パイロット版*1が制作され、翌年の1998年に放送開始。 ・2008年まで本作の権利会社ヒット・エンターテインメントの子会社、ホット・アニメーションにてテレビシリーズが制作されたが、2010年より、ヒット社の方針で3DCGに移行。CG製作は米国のCG会社SDエンターテインメントが担当。 ・2011年に放送終了。同年、ヒット社が玩具大手のマテルに買収。 ・2015年からは、舞台を大都会に移動し、「レオ」という黒人の大工や「ツートン」という牽引トレーラーなどがレギュラーに加わったリブートシリーズが開始。過去作で登場したキャラクターの名前はそのままだが、ブーブーズや人間キャラクターのデザインが変更*2されている。キャストも全て変更され、ボブ役には「ハリー・ポッター」シリーズ等にも出演したリー・イングルビーが起用された。 |
日本国内での展開 | ・日本では2000年から放送がスタート。テレビ東京系列の子供向け番組『のりものスタジオ』、『のりスタ!』シリーズ内で、コーナードラマとして放送した。また、日本語吹き替え版のキャストには現在の「きかんしゃトーマス」同様、81プロデュースの所属声優を起用した。さらに、幼児雑誌等でも連載が組まれた他、小学館及びポプラ社から絵本やDVDなども発売され、タカラトミーやレゴ、ソニークリエイティブプロダクツを通じて玩具も発売された。 ・2010年3月31日の「のりスタ100%」最終回での放映終了を以て、全ての国内展開を終了したため、リブートシリーズを含む以降のエピソードなどは日本未公開となっている。 |
「ボブとはたらくブーブーズ」と「きかんしゃトーマス」とのコラボ | 双方のフランチャイズでそれぞれ行われている。詳細下記。 ・「Scrambler to the Rescue」というエピソードでは、トーマスに似たおもちゃの列車がおもちゃの工場で登場している。 ・「ボブとはたらくブーブーズ」、「きかんしゃトーマス」、双方のキャラクターが、2009年にイギリスBBCのチャリティ番組「The Official BBC Children in Need Medley」に一緒に登場した。 ・特定のきかんしゃトーマスのDVDには、ボーナスエピソードとして「ブーブーズ」のエピソードが含まれている。 |