codedで一冊目のジミニーメモをデータ化した時、いくつかのワールドに発生していた異変。
このバグを消すため、データ・ソラがデータの世界を冒険することになった。
バグの根源はデータのソラ・ハートレスで、他のデータや闇に染まった意思を吸収して力を得ていた。
ソラ・ハートレスを倒すと全ての異変が消え、ジミニーメモもリセットされた。
バグが発生したのは、ナミネがジミニーメモのデータに書き加えた「痛み」の記憶が原因。
この記憶に宿る「痛み」に立ち向かうことで痛みに負けない方法を見つけさせようとしたためである。
- 言い方を変えると、codedにおける事件の黒幕はナミネという風にも取れてしまう。
しかし、痛みがどのような形で具現化するのかはわからなかったため、バグの発生およびソラ・ハートレスの暴走は彼女にとっても予想外の出来事だった。
作中ではバグによって発生したバグブロックが各地に出現していて、バグは基本的にバグブロックで表現されている。
- データ・リクがバグに支配された際には、体からバグブロックが生えるという表現がされた。
- バグブロック以外にも、ワールドの一部がバグに侵され消滅していたり、住人の記憶がかき乱されたりした。
ジャファーはバグを利用して国を支配しようとし、ピートはバグを使って魔法のランプをコピーした偽物を作り出した。
ホロウバスティオンの後編エピソードでは、データ・リクの体と力を乗っ取ろうとしたバグが彼の体内データの最奥部にて、Dモード状態の彼の姿を模してデータ・ソラに襲いかかった。
バグブロックのふりをしたハートレスも存在する。
データ世界の中枢である鍵穴の中は、そのワールドがバグに侵されてしまっていると世界の仕組みが歪められて異常な空間になり、中に入ったデータ・ソラにも影響を及ぼす。
- オリンポスコロシアムではコロシアム全体が迷宮に変化してしまっていた。
そこに潜み、各ワールドの異変の原因となっているバグを倒すとそのワールドのデータは正常に戻る。