COM
COMのワールドはワールド全体図(ワールドマップ)から見ると多くの四角形の部屋が連なる形になっている。それらの一つ一つの部屋が「ルーム」というフィールドになっている。
それぞれのルームを繋ぐ扉に「マップカード」を掲げて、扉の先にあるルームを創るのがルームクリエイションである。
ルームには二種類あり、ルームクリエイションができる「ランダムルーム」と、特定のキーカードを使用することでイベントが起き、そのワールドの物語を進めることができる「イベントルーム」がある。
プレイヤーがそのワールド内をどのようにして進み、攻略するかを決める要素である。
- レベル上げなどのために「ひしめく闇」など、ハートレスが多く出現するマップカードを使う。
- 戦いはするけど、楽に進むためにハートレスが弱体化するカードや、一定条件で自分が有利になる緑のマップカードを使う。
- アイテムを得るため宝箱部屋を作る。
- セーブのためにセーブルームを作る。
などなど……。
ちなみに、今作では他のシリーズとは違って、戦闘はシンボルエンカウント方式になっており、フィールド画面のハートレスに触れるとバトル画面に移行する。
扉にはナンバーがあり、その条件に合うものを使用しなければならない。
- 例えば「1↑」だとカードナンバー1以上のマップカードを使用しなければならない。
ランダムルームの場合、指定される数字は前のルームのクリエイションで使用したカードの数値+1で、9の次は0となる。最初の部屋は0で開いた設定となっているため「1↑」である。
- なお0のカードは全てのオーバーorアンダー条件を無視し適用可能。
イベントルームの場合、扉を開くのに必要なカードは「キーカード+条件を満たすカード」となる。
この条件には「特定の数字以上」「特定の数字以下」「特定の数字と同じ」「数字の合計が○○以上になるように複数のカードを消費」の4種類がある。
上に加え、たまにカードの色までも指定される。
- リク編では青カードが相対的に出にくいため、特殊な鍵を要求する扉には注意しておきたい。
ちなみにすでに開いている扉に触れて条件の合うマップカードを出せば、再びルームクリエイションを行うことも可能。
その場合、以前のルームは消える。
ハートレスを全滅させたルーム、宝箱を開けたルーム、モーグリのカードが売り切れたルームは基本用済みとなるので、再びクリエイションを繰り返して往復することによってまた新しくハートレスと戦うのだ。
なお、ワールドで作ったルームクリエイションはそのワールドがある階を抜け出すと全てリセットされる。
ランダムルーム
使用したマップカードの内容のルームが生成される。
→アイテム/【マップカード】
イベントルーム
各種イベントが発生するルーム。各ワールドをクリアするにはこれらのルームを順番に巡ることになる。
ルームに入るには同名のキーカードと複数枚のマップカードを必要とする。
はじまりのキーカードのルーム
最初に訪れることになるイベントルーム。
全ての階に存在し、基本的に主人公たちがその世界で何をするべきかのイベントシーンが流れる。
リク編ではほとんどのワールドがこのルームでボスと戦うだけで終了する。
みちびきのキーカードのルーム
2番目に訪れることになるイベントルーム。
大概はここのイベントでヴィランが現れたりなど、そのワールドの物語が加速化する展開となる。
ソラ編の11階、13階以外とリク編の地下12階、地下2階に存在する。
真実へのキーカードのルーム
最後に訪れることになるイベントルーム。
ソラ編のほとんどのワールドでは、この部屋でボス戦が発生する。
ソラ編の10階までとリク編の地下12階に存在する。
未知なる宝のキーカードのルーム
イベントや通常の宝箱からは解禁されない貴重なカードやストック技を入手できる宝箱が存在するルーム。
- カードが入手できるルームな場合、それらのカードの解禁条件もクリアされる。
このルームに入るには、上記3つのイベントルーム以上に厳しい条件を課されることが多い。
一度宝箱を開いたルームは、COMでは再び開くと通常の宝箱が出現し、Re:COMではルームそのものがなくなってしまう。
なお、Re:COMではKHIIFMをクリア(HD版はDaysを全て鑑賞)すると宝箱が追加されるが、ルームが消滅した後に条件を満たすとルームが復活する。その際、一方は追加された宝箱、もう一方は通常の宝箱となっている。
ソラ編にのみ存在(COMでは13階以外)。
特殊ルーム
見知らぬ部屋
各ワールドを入口側から訪れた際、一番最初に訪れる部屋が必ずこれになる。いわゆるスタート地点のポジションとなる部屋。
ルームの性質は「静じゃくなる闇」に近い。
また、ソラ編でイベントルームを出たあとに移動するルームが未作成だった場合にもこのルームが生成される。
この場合、ルームの内容はイベントルームに入る際に最初に使ったカードのものになる。
いずれの場合も、一度部屋を出た後に隣の部屋からマップカードを使って別の部屋に変える事も可能。
- ちなみに、「見知らぬ部屋」という名前が登場するのはRe:COMのみ。
COMでは無名のルームになる。
乗り越えし者の休息
ソラ編でワールドのイベントを全て終えた際に自動的にワールドの出口に作られる部屋。ソラ編ではそのワールドのボスを倒すとそのままこの部屋に出るがリク編ではボスを倒した後いくつかのルームを経由する必要がある。リク編では回復手段が限られるのでノーコンティニュークリアを目指す際は残りHPに気をつけないとボス戦を再びやらないといけなくなる恐れがある。
忘却の城のイベントに備えて休憩を挟むのもいいかもしれない。
- ワールドクリアまではこのルームのできる場所には入ることができない。
また、各ワールドに出口側から入り直した時も生成される。こちらはソラ編・リク編共通。
ルームの内容は、非常に高低差がある高台の上にセーブポイントと出口ホールへの扉があるというもの。
- この名前が付いたのはRe:COMから。COMの時点では通常のセーブルーム同様、一時の休息という名前だった。
ただし、COMのときから部屋の形状は自分で作成できる部屋と別のものだった。