「FINAL FANTASY」シリーズよりゲスト出演。
FFシリーズにおいてはFF3より登場。当時は「ニャー」という鳴き声(リメイク版では後述の「クポ」に修正されている)で、おなじみの「クポ」という鳴き声になったのは後作のFF5から。
シリーズにおいては必ず主人公達の味方ポジションにあり、宅配サービスをしたり、パーティーメンバーとして一緒に戦ったり、セーブポイントになったり、人形になっていたり、武器に変身したりと様々な形で冒険をサポートする。
DRでは登場する機会を逃してしまったが、実はKHシリーズの皆勤賞キャラクターの1人(?)だった。
- DRで全てのキャラクターが皆勤賞ではなくなった。逆にモーグリ以外でDR以外のキャラクターとしての皆勤賞だったのがこの人と考えると、意外とすごいのである。
役割上FFキャラの中で一番登場回数も関わる機会も多いキャラクターでもある。
同シリーズ内では不思議な一族扱いで、マスコットキャラクターと言うよりはショップキャラクター。各地のモーグリショップを経営している。
- 店はセーブポイントの近くにあることが多い。
様々なアイテムを売買してくれるありがたい存在だが、あくまでも商人。
世界を巡り光を護るキーブレードの勇者だけでなく、世界を混乱に陥れるXIII機関ですらもモーグリにとっては等しく商売相手であり、そこに正義や悪は関係ないようである。
白い体、糸目、赤いポンポン、コウモリのような羽と全体のパーツ自体は出演元であるFFとほぼ一緒だが、ゴム風船を組み合わせたようなデフォルメされた姿で登場。
デザインした野村氏いわく、線を極力減らすことで、自分の理想のモーグリが描けたとのこと。
- 「ポイントは鼻だったんですね…。」
- 後のFFシリーズにもこのタイプのモーグリが出演しており、それらはかつてのもさもさしたモーグリたちと区別して「すべすべしたモーグリ」と呼称されることもある。
また、一部のFFファンたちはこの姿に対してあまり好意的ではない様子。 - ただ、ディズニーの世界の描写に合わせるのなら今の姿の方が良いのだろう、多分。
- 頭のポンポンを触られるのを嫌がるが、KHIIでは触りたがる人が増えたので困っていた。
実はディズニー作品にも「モーグリ」という名前のキャラクターは存在している。が、KHシリーズではほぼ登場していないため影は薄い。
- 一応、Uχで「ジャングル・ブック」のメダルが登場した際にお目見えしていたことはある。
KH
トラヴァースタウンのアクセサリーショップの2階でアイテムアトリエ(合成屋)を経営している。
また、1番街には珍しくショップとは関係のない複数のモーグリの住民?がいた。
1番街の消すと宝箱が出現する4つの炎はモーグリが合成したものらしい。
COM
モーグリルームでカードパックを売ってくれる。
ネバーランドでピーター・パンからのもうひとつの贈り物がこれだった。
カードを売る時は液体の入った鍋のようなものをかき混ぜている。カードを溶かしているのだろうか…。
Re:COM
カードを売る瞬間かき混ぜるのをちょっと早くする。ちょっとかわいい。
KHII
上記のように頭のボンボンを触りたがる人が増えたので、それを避けるためか、拠点となる街に居るモーグリ以外はホログラムで、本体はその場にいないらしい。
以降の作品のショップはこのスタイルが基本となっている。
- 戦闘に突入するとホログラムは消える。
- 生身のモーグリも消える。どうやってるんだ。
- 非戦闘時でも店から離れると見えなくなるし…。
ただ、KHIでは店はトラヴァースタウンにしか無かったので、ホログラムでも各地に出張してくれるのは大変ありがたい。
しかしどうやって過去の世界やXIII機関の本拠地まで…。
- 後述のDaysの項の通り、XIII機関を相手に商売をしているモーグリもいるため、存在しなかった世界にいること自体は不思議ではない、かも。
Days
黒コートを着ているモーグリ(名前はモグ)が存在しなかった城のロビーにいる。
ディレクター曰くこのコートは機関が用意したのだろうとのこと。
このモーグリはやけにロクサスを気にかけていて、ストーリーの随所で彼を心配するセリフが見られるだけでなく、最終的に機関を飛び出したロクサスを心配し、トワイライトタウンに店を開いて来てくれる。
残された機関メンバーは困ったことになっただろうに……。
- しかもKHIIでは全く別のワールドで店を開いている。
もっとも、存在しなかった世界には別のモーグリが店を開いているので問題は少ないと思われる。
BbS
基本的にはKHIIと同じだが、ショップの品ぞろえは全ワールド共通になっている。
- 本作で生身のモーグリが登場するのはレイディアントガーデンとミラージュアリーナのみ。
本作において、世界の壁が壊れる前からあらゆる世界に流通網を持つ恐ろしい一族であることが発覚。
- とはいうものの、ゲーム上の都合上いたるところにいるのはしょうがない。
coded
KHII同様ホログラムが各ワールドでショップを開いている。
ホログラムなので、データ・リクのデータ内部なんて変な場所に居ても違和感が少ない。
- データ内部にいるモーグリ本人曰く「なんでここにいるかわからないクポ…」。ホログラムなのに「いる」という感覚があるのだろうか?
3D
各ワールドでショップを開いている他、フリックラッシュの受付も担当している。
- ちなみに、受付の周辺にいるモーグリたちは、ホログラムではなく全員本物である。
しかし、眠りに閉ざされた世界が創りだした住人に変わりはない。
χ
ついにおとぎ話の時代にも登場。
宝箱を開けると時々出現し、クポの実or完熟クポの実とカードを交換してくれる。
カードドローのアニメーションにも登場。
ショップ以外では、イベント時主人公に「ライツドローバングル」を貸してくれる。
- このイベントの前後には、モーグリが謎の人物と会話をするシーンが流れる。ライツドローバングルもこの人物に依頼されて渡していた模様。
- ちなみにこのシリーズのモーグリはプレイヤーのことを「お得意様」と呼んでいる。
また、デイブレイクタウンでは店を経営している。ただし買い物などはできない。
カウンターのすぐそばの宝箱を開けてモーグリを出すとちょっと面白い。
本作のモーグリは他の作品とは異なり、白い服を着ている。予知者の服に似ていなくもない。
また、登場時や退出時には白い煙を出して瞬間移動(?)する。
一周年記念イベントでは、プレイヤーにグミブロックを集めさせた。
目的は教えてもらえず、イベント終了時に目的が判明。自分のグミシップを作り、全世界にショップを展開するつもりだったのだが、コックピットを作るのを忘れてしまったため、乗れず終いだった。
二周年記念イベントでは、キーブレードを自作しハートレスを倒そうとしたが、敵と対峙したところで真っ二つに折れてしまう。しかしキーチェーンのみは駆けつけたプレイヤーのキーブレードに吸い込まれた。
これを見たモーグリはキーブレード(モーグリオブグローリー)の強化をプレイヤーに依頼する。
今度の計画はキーブレードを自作し、自分で戦って収集して売るという黄金のサイクルを作ろうとしていたらしい。
しかし強化させたキーブレードを使うことはできず、プレイヤーから奪い取ってもプレイヤーに戻っていく始末だった。
Uχ
χ同様デイブレイクタウンで店を構えており、キーブレード使い達からは「店長」と呼ばれている模様。
店で水漏れトラブルが起きたときに慌ててプレイヤーを呼びつけたりしている。プレイヤーは水道屋か何かか…。
- このトラブルの原因はハートレスだったので結果的に呼び出したこと自体は間違いではなかったが。
夏休みイベントにおいて、シーソルトアイスを新商品として売り出していた。
ちなみに上述のχ二周年記念イベントは週末クエストとして実装されている。
プレイヤーが所属するようになったパーティーのメンバーにモーグリの被り物を被っているキーブレード使いがおり、「モグ君」と呼ばれているのが確認できる。
- パーティーメンバーで名前が判明しているのは彼だけだったりする。
メダルとしても実装済み。通常のモーグリメダルは売却するとマニーを多く得られる売却用メダル。
また、キャンペーンでソラやリクと一緒に映ったメダルが登場した。
- ソラとのメダルはキャンペーン終了後にマジックミラーのメダル同様ギルトボーナスを上げる効果に変わった。
- KHIのリクとのメダルは売却することでジュエルを得られるものとなっている。
KHIII
今作にも当然のごとく登場。今作ではトワイライトタウンに本店を構えており、過去作同様ほかのワールドにあるショップではホログラムのモーグリが対応する。
また、モーグリショップでは、アイテムの売買や合成だけでなく、「フォトミッション」と呼ばれる課題が存在する。旅の道中で撮った特定の写真を見せることでアイテム合成のレシピを思いつくようになった。
- フォトミッションで求められるのは「特定のNPCや敵キャラクター」であったり、「ワールドの中でも特徴的な地形」であったりと幅広い。分かりやすくヒントも提示されているため、撮影対象自体は簡単に把握できるだろう。
- 敵エネミーのお題の中にデビルズタワーが混じってるのはどういうことなのか…。
さらに、今回のモーグリは、何とアイテム合成に加えてキーブレードの強化までも担当する。王様達がキーブレードを強化するにあたりイェン・シッドのもとを訪れ、マーリンによって強化を施されていることを考えると、割ととんでもないことをやってのけている。
なお、今作におけるFFシリーズからのゲストキャラクターはなんとモーグリただ一人(一匹?)である。
- オブジェクトや星座としては過去作以上にFFキャラクターの種類が増えているが、ことNPCとしては完全にモーグリのみとなっている。
- モーグリも晴れて(?)星座となった。
今作のモーグリは一見すると過去作と同様の「すべすべしたモーグリ」と呼ばれるビジュアルのようだが、よく見るとちょっとだけもさもさしている。グラフィック技術の進歩の賜物と言えるのだろうが、このモーグリは果たしてどちらのモーグリなのだろうか…?
- 今までのすべすべしたモーグリを見慣れたKHシリーズのみのプレイヤーはちょっと違和感を覚えるところ、かもしれない。
KHIIIRM
さすがに終わりの世界にはいなかったものの、過去に閉じられた世界だろうと再現データの世界だろうと特に説明もなくホログラムで出没して商売をしている。データ世界ではcodedでも商売していたが、さすがにちょっと怖い。
MoM
今作はショップは存在しないため、合成のみを受け持っている。特に何も説明はないが、さすがにこのモーグリは作中の人物と同じく実際のモーグリではなく記憶の中のモーグリなのだろう。