KHII
竜騎士タイプの上級ノーバディ。
ザルディンの配下ノーバディであり、ビーストキャッスルなどに登場する。
イベントシーンでもザルディンが積極的に召喚しておりビーストたちの邪魔をしていた。
ぱっと見はまさにドラゴンという感じで全体的にうねうねしてて気持ち悪いノーバディの中でかっこよく見えるが、実は竜の頭は飾りで本当の頭は竜の首の付け根にある部分。やっぱりノーバディはノーバディだった。
待機時やデザイン画の姿は竜騎士に因んでかFF4のロゴのポーズと酷似している。
突如背中にワープして攻撃、ゆらゆらと高度を上げ回転斬り、ジャンプ攻撃を使ってくる。
特に回転斬りは範囲も広い上に挙動が非常に読みづらいので厄介極まりない。
ジャンプ攻撃以外の攻撃を弾くと一定時間無防備にできる。
この時はドラグーンの頭上に「ラーニング」出来る球体が出現しており、リアクションコマンドでラーニングすると、ドラグーンと同様の「ジャンプ」攻撃を使えるようになる。
グーフィーが攻撃を弾いてくれることも多く、グーフィーが特に活躍できる敵でもある。
無防備の時のドラグーンは、両腕と下半身が変形していて両腕を揺らしている。その姿は天秤のように見える。
ちなみに出現と同時にジャンプ攻撃をしてくるのでそれで死んだ人も多いのではないだろうか。
- 特にFM版のクリティカル・レベル1プレイではリボン系でも無い限り、このジャンプ攻撃一発で即死する程である。
- 例として、本編後半で訪れるトワイライトタウンの「町はずれの屋敷:書庫」では入口から左方向へ進み始めた直後に出現…もといジャンプで急襲してくる為、初見で食らってしまったプレイヤーも多いと思われる。何とも心臓に悪いものである。
- こいつのワープは地形を貫通できないため、時々柱などに引っかかって見当違いの場所にワープ攻撃やジャンプ攻撃を使ってくることがある。
低確率でドナルドの武器「ノーバディランス」を落とすことがある。
ひるみにくい、動きを読みにくい、HPが高いなど上級ノーバディでも厄介な部類なのだが、落とす素材はなんとクリーパーと同じ「はざまのかけら」。
ビーストキャッスルはホロウバスティオン決戦後に最初に行けるワールドの1つだからだと思われるが、戦闘能力とは明らかに見合っていない。
例によってマグネには無力なのが救い。
ステルスバグについて
特徴的な行動として、複数体出現している時に1体でも怯んだ結果反撃を行うと、他の個体もそれまでの行動を中断して一斉に同じ技を使うことがある。
通常この性質自体は左程厄介なものではなく、むしろ敵集団の行動がまとまる為対処が容易になったりするのだが、時としてこれが非常に面倒な現象を引き起こす。
前述の通り一斉攻撃時にはそれ以前にとっていた行動を中断するのだが、そのタイミングが「ジャンプ攻撃時の姿を消してからターゲットの頭上に現れるまでの間」だった場合、不可視状態が解除されないまま他の行動に移行してしまい、それ以降ずっとステルス状態になってしまう。
この時のドラグーンは姿が見えないばかりかロックオンもできず、こちらの攻撃は一切当たらない(当たり判定自体が消失しているらしく、マグネガなどの広範囲攻撃も無力)。にも拘わらず相手の攻撃は普通にこちらに当たる。
この状態は相手が再びジャンプ攻撃を(中断せずに最後まで)使用すれば解除されるのだが、それまではひたすら攻撃を耐え抜くしかない。姿が見えない以上、防御や回避すら困難ではあるが……。
- 敵にジャンプ攻撃をさせる間を与えなければ問題無い。と思いきや、ドラグーンが逐次投下されるバトルだと、既にフィールドいるドラグーンの反撃発動と、新たなドラグーンの出現(=ジャンプ攻撃)のタイミングが重なってしまい、出現した傍からステルス化してしまうことも。
- 一斉攻撃のトリガーになるドラグーンが「反撃を終えた時点」ではなく、「反撃の予備動作を開始した時点」で条件を満たしてしまうのが問題。
既にフィールドに居るドラグーンをマグネで完封したつもりでも、マグネとマグネの合間に一瞬でも相手がフリーになるタイミングを与えてしまうと、その瞬間に新規出現するドラグーンがステルスになり得る。
マグネを一切途切れさせないようにして、予備動作にすら入る隙を与えないようにすれば大丈夫だが。 - ドラグーンの逐次投下が多い追憶への誘いにおける強制戦闘では結構な頻度で発生する。ただでさえ厳しいこのバトルの難易度を(理不尽な形で)さらに上げる結果に……。
- 一斉攻撃のトリガーになるドラグーンが「反撃を終えた時点」ではなく、「反撃の予備動作を開始した時点」で条件を満たしてしまうのが問題。
- 似たような現象はスナイパーでも発生するが、あちらは行動パターン上すぐにステルスが解除される上に、弾は(チャージしている段階から)普通に見えるので、ドラグーンほど深刻な事態にはまずならない。