ゲームではお馴染みの特定対象を狙うための機能。
KHシリーズの場合、通常時は黄色い円形のマークが一番近い攻撃対象に表示され、自身の攻撃もその対象を狙ったものとなる。
ロックオンするとこのマークが青い物に切り替わり、自身の攻撃もロックオン対象を狙い続けるようになる。
ロックオン中はカメラが対象を自動的に追尾するため、相手の様子を常に捉えながら戦うことができるようになる。
多数の敵の中から特定の相手のみを攻撃したい時や、素早い動きでこちらを翻弄する敵を相手にする時に便利である。
ただし対象が瞬間移動したり遠くに離れたりするとロックオンも解除されてしまうため、相手によっては定期的にロックオンしなおす必要がある。
- 作品によってはロックオンできる対象を指して「ターゲット」、表示される円形のマークを指して「ターゲットカーソル」と呼称している。
- 後者については明確に定着したと言えるような呼称が無く、公式でも単に「マーク」「マーカー」等と呼んでいることが多い。ファンからは「ロックオンマーカー」「ロックオンカーソル」等と呼ばれている。
- 黄色いマークが出ている状態を「オートロック」「オートロックオン」、青いマークが出ている状態を「マニュアルロックオン」と呼称している場合もある。
R1ボタンでロックオンする場合が多いが、ボタンの数に制限がある携帯ハードでは操作が異なる。
攻撃対象が複数いる場合はロックオン対象を後から変更することもできる。変更方法は作品によって区々。
一部の作品ではロックオンボタン長押しでシュートロックを行える。
ライブラを装備している時に表示されるHPはこの円形のマークが表示されている敵の物となる。
- ライブラが存在せず、標準的にHPが表示される作品でも同様である。
カメラが固定されている作品ではロックオン機能も存在しないが、近くの攻撃対象に自動でマークが付く機能は残されている場合が多い。
作品によっては複数のハードで出されているため、同じ作品でもハード毎に操作が異なる。本項では、マルチプラットフォーム作品はPSハードの操作に準じて記述している。
KH
R1ボタンでターゲットをロックオンできる。
ロックオン中にL2ボタンでロックオンするターゲットを変更できる。
- コンフィグでオートロックを行わない設定、R1ボタンを押しているときのみロックオン設定にすることができる。これらの仕様は後の作品には引き継がれていない。
- 地面に潜ったシャドウや透明化したインビジブルなどの攻撃できない敵もロックオン対象となるため、後の作品と比べると少々不便。
- 特殊技は敵をロックオンしている状態で対象との位置関係によって発動できる。
ロックオン状態(オートロックでも可能)でなければ発動すらできないが、技の発動後はロックオンを解除したり対象を変更したりしても追加入力はできる。
COM
ロックオン機能は存在しないが、戦闘中は近くの攻撃対象に青いマークが表示される。
Re:COM
リメイクに伴い、R2ボタンで対象をロックオンできるようになった。
ロックオン中にR2ボタンを押しながら右スティック操作でロックオン対象を変更できる。
またフィールド上のハートレスやギミックにも黄色いマークが表示されるようになった。
ただしこれをロックオンすることはできない。
KHII
R1ボタンで対象をロックオンできる。
ロックオン中にR2ボタンを押しながら右スティック操作でロックオン対象を変更できる。
ボスの弱点など一部対象は赤いマークが表示される場合がある。これは通常時もロックオン時も赤いまま。
Days
Rボタンを素早く2回押すとターゲットをロックオンできる。
- カメラ操作をタイプBにしているとカメラ操作ボタンと重複するため、ロックオンするときにカメラが少し動く。
ロックオン中にRボタンを押すとロックオンするターゲットを変更できる。
敵を倒すとターゲットカーソルの周りにChainの光の輪が表示される。
BbS
LボタンとRボタンの同時押しで対象をロックオンできる。
長押しするとシュートロックが行える。
ロックオン中にLボタンかRボタンを押すとロックオン対象を変更できる。
- コンフィグで設定を変えると、Rボタンでロックオン、ロックオン中にRを押しながら方向キーかアナログパット操作で対象変更となる。
BbSFM(HD版)
操作が変わり、R1でロックオン、ロックオン中にL1で対象変更できるようになった。
- コンフィグでPSP版に近い操作にすることも可能。
coded
ロックオン機能は存在しないが、近くの攻撃対象には青いマークが表示される。
Re:coded
リメイクに伴い、LボタンとRボタンの同時押しで対象をロックオンできるようになった。
LボタンとRボタンを同時押ししながら十字ボタン操作でロックオン対象を変更できる。
3D
LボタンとRボタンの同時押しで対象をロックオンできる。
ロックオン中にLボタンかRボタンを押すとロックオン対象を変更できる。
- コンフィグで設定をタイプBにすると、Rボタンでロックオン、ロックオン中にRボタンを押しながら十字ボタンかスライドパット操作で対象変更となる。
条件を満たすと円形のマークがピンクの物に代わることがある。
これはリアリティシフトが発動可能であることを示している。
3DHD
操作が変わり、R1ボタンでロックオン、ロックオン中にR1ボタンを押しながら左スティック操作で対象変更できるようになった。
- コンフィグでタイプBに設定すると3DS版のタイプA(デフォルト)に近い操作となる。
タイプCに設定するとR1ボタンでロックオン、ロックオン中にL2ボタンかR2ボタンで対象変更となる。
χ
ロックオン機能は存在しないが、フィールド上のクリックできる対象にカーソルを合わせるとマークが表示される。
落ちているアイテムや宝箱は緑色のマーク、ハートレスなどの敵は赤色のマークとなる。
また、レイドボスに対しても赤色のマークが表示される。
雑魚敵戦、レイドボス戦ともに、クリックすると一旦表示が消えて攻撃が行われ、こちらのターンが回ってくると再度マークが表示さる。
Uχ
雑魚戦では複数の敵が出現し、レイドボス戦では複数の部位に攻撃できるようになり、それぞれにマークが表示される。
基本的に青緑のマークが表示されるが、レイドボス戦の本体ではない部位は赤色のマークが表示される。
これをタップするとメダルのアビリティを使用しない単体攻撃を行う。
KH0.2
R1ボタンで対象をマニュアルロックオンできる。
長押しするとシュートロックが行える。
マニュアルロックオン中にR2ボタンを押すと対象を変更できる。
KHIII
今作のチュートリアルの説明では、黄色いマークが出ている状態をロックオンとしている。
R1ボタンでロックオン対象を固定できる。
長押しするとシュートロックへ移行しシュートフロー、またはアスレチックフローが行える。
ロックオン対象の固定中にR2ボタンを押すとロックオン対象を変更できる。
MoM
ロックオン機能は存在しないが、ターゲットが近づくと表示されるタイミングガイドが他作品における攻撃対象の黄色いマークに似せたものとなっている。
タイミングガイドの外側の円が内側の円と重なるタイミングで入力をしなければならない。