ワールド/【プライド・ランド】

Last-modified: 2023-09-03 (日) 12:35:59
原作ライオン・キング
仲間キャラシンバ
通常BGMAdventures in the Savannah
戦闘BGMSavannah Pride
登場作品KHIIMoM

ディズニー作品「ライオン・キング」の世界

  • ちなみに「プライド」とはライオンの群れのことを指す用語。

広大な平原が広がる緑豊かな野生動物の王国……だったが、現在はムファサ亡き後に王となったスカーの悪政により荒れ果ててしまっている。


動物たちのワールドということで、このワールドでは秩序の魔法ソラは子ライオン、ドナルドは鳥、グーフィーは陸ガメの姿になって戦う。
これまでもコスチュームが変わることや、下半身が人魚になったことはあったが、ここまで姿が変わってしまうのは初めて。

  • ソラはこの姿を、「ちょっとカッコイイ!」と気に入っている様子。
  • しかし、ワールドに入った直後ハイエナの群れに襲われて散開した時は、ソラは流石に四足歩行には慣れていなかったためか走っている途中で転んでしまい、「歩きにくい」と零してもいる。
    • グーフィーが歩き方のコツを教えてくれたためか、以降は自由に移動できる。
      • グーフィーも普段二足歩行なのに……。アトランティカでウミガメとして過ごした経験だろうか。
  • 再会したシンバは、流石に言われないとソラ達だと気づかなかった。

ドナルドが言うにはソラが動物に変身できたのは服のおかげらしい。

  • ドナルドの魔法で各ワールドに則った姿に変身しているという設定はあるが、恐らくドナルドの魔法ではソラを完全に子ライオンの姿に変えるのが難しかったのではと考えるのが良いだろう。
  • ソラ以外はドナルドの魔法で変身しているのだろうか。
    • ドナルドとグーフィーは元から動物だから可能だったのかもしれない。

 
また、ピートが初めて敵側のキャラクターにおける特殊なワールドでの変身を披露した。


「ライオン・キング」は野村ディレクターがディズニー作品の中でも特に好きな作品ということもあり、KHIの時点で登場ワールドの候補に挙がっていたが、当時は専用モーションの製作が技術的に(恐らくスケジュール的にも)ネックとなりボツとなってしまっていた。
KHIIの非常に凝った作りには満を持しての企画実現によるディレクターを初めとしたスタッフの情熱が溢れ出ていると言えるかも。


登場キャラクター→キャラクター/プライド・ランド


場所

峡谷

エピソード1のスタート地点である小さなマップ。

象の墓場

その名の通り、朽ちて骨だけになった象の死骸が多くある、おどろおどろしい場所。
ハイエナたちが住処にしており、シンバとナラはムファサにここには近づかないように言われていた。

サバンナ

広大なサバンナの大地。
KHIIのゲーム中で一番大きなマップであり、とにかくだだっ広い。
マップ自体も平坦な地形で変化が少なく迷いやすいため、遠景に見えるプライド・ロックや象の牙などを目印に進むといい。
エピソード2ではここで超巨大ボスハートレス・グラウンドシェーカーとのバトルとなり、広いマップを活かしたバトルが展開される。

プライド・ロック

突き出た岩からサバンナ中を見渡せる、プライド・ランドを治める王の宮殿とでも呼べる場所。
原作映画でラフィキが産まれたばかりのシンバを抱いて高く掲げるシーンは映画の中で最も有名なシーンと言えるだろう。
KHIのシンバの召喚シーンでも、プライド・ロックの上から咆哮するアニメーションが挿入される。

岩穴

ラフィキが占いを行う岩穴。映画と同じくシンバの絵が描いてある。

王の間

プライド・ロックのある岩山にある岩穴で、プライド・ランドを治める王の住処となっている場所。

頂上

プライド・ロックのある岩山の頂上。
エピソード1のボスであるスカーとの戦いが行われる。
クリア後に訪れるとランダムでラピットスラスターの大群が出現し、経験値稼ぎに利用されやすい。

  • ただしKHIIFMでは大群が出現しにくくなり、その場合は嫌がらせとばかりに一体しか出ないよう変更された。
    ラピットスラスターの落とすプライズもMPプライズからHPプライズに変わっているため、HPを残り少ない状態で維持してEXPチャンスを発動しながら戦うことが難しく、お手軽なレベル上げには不向きになった。

ヌーの谷

ヌーの大群が暮らしている谷。
原作映画ではここでスカーがシンバとムファサを罠に嵌め、ムファサは命を落としてしまう。そのシーンはKHIIでもシンバの回想として再現される。

荒地

ジャングルへと続く岩肌の地形。
スカーの思惑通りにヌーの谷から命からがら逃げてきたシンバはここを通ってジャングルへと辿り着いた。

ジャングル

ティモンプンバァが住んでいるジャングル。
映画でもKHIIでも、シンバはここで暮らすうち「ハクナ・マタタ」(=くよくよするな)の精神を学び、すっかり堕落してしまっていた。

オアシス

ジャングルの中でも高台にある滝。

KHII

原作後半の荒れ果てたプライド・ランドが再現されているほか、象の墓場、ヌーの谷、ティモンとプンバァが暮らしているジャングルなど原作に登場した多くの場所に行くことができる。
他のワールドと比較してマップが広いが、後述するようにこのワールドでは速く移動することができる。
そのためあまり気にならないどころか、むしろ広いマップを高速移動しながら戦えるので他のワールドでは楽しめない疾走感が楽しめる。
ぜひ一度は駆け抜けながらキーブレードを振り回してみよう。


アトランティカ同様、このワールドには一度も立ち寄らなくてもゲームはクリアできる。

ライオン変身時の操作

完全な四足歩行に変身ということで、当然発動できる技やモーションは他のワールドとは全く違う独自のものになる。
動物なので速く走ることができるが、服を着ていないためフォームチェンジが使えない、召喚魔法やシンバ以外との連携技が使えないなどの変化もある。
移動スピードは普段でもアンチフォーム以上、ダッシュ使用時はグライドレベルMAX並みになる。
アクションアビリティも固有のものになる他、コンボプラスエアコンボプラスがそれぞれ2つずつ追加、装備される。
固有のアクションアビリティは以下の通り。


ステータス画面で確認できるアビリティはないが魔法の性能も変化している。
威力や攻撃範囲は通常時と同じだが、素早く連発できコンボ数が無限になり空中でも降下しつつコンボを行え自由に移動しながら発動できる、とあらゆるフォームの魔法を組み合わせたような性能。
また、ライオン時はリアクションコマンドも通常のソラが使用できるものとは分かれている。
ライオン時に使用できるリアクションコマンドはいずれも普段のソラは使用できず、逆もまた然り。