159　大成功です

159 ：152 ：2009/01/13(火) 19:35:47 ID:SjhtAdlH
～出勤前・タクシーの中～
　
トビー「いや～～チーフ、ワイハ楽しかったッスね～～!!」
デンゼル「当たり前だ!!●●●野郎!!まさにアロハオエ～～●●●!!」
トビー「ハッハッハッ!!ところでチーフ、セツコにお土産買ってきたんッスか？」
デンゼル「この●●●●野郎!!そんな金あったら、酒に使ってるに決まってるだろ!!」
トビー「ですよね～～!!」
　
～会社・フロント～
デンゼル「グッモーニン!!」
トビー「おざ～～っす!!」
フロント娘『……』ﾋｿﾋｿ
トビー「ん？どうしたんですか？フロントのお嬢さん方」
ステラ「……!!」←ｷｯと涙目で睨む
デンゼル「お、おい。なんで涙目で……」
ファ「……知らなかったんですか……」←悲しそうに言ってる
トビー「な、何がだよ!?」
フォウ「……セツコさんが……」←悲しそうに言ってる
デンゼル「何!?セツコがどうしたってんだ!?」
ルナマリア「……セツコさんが……セツコさんが……ううっ……」←泣いている
　
　
160 ：それも名無しだ ：2009/01/13(火) 20:11:45 ID:SjhtAdlH
デンゼル「はっ……!!」
トビー「急ぎましょう!!」
デンゼル「あっ……ああ!!」
　
～グローリー・スター部署～
デンゼル「おいっ!!セツコ………なっ……!!」
トビー「どうしたんだ…って……なっ……!!」
　
（部署の中には首を吊っているセツコがいた）
　
デンゼル「セツコ……お前……」茫然
トビー「なんで……なんで!!」←涙が出てくる
デンゼル「そんなに辛かったのか……お前……」←涙が出てくる
セツコ『……あなた達のせいですよ……チーフ……先輩……』←首を吊っているセツコから
トビー「なっ……!!」
デンゼル「セ……セツ……コ……」
セツコ『あなた達が仕事を放棄して、海外に有給使っていった事……』
トビー「そ、そ、それはチーフが……!!」
デンゼル「何!?お前だって……!!」
セツコ『それだけではありません……チーフはセクハラな言葉を連発……』
トビー「ほーら!!見てください!!やっぱりチーフが……!!」ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
セツコ『先輩は全く営業をしないで、会社で遊んでばっかり……』
デンゼル「ほら見ろ!!お前だって……!!」ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
セツコ『……私はもうあなた達と仕事していく気力が無くなりました……だけど……』
　
　
161 ：それも名無しだ ：2009/01/13(火) 20:27:09 ID:SjhtAdlH
トビー「だ…だけど、何だよ!?」ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
セツコ『……私はこのままなのも悔しい……せめて、私をここまで追い詰めたあなた達に復讐しなければ……』
デンゼル「……ふっ、復讐!?」ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
セツコ『……そうです。だから私は……』
ｷﾞｷﾞｰｯﾊﾞﾀﾝ（入り口のドアが閉まる）
トビー「チ、チーフ!!ドアが閉められましたよ!!」
デンゼル「なっ……!!」
セツコ『……私はあなた達を逃がさない……私を追い詰めたあなた達を……』
トビー「なっ……なあ、セツコ？冗談だろ？」ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
セツコ『……冗談ではありません……』
デンゼル「セ……セツコ、俺達が悪かった。だから……」ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
　
（誰かの手が２人の肩に触れる）
　
セツコ「最早、問答無用です!!」
デンゼル＆トビー『ひぎゃああああああああああ!!!!』
　
　
162 ：それも名無しだ ：2009/01/13(火) 20:50:26 ID:SjhtAdlH
セツコ「プッ…ハハハハハハハハハハ!!」
ｶﾁｯ（電気をつける）
デンゼル「なっ……」ﾎﾞｳｾﾞﾝ
トビー「セツ……コ……」ﾎﾞｳｾﾞﾝ
セツコ「ハハハハハ……皆さ～ん、入ってきて下さ～い!!」ｶﾞﾁｬ
トビー「あれ……あんたら……」ﾎﾞｳｾﾞﾝ
ツィーネ「ハハハハハ!!聞いた？『ひぎゃああああ!!』だって!!『ひぎゃああああ!!』」ｹﾞﾗｹﾞﾗ
フェイ「ハハハハハ……!!どうやら、大成功みたいですね、セツコさん」ｹﾞﾗｹﾞﾗ
デンゼル「ど……どういうこった？」ﾎﾞｳｾﾞﾝ
ファ「実は、私達全員でセツコさんを大晦日で１人で働かせた、チーフとトビーさんへのドッキリを仕掛けたんですよ」
ミヅキ「やっぱり、女の子１人に働かせて海外に行くって言うのも、いくら何でもあんまりでしょ？」
フォウ「だから、仕事初めの今日、みんなでドッキリをしようって決めたんです」
エィナ「因みに発案者はツィーネ様です」
ツィーネ「ちょっ……言うんじゃないわよ!!」
琉菜「でも楽しかった～。今度、エイジにも仕掛けようかな～」
ステラ「ステラ……シンに仕掛けたい…」
ルナマリア「あっ、いいわねそれ!!シンはどういう反応するかしら？」
リィル「エイジさんとシンさん……多分反応同じかも……」
　
　
163 ：それも名無しだ ：2009/01/13(火) 21:10:25 ID:SjhtAdlH
デンゼル「……」ﾎﾞｳｾﾞﾝ
トビー「……」ﾎﾞｳｾﾞﾝ
セツコ「……ご、こめんなさい。チーフ、先輩。私は一応止めたんですけど……」
デンゼル「…お、ま、え、ら～～～……」ｺﾞｺﾞｺﾞ
セツコ「チ、チーフ？」
デンゼル「全員そこになおれ!!●●●してやる!!」ﾄﾞｶｰﾝ
女全員『キャ～～～～!!セクハラ～～～!!』ﾀﾞﾀﾞﾀﾞ←逃走
デンゼル「誰がセクハラだ～～～!!」ﾄﾞﾄﾞﾄﾞ←追走
トビー「……ハハハハハ……行っちった……」ﾎﾞｳｾﾞﾝ
　
～社長室前～
　
アサキム「フフフ……よく来てくれたね……魂を覆す者……株式会社影鏡の社長に２人の秘書よ……」
？「御託はいい。それより今日は、この会社で最近珍しい物があると聞いて来たのだが……『かわいいカバー君』と言ったか？」
？「……正確には『かなりーカバー君』です、社長」
？「ああ、それだ。是非ともそれを作っている部署の視察に来た、これがな」
？「でも……私……『かわいいカバー君』も結構好きですの……」
アサキム「フフフ……まずは僕の部屋でゆっくりしていってくれ……」
ﾄﾞﾄﾞﾄﾞ……
？「ん？なんだ？」
　
　
164 ：それも名無しだ ：2009/01/13(火) 21:23:41 ID:SjhtAdlH
セツコ「キャ～～ごめんなさ～～い!!」ﾄﾞﾄﾞﾄﾞ
女全員『キャ～～～!!』ﾄﾞﾄﾞﾄﾞ
デンゼル「待ちやがれ～～!!この●●●ども!!」ﾄﾞﾄﾞﾄﾞ
ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ……
アサキム「……」←走ってきた全員に踏まれた
秘書２「……大丈夫ですの……？社長」←瞬間移動で避難
社長「ああ……それよりこの男だ……」←秘書２の瞬間移動で共に避難
秘書１「大丈夫でございますですか？」←秘書２の瞬間移動で避難
アサキム「……フフフ………」ｼｸｼｸ
　
　
その後、私達は
セツコ「ううっ……」ｼｸｼｸﾒｿﾒｿ
デンゼル「泣くな、●●●!!俺が泣きてぇぐらいだ!!●●●●!!」
トビー「……なんで俺まで……」ﾊｧｯ
食堂、フロントの女の子、ツィーネさんと一緒に、１人４００文字×１００枚の反省文を書く羽目になりました………
　
　
～終～
　
　
165 ：それも名無しだ ：2009/01/14(水) 18:30:27 ID:IsRIDCnH
っていうか、チーフとトビー何日有給取ってんだよ
一月が半分近く終わってんぞｗ
　
　
166 ：それも名無しだ ：2009/01/15(木) 12:42:05 ID:Rq22B6VZ
≫164ＧＪ
有給使い果たしたチーフとトビーは簀巻きにされるべき
某スレのリュウセイのように