33 試作品評価 エクソダス編です

Last-modified: 2010-06-26 (土) 21:43:31

33 :試作品評価 エクソダス編 1/4 :2008/10/30(木) 17:31:50 ID:GH/flEuQ
私たちグローリー・スターは、かなりーカバー君だけでなく
ゼウスの各部署で開発された試作品を、販売できるか試験し、評価する仕事もしています。
 
デンゼル「そして、今回エクソダス部からまわされた試作品がこれだ!!」
トビー「チーフ…これって何すか?」
デンゼル「見ての通りドリンクだ。」
セツコ「KGドリンク…って書いていますが…。」
デンゼル「キング・ゲイナー・ドリンク、略してKGドリンク、エクソダス部が推薦する今年確実にヒットする商品だと言っていた。」
トビー「今年ももう僅かッスけどね…けど、これって仮○ライダーふりかけとか、ウルトラマ○チョコみたいなノリのやつですか?」
デンゼル「いや、これはそんなものとはわけが違う…これを飲むと、ある行動を行う事が出来るんだ。」
トビー「もしかして…生身でオーバースキルができるようになるとか?」
デンゼル「それは今、向こうで人間サイズのオーバーコートが開発されている。」
セツコ「じゃあ、キングゲイナーだから、ゲイナー君みたいにチャンプになれるんですか?」
デンゼル「それも違うぞ、セツコ…キングゲイナーと言えば何がある?」
セツコ「キングゲイナーと言えば…オーバーマン、オーバーデビル、シベ鉄、シルエットマシン、ミイヤ……。」
デンゼル「おいおい、そんな有形的なものじゃないぞ…もっと有名なのがあるだろう?」
トビー「有名…エクソダスっすか?」
デンゼル「おいおい、お前達も実際に聞いた筈だろう…ゲイナー君の熱いあれを。」
セツコ「熱いあれ…あっ、あれってまさか!?」
デンゼル「そう、これを飲めばゲイナー君と同じ、胸の内に秘める秘密を壮大に告白する事が出来るんだ!!!!!」
トビー&セツコ「な、なんだってーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」
デンゼル「●●●●、大声を出すな、隣の部署から文句がくるぞ!!」
トビー「し、失礼しました…それで、それの効果を試験するという事は…。」
デンゼル「そうだ、これを飲む事になる…一応、副作用はないらしいぞ。」
セツコ「そ、そんな…。(そんなの飲んだら、先輩への恋心がばれちゃう!?)」
トビー「ま、マジかよ…。(飲んだら、この前経費で買った美少女フィギュアの事喋っちまうかも。)」
デンゼル「これは、告白出来ない●●●な野朗を後押しするよう開発されたからな…さあ、普段隠している胸のうちに秘めた想いを告げるといい。」
トビー「え、えっと…俺さっきジュースがぶ飲みして腹の調子悪いから、遠慮しときます。」
セツコ「わ、私はドリンクは絶対飲むなという家訓がありまして、その……。」
デンゼル「ええい、どいつもこいつも●●●●だな、それくらい我慢したらどうだ!!」
トビー「だったら、チーフがそれ飲んでくださいよ。」
デンゼル「お、俺は…チーフだから、別に飲まなくても良いんだ。(オカマバーに行くのが趣味だと、ばらしたくはない。)」
 
チリリリーーーン、チリリリーーーン♪(今頃珍しい黒電話)
 
 
34 :試作品評価 エクソダス編 2/4 :2008/10/30(木) 17:32:34 ID:GH/flEuQ
セツコ「あっ、電話だ…はい、もしもし此方株式会社ゼウス、グローリースター課でございます。」
アサキム「フフフフ、君は僕に何を見せてくれ……。」
ガチャン
トビー「ん?どうした、セツコ?」
デンゼル「誰からの電話だ?」
セツコ「いえ、間違い電話だったようです…それで、ドリンクの事はどうしま…。」
 
ガシャアアアアアアアアアン!!!!!!!
 
アサキム「フフフ、セツコ、君が会いたくないようだから、僕から会いに来たよ。」
セツコ「い、いやああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」
トビー「お、お前は…アサキム・ド~~~~~~~ウィン!?」
デンゼル「知っているのか、トビー・ワトソン?」
トビー「巷で結構噂されている男ですよ…むさい男や女性を追いかけ、その悲鳴を聞くのを喜びとしている変態っす。」
アサキム「何故、名前を伸ばす…まあいい、僕が用のあるのは、そこの悲しみの乙女だ。」
セツコ「ひっ!?」
トビー「この変態野朗…俺達のセツコには指一本触れさせないぜ!!!」
セツコ「トビー……。」
トビー「何故なら…セツコをおちょくって、困っている顔を見るのは俺達だけで十分だからだ!!!」
セツコ「………ザ・グローリー・スター……。」
トビー「ああ、冗談冗談、お願いだからかなりーカバー君こっちに向けないでくれ!?」
セツコ「もう、冗談なら冗談ってはじめから言ってくださいよ♪」
トビー「あ、ああ……。(やべぇ、あの目はマジだったぜ。)」
アサキム「ふっ、僕を前にして漫才とは余裕だね。」
セツコ「アサキム……。」
トビー「やべぇぜ、確かこいつ変態だけど、めっちゃ強いって噂だからな…。」
アサキム「さあ、始めようじゃないか……恐怖と絶望の宴を!!!」
セツコ「アサキム!!!」
トビー「ちぃ!?」
デンゼル「あいや、ちょっと待った。」
トビー「んだよチーフ、今結構ヤバイ瀬戸際だってのに。」
アサキム「なんだ……今更嘆いても、逃がす気はないよ、次元の果てまでも追いかける。」
デンゼル「いや、何…時にアサキム君と言ったな、君喉が渇いていないかね?」
アサキム「渇きは常にあるさ…僕の魂魄は、因果の鎖で結ばれているのだから…。」
デンゼル「そうか…よくわからんが、喉が渇いているのなら、これでも飲むかね?」
つKGドリンク
トビー「ちょ、チーフそれ……。」
アサキム「ふむ…もらえるのなら、貰っておこうか。」
デンゼル「出来れば、飲んだ後の感想もいただけるとありがたい。」
 
 
35 :試作品評価 エクソダス編 3/4 :2008/10/30(木) 17:33:28 ID:GH/flEuQ
アサキム「解った、では頂こう……んぐっ、んぐっ、んぐっ。」
トビー「(チーフ…あの野朗にアレ飲ませていいんですか?)」
デンゼル「(仕方ないだろう、お前達が飲まないから…報告は今日の夕方までなんだぞ。)」
トビー「(いいんすかね、試作品部外者に飲ませて。)」
セツコ「(万が一の時はアサキムを始末すればすむ話ですから。)」
トビー「(セツコ、お前にこやかな顔で怖いことを言うなよ…。)」
デンゼル「ん、飲み終えたようだな……どうかね、感想は?」
アサキム「ああ、不味くはなかった………があっ!?」
デンゼル「な、なんだ?」
セツコ「もしかして、ドリンクの副作用とか!?」
トビー「セツコ、そんな無茶苦茶可愛い笑顔で言うなよ、鳥肌もんだぜ。」
アサキム「!!!!!」
セツコ「えっ、何!?」
デンゼル「まさか…始まるのか!?」
トビー「始まるって……まさか、あの……。」
 
 
そうだ!
どうせ聞こえるなら、聞かせてやる!
セツコ!
好きだー! セツコ! 愛してるんだ! セツコー!
Z発売前から
好きだったんだ!
好きなんてもんじゃないぞ!
セツコの事はもっと虐めたいんだ!
セツコの事はみんな、ぜーんぶ虐めておきたい!
セツコを泣かせたいんだ!
潰しちゃうくらい泣かせたいんだ!
心の声は
心の叫びでかき消してやる! セツコッ! 好きだ!
セツコーーー! 嫌いなんだ!
僕のこの心のうちの叫びを
きいてくれー! せっちゃーん!
Zのオリジナルが発表されてから、セツコを知ってから、僕は君の虜になってしまったんだ!
泣かせたいってこと! いじめたいってこと! 僕に振り向いてくれ!
セツコが泣き叫んでくれれば、僕はこんなに嬉しいんだ
心の弱い君なら、僕の心のうちを知ってくれて、僕に応えてくれるだろう
僕は君を僕のものにしたいんだ! その美しい身体と美しいすべてを!
誰が邪魔をしようとも奪ってやる!
男がいるなら、今すぐ出てこい! 相手になってやる!
でもせっちゃんが僕の愛に応えてくれれば戦いません!
僕はセツコをレイプするだけだ! 君の心の奥底にまでレイプしてやる!
力一杯のレイプをどこにもここにもしてあげる!
レイプだけじゃないぞ! 心から君を蔑むぞ! それが僕の喜びなんだから
悲しみを分かち合えるのなら、もっとふかいレイプを、どこまでも、どこまでも、させてもらいます!
セツコ! 君が絶望の中にいるのなら、さらに絶望させてもみせる!
 
 

36 :試作品評価 エクソダス編 4/4 :2008/10/30(木) 17:36:46 ID:GH/flEuQ
トビー「…………。」
デンゼル「…………。」
セツコ「…………。」
アサキム「嗚呼、何て甘美なんだ…例えるのなら因果の鎖から解き放たれ、神々に愛されたものが行けるエリュシオンの野へと下りたようだ。」
デンゼル「つまり…とてつもなく、清々しい気分だと?」
アサキム「ああ、そうなるかな……本当に気分が良い……。」
デンゼル「成る程…メモメモっと……。」
アサキム「今日はそのドリンクに免じて、引き上げる事にするよ…セツコ、また会おう。」
トビー「あっ、行っちまった……これも、このドリンクのお陰って事か?」
デンゼル「評価も決まったし……これで、俺達の首も繋がるだろう。」
トビー「いやぁ、色々あったけど一件落着って事っすね……あっ。」
セツコ「…………。」
トビー「まあ、その、なんだ……犬に噛まれたと思って忘れた方がいいぜ、うん。」
セツコ「いやあああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」
 
 
こうした実験の元、KGドリンクは市販される事となった。
 
このドリンクは勇気を補うドリンクとして、数多く売買された。
 
これにより、株式会社ゼウスの株価は上昇し、社員の給料もアップ
 
社員全員が幸せになった……セツコ・オハラを除いて。
 
 
アサキム「有限実行として、まず君の肉体に味噌とこんにゃくを練りこむ!!!」
セツコ「やめて、もうやめてええええええええ!!!!!!」
アサキム「もっと絶望しろセツコ、共にエリュシオンの野に行く為に。」
セツコ「助けて、誰か、誰かああああああ!!!!!!!」
アサキム「その絶望の叫びが、楽園への扉を開く鍵なのだから!!!」
セツコ「いやあああああああああああああ!!!!!!!!」
 
 
 
果たして、彼女に幸福は訪れるのだろうか?
 
セツコに幸あれ。(こんなことかいといてなんだけど)
 
 

37 :あとがきという名のいいわけ :2008/10/30(木) 17:39:33 ID:GH/flEuQ
ネタを思いついたのはいいが、オチがグダグダになってしまった。
 
反省もしているし、後悔もしている。
 
因みに、アサキムの告白(?)は過去のセツコスレから掘り出したもの
 
本編どおりなのは可哀想なので、味噌とこんにゃくを練りこむ事にしてあげた。
 
これなら、セツコもそんなに不幸じゃないよね?
 
では、さらば。
 
 
38 :それも名無しだ :2008/10/30(木) 18:05:40 ID://VQXrpc
なんという良いスレ
 
 
39 :それも名無しだ :2008/10/30(木) 19:31:40 ID:wFYWv2mC
≫セツコーーー! 嫌いなんだ!
どっちやwww GJGJ