エリアドール

Last-modified: 2008-05-31 (土) 13:33:56
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 エリアドールは、指輪物語の舞台であるミドルアースという大陸の北西部を指す地方名である。指輪物語の舞台である、太陽の第三紀という時代においては、エリアドールはミドルアース大陸の最北西部に位置した。「太陽の第三紀という時代においては」と断るのは、太陽の第一紀の末まではこのさらに西にベレリアンドと呼ばれる地方があったからだ。
 太陽の第二紀のはじめのベレリアンドの沈没は史上最強にして最悪の魔王モルゴスの滅亡における副産物であった。その後、ベレリアンドの沈没から逃れたエルフたちはエリアドールの西端の灰色港に、人間は海の彼方のヌメノールに、それぞれ居住するようになった。
 この時代のエリアドールについてははっきりしたことは分からない。エリアドールがこの世界の歴史の表舞台に立つのは太陽の第二紀3320年、故郷を失ったヌメノール人たちがこの地にアルノール王国を建設したときであった。アルノールは繁栄したが、太陽の第三紀861年に3つの王国(アルセダイン、ルダウア、カルドラン)に分裂し、争いを始めた。結果、エリアドールの北方アングマール地方に出現した魔王(「アングマールの魔王」と呼ばれる)に各個撃破され、約太陽の第三紀1975年にアングマールの王国を道ずれに全て滅亡した。
 それ以後、この地方の多くは荒廃し、廃墟と化した。指輪物語の時代に、人あるいは暗黒側ではない亜人(エルフとか、ドワーフだとか、ホビットだとか)が住んでいた土地は数えるほどしかない。


エリア

ブリー郷
ホビット庄
エレド・ルイン
北連丘
さびし野
アングマール
トロルの森
裂け谷
霧ふり山脈
イヴンディム
エテン高地
フォロヘル

コメント

  • イブンディム追加してください -- ぐぐ? 2007-08-05 (日) 01:30:30