アイドルバラエティ ワクワク☆無人島サバイバル！

概要

開催期間:2018/8/22(水)～2018/8/30(木)

OP

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(島の海岸)	柚：無人島だーっ！	ナターリア：置き去りだゾ～ッ！！	柚＆ナターリア：わーい♪	春菜：ふたりとも楽しそうですね。状況的には、かなりハードな気がしますけど……。	清良：うふふ、大丈夫ですよ。4人で力を合わせれば、きっと無事に帰れます♪
春菜：清良さんが言ってくれると、心強いですねー。よし、上条春菜、サバイバルします！	ナターリア：……そういえば、プロデューサーが見当たらないゾ。どこにいるのかナ？	柚：ううっ、ナターリア。プロデューサーサンは、あのお空の彼方から見守ってくれてるよ……。	ナターリア：ええーっ！プロデューサー、空に昇ったのカ！？	清良：ゆ～ず～ちゃん？	柚：あははっ、ごめんごめん！ちょっと刺激的なジョークでした～。
春菜：プロデューサーさんは、他のスタッフさんと一緒に、沖合の船で待機してますってば。	清良：何かあったら、すぐに飛んできてくれるはずよ。	ナターリア：そっか！それなら安心ダナ！	清良：確認しておきましょう。みんな、緊急連絡用の端末はちゃんと持ってますね？	3人：はーい♪	柚：よし、それじゃみんな！じゃんけんしよう！
ナターリア：ジャンケン？なんでダー？	柚：このチームのリーダー決め！雰囲気出して、『隊長』がいいかな。これは大事なことだよ～。	春菜：じゃんけんをするまでもないような……。唯一の大人ですし、一番頼れる清良さんが適任では？	柚：あはは、まぁね！けど、せっかくスリリングな状況だし、盛り上がる方向でやっていきたいなーって。	ナターリア：面白そう！ナターリアも隊長したいゾ！	清良：ふふっ、面白いわね。それなら、じゃんけんで決めましょう♪
春菜：わかりました。……もしも私が隊長になったら、眼鏡の着用を義務付けましょう！	柚：いいよいいよ！隊長になれたらね♪いっくよ～、最初はグー！じゃんけん！	4人：ぽんっ！	柚：おおっ！？アタシがグーで、みんなはチョキ。つまり……？	3人：柚隊長！	柚：ほ、本当に隊長になっちゃった……。まぁ、ヨロシク！みんなで元気に楽しくサバイバっていこうねー！

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状況確認班

フェーズ1,2(通常応援) ナターリア

フェーズ1,2(レア応援) 清良

フェーズ3 柚＆春菜

第1話

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(島の海岸)	ナターリア：浜辺、ぜーんぶ見て回ったゾーッ！	春菜：何かありましたか？	ナターリア：うん！木の根っことか、ヤシの実とかでいっぱいダ！	春菜：な、なるほど。	清良：どれも漂着物でしょうね。遠い海を越え、波に運ばれてきた……。
柚：ロマンだね～。そこから使える物が見つかりそう！あ、まずはみんなの持ち物を確認しよっか。	春菜：ええと、着替えに、最低限のサバイバルキット。予備の飲み水と空の容器がいくつか。それと、島の地図とガイドブックですね。	ナターリア：良かっタ。水はあるんだナ！	春菜：現地で水を調達できなかった時の、念の為だそうですよ。	ナターリア：なら、ナターリアたちには不要だナ。だって、水なんかすぐに見つけちゃうモン！	清良：ふふっ、そうね。でも、必要だと判断したら、ちゃんと飲んでもらいますからね？
ナターリア：わかったゾ！	柚：あとは、自分たちを撮影するためのビデオカメラ！ちなみに今も撮ってまーす。	清良：最後に……ひとり一品、自由に選んだ道具ね。私はこれにしたわ	シャキンッ！パチンッ！	ナターリア：あ、ナイフだナ！	清良：そう、アーミーナイフ。ナイフ以外にも色々とついてて便利なんですよ♪
春菜：さすが清良さん、堅実なチョイスですね。ちなみに私は老眼鏡にしました！	柚：へ？なんでローガンキョー？	春菜：ふっふっふっ……これはとっても便利に使えるんですよ。その時が来たら、お見せしましょう！	ナターリア：わー、面白ソウ！あ、ナターリアはお鍋にしたゾ！スシと迷ったけど、こっちの方が色々使えそうだし！	春菜＆清良：（寿司じゃなくて良かった……）	柚：うむうむ、みんな考えて持ってきてるね～。柚隊長は嬉しいぞ♪
ナターリア：ユズは何にしたんダ？	柚：アタシの道具は……まだ秘密なのさ～♪

第2話

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(島の海岸)	清良：ふぅ……なんとか、浜辺は片付いてきたわね。みんな、お疲れ様♪	春菜：無人島っていうから、キラキラのビーチを想像してましたけど……案外、散らかっているものなんですね。	清良：私たちが行くようなビーチは、人がこまめに整備してくれていますから。だから、これがありのままの姿でしょうね。	春菜：キレイでいるには努力が必要、か。うんうん、わかります。	柚：みんなー、休むのに向いてそうな場所見つけたよ～。
ナターリア：石ころは全部どかしたから、寝心地もいいゾ！	清良：ありがとうございます♪じゃあ、柚隊長、次はどうします？	柚：う～ん……じゃあ遊ぼっか！アタシたちオンリーの、プライベートビーチ状態だし！	ナターリア：わー、さんせーだゾ！	清良：うふふっ、確かに魅力的な提案ですね。海は見たこともないくらい綺麗で、浜辺も掃除したばかり……。	清良：でも、陽が高いうちにしなきゃいけないことはたくさんありますよ♪
ナターリア：しなきゃいけないコト？	清良：まず、水も食料もないですし、寝るためと日除けのシェルターも必要。それと、火を焚くための場所……。	春菜：ううっ、きちんと数えてみると、ないものだらけですね。	ナターリア：水は、海にいっぱいあるヨ？それに、砂浜のベッドは気持ちいいと思うゾ！	柚：おっ、いいね～。ナターリアの案を採用――	清良：ダーメ♪海水を飲んだら大変なことになるし、雨が降ったら風邪をひいちゃいますよ？
春菜：き、清良さん……笑顔なのに目が笑ってませんね。	清良：人の、それも大切なお友達の命や健康に関わることですもの♪わかりましたか？	3人：はーい！	柚：ありがとう清良サン！おかげで、柚隊長の意識はシャキーンと成長したよっ。よーし、サバイバルに必要なもの、いっぱい集めて来よう！	3人：おーっ♪

第3話

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(島の海岸)	春菜：これは良し、これはダメ、これは……うーん、少し湿ってますね。	柚：春菜チャン、木材追加～。どう？使えそうなの、ある？	春菜：はい、この日差しですから、乾燥してるのも結構ありましたよ。とりあえず、今夜分は確保できました。	柚：そりゃーよかった♪	春菜：それでは、テストをしておきましょうか。みなさーん、集まってくださーい！
清良：いよいよ始めるのね？ドキドキしてきちゃった♪	ナターリア：なんだなんだ、ハルナ、何するんダー？	春菜：ずばり、着火です！人間の文明の源！	ナターリア：おお～っ、知ってるゾ！木と木をごしごしこすり合わせるんだ！	春菜：ふっふっふっ……私はもっと文明的に火を生み出せるんですよ。柚ちゃん、お願いします！	柚：はーい。ヤシの実の繊維をほぐして、枯れ枝の上に置いて……と。ほいどうぞ、春菜チャン。
春菜：そこへ老眼鏡をかざします！南国の太陽のパワーが、レンズを通して一点に集中してますね！	ジリジリジリ……ポッ。	ナターリア：あっ、繊維に火がついたゾ！	清良：すごいわ春菜ちゃん！	春菜：やりました！老眼鏡だからこそできる偉業です！	柚：これって、春菜チャンがかけてるフツーの眼鏡じゃダメだったん？
春菜：私の眼鏡は、近視用の凹レンズ。凸レンズを使った老眼鏡でないと、光を集められないんですよ。	柚：なるほどなー。勉強になるねー。おっと、撮影撮影っと。	シュッ……。	ナターリア：あれれ？消えちゃっタ……。	春菜：うぐっ、火を大きくするのは難しいですね……。しかし！まだ諦めませんよ！	柚：OK！なら、これより春菜チャンを我が隊の火付けガールに任命しちゃおう！
春菜：眼鏡の名誉にかけて、私は老眼鏡着火術を会得します！燃やしますよー！	清良：それぞれの役割が決まってきましたね。この調子でいきましょう、柚隊長♪	柚：うん！探検隊、本格始動～！

無人島探索班

フェーズ1,2(通常応援) 春菜

フェーズ1,2(レア応援) ナターリア

フェーズ3 柚＆清良

第4話

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(森)	柚：道なき道を進み！喜多見柚探検隊は地獄のジャングルを進む！水を見つけるために！だが、突如、行く手を阻む者が現れたっ！	ナターリア：ガオーッ！オンサだゾーッ！	柚：うぎゃ～！だがしかし！勇敢な柚隊長はオンサに立ち向かい……ねぇ、オンサって何？	ナターリア：オンサはオンサだゾ。えっと、でっかい猫みたいな……ジャ、ジャ、ジャガー！	柚：なーる♪ジャガーね、それならTVでみたことあるー。やっぱ強いの？
ナターリア：とっても！オンサはアマゾンの王者なんダ！襲われたら、人間なんかイチコロだゾ！	柚：イチコロ……。こ、ここにはいないよ、ね……？	ナターリア：うーん……わからナイ。ここも森だし、暑いし、いるかもしれないナ！	柚：…………。	ナターリア：…………。	ガサガサガサッ！
柚＆ナターリア：ひゃっ！？	柚：ななっ、なんだろうね、ナターリア隊員？	ナターリア：き、きっとオンサだゾ……自分の縄張りに入られて怒ってるんダ……。	ナターリア：ジャングルの闇の奥……そこにいるんダ……。恐怖だゾ、恐怖だゾ……！	柚：ダーッシュ！逃げるよっ！	ナターリア：了解だゾーッ！
……………………。	…………。	清良：あらあら。帰りが遅いから見に来たけれど……あの様子だと、まだかかりそうね。	ガサッ！	清良：あら？	鳥：クェーッ！クェーッ！
清良：こんにちは、綺麗な鳥さん。私のお友達を、あまり驚かさないであげてね？	鳥：クェーッ♪

第5話

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(森)	春菜：発見！いい具合の枝、またひとつゲットです♪	清良：お疲れ様、春菜ちゃん。順調に集まっているようね。	春菜：ふふっ、私の眼鏡にかかれば楽勝ですっ！	清良：短い枝はたき火の焚き付け用、長いのはシェルター用に選り分けて……と。	春菜：枝は、葉っぱを落としちゃいますか？
清良：ううん、シェルターの屋根に使うから、葉っぱはそのままでいいんですよ。ガイドブックにも……ほら。	春菜：なるほどなるほど！勉強になります！清良さん、なんだか慣れた感じですけど……キャンプが趣味だったりします？	清良：いいえ。自然を扱ったドキュメンタリー番組が好きで、それを見てるうちに覚えちゃった♪	春菜：へー、おかげで私たちも助かってますね！	清良：なんでも役に立つものね……あ。は、春菜ちゃん。お願いがあるんですけど……。	春菜：どうしました？
清良：こ、この枝、その……芋虫がついてて……。	春菜：あ、確かにいますね～。……これ、触っても平気な種類でしょうか？	清良：ガイドブックには、この島に危険な生き物はいないそうだけど……でも、うかつに触れるのはやめた方がいいですよ。	春菜：じゃあ、小さい枝でよけちゃいますか。ちょっと待ってくださいね。	ゴソゴソ……スチャッ	春菜：お待たせしました！それじゃ芋虫さん、じっとしててくださいね～……ひょいっと♪
清良：ありがとうね～。春菜ちゃんは、芋虫、平気なの？	春菜：えへへ、得意ってほどじゃないですよ。でも、猫が体にくっつけて帰ってくることがよくあって……そこそこ慣れちゃいました。	春菜：さて、眼鏡を元のに戻さなきゃ。	スチャッ	春菜：視界、クリアーッ！	清良：……えっと、わざわざ眼鏡を変えてたの？
春菜：一時的に、予備の中からレンズなしのフレームをかけたんです。視界がボヤけるから、芋虫さんをはっきり見ずに済みました♪	清良：なるほど、春菜ちゃんならではの眼鏡テクニックですね♪	春菜：お役に立てて、何よりです！	清良：それじゃあ、残りの木も手早く集めて運んじゃいましょう。	春菜：はいっ♪

第6話

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(森)	柚：ああっ！ナターリア隊員、あれを見てっ！	ナターリア：ん？あ……池ダーッ！水を見つけたゾーッ♪ユズ、早く飲もうヨ！	ユズ：うんっ。……あ、ちょっと待って！ガイドブックに注意が書いてあるよ。	『この島の水は検査の結果、危険はないと判明しました。ただし、飲用には濾過と煮沸が必要です』	柚：……だってさ。
ナターリア：ロカ？シャフツ？	柚：余分な物を濾して、それから沸騰させるんだって。	ナターリア：えー。そんなの面倒くさいゾ～。	柚：でも、生水でお腹痛い痛いになっちゃうかもよ。そしたら、せっかくの無人島ライフが台無しじゃない？	ナターリア：うっ……痛いのはイヤだナー。じゃあ、ロカする！	柚：サンキュ、ナターリア♪その鍋でじゃんじゃん水を汲んで、容器に詰めてこー！
ナターリア：おーっ♪	春菜：お疲れ様でーす。	清良：シェルター用の材料は集めたから、手伝いに来ました♪	柚：わーい、サンキュ！こっちも水場が見つかったよ！	ナターリア：ロカしてシャフツするんダ！	清良：それはとても大切ですね。一緒にやりましょう。
春菜：けれど、ひとつ困ったことがあって……ご飯が見つかってないんですよね。	清良：一応、キットに最低限の固形食糧はあるけれど、栄養的に不安だわ……。	柚：ありゃりゃ。どうしたもんかねー。柚隊長、しばし考える、考える～……あ、そっか。	春菜：柚ちゃん、何か良いアイディアを思いついた顔ですね！	柚：へへっ。良い枝、いっぱい持ってるね。それ、少し分けてちょーだい♪	春菜：もちろんいいですけど、この枝で何を？
柚：これを竿にしちゃってさ……釣り、しようぜ♪

拠点作成班

フェーズ1,2(通常応援) 清良

フェーズ1,2(レア応援) 春菜

フェーズ3 柚＆ナターリア

第7話

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(島の海岸)	清良：使ってない靴下に、綺麗な砂や小石を詰めて……はい、水を注いでください。	ナターリア：てりゃーっ！あっ、下からどんどん流れ出てくるゾ！	清良：これが『濾過』ですよ。小さいゴミや虫を取り除けるの。そうして出てきた水を、お鍋に溜めて……。	ナターリア：たき火でフットーさせれば、シャフツだナ！覚えたゾ！	春菜：はーい、お待たせしました！カマドが赤々と燃えてます！眼鏡で作った火だから、やわらかくて綺麗ですよ♪
ナターリア：うん、キレイで熱いゾ！えへへ、あとはグラグラさせてから、冷めるのを待つんダ。	春菜：ふぅ……大自然の中だと、安全な飲み水を手に入れるのも一苦労ですね。	清良：そうね。私たちは、普段、本当に多くの物に守られて生きている……。	春菜：私にとって必要不可欠な眼鏡も、文明の産物……。文明に感謝！ですね♪	ナターリア：感謝ダーッ♪	柚：たっだいまー♪
春菜：柚ちゃん、お帰りなさい！成果はどうでした？	柚：それが……。	(3人)：………………（ドキドキ）。	柚：大漁だーっ♪	3人：やったーーー！	柚：あんま見たことない魚だらけだけど……まぁ、きっと美味しいよ！
ナターリア：いいナー。ナターリアも釣りしたいゾ！	柚：おっけーおっけー、後でみんなで釣りに行こっ。…でも、その前にやることがあるんだよね、清良サン？	清良：ええ。火、水、食べ物も無事にそろったところで、私たちが寝泊まりするシェルターを作りますよ♪

第8話

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(島の海岸)	柚：ふぅ、屋根の骨組みはこんなところかな？	清良：サイズも丁度いいみたいですね。それじゃあ、枝同士が垂直に交わってる部分を、ツタで縛りましょう。	春菜＆ナターリア：よいしょ、よいしょ……。	柚：そんでもって、葉っぱのついた枝を結び付けて、と。	4人：できたー♪
柚：これを斜めに立てれば、シェルター完成だねー。	ナターリア：でも、みんなが寝るには少し小さいゾ？	清良：確かに……。もう何枚か、同じ物を作る必要がありそうですね。	柚：ふむふむ。よし、隊長は、ここで休憩を提案するよー！	ナターリア：わーい！	柚：頑張ってばかりじゃ疲れるし？せっかく南の島にきたんだから、ちょっとのんびりしとこうよ。
清良：ふふっ、確かに柚ちゃんの言う通りね。適度に休憩しないと、体に悪いわ。	ナターリア：じゃあ、お水飲もう！きっと、冷たくて美味しいはずだゾ！	春菜：容器に詰めて、海に浸けときましたもんね♪	柚：さっき釣った魚を焼いて、お昼にしちゃおう。	清良：じゃあ、海で捌いて洗ってきます♪	柚：うんうん、南国スローライフ、順調順調！
ピピピピピッ！	柚：んあー？この音、なんだろ？	春菜：あっ、通信機！プロデューサーさんからの連絡ですね。もしもし。ええ、はい、何もかも順調で……え？は、はい、わかりました！	清良：何かあったんですか？	春菜：今、猛烈な勢いで、雨雲が近づいているそうです！	ナターリア：あっ、海の向こうに、何か黒い雲が見えるゾー♪
柚：やっば～。えっと、荷物を持って、総員、退避ーっ！

第9話

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(島の海岸)	4人：よいしょ、よいしょ……。	柚：こ・れ・でぇ～！	4人：完成ーっ♪	柚：できたねぇ、アタシたちのシェルター！これで、雨が降っても大丈夫！	清良：ふふっ、雨はさっき来ちゃいましたけどね。
春菜：すごいですよね。砂浜、もうほとんど乾いちゃってますよ。さすが南国の太陽……。	ナターリア：水の容器も、ちゃんと無事だったゾー！	柚：じゃあ、みんなで乾杯しよっか。	春菜：いいですね！シェルターも完成したことですし。	清良：コップ、風で吹き飛ばされなくて何よりですね。はい、どうぞ。	柚：ありがとう清良サン。……えっと、トラブルもありましたが、サバイバル一日目は、どうやら無事に過ごせそうです。
柚：これも、みんなで力を合わせて頑張ったおかげかな。ありがとう、本当に……。	清良：立派よ、柚隊長。	ナターリア：うん、すっごく頑張ってたゾ！	春菜：ふふっ、いつになく真面目ですね、柚ちゃん。	柚：へへっ、まあね～。……あれっ？ビデオカメラは？	春菜：さっき、自分でリュックにしまってたじゃないですか。『濡れたら大変だー』って。
柚：えっ。じゃ、じゃあ、今の感動的なスピーチ、撮ってくれてないの？	春菜：そういうことになりますね。	柚：あちゃ～……。ま、いっか。んじゃかんぱ～い！	春菜：うわっ、急に適当に！？でも、乾杯♪	ナターリア＆清良：かんぱーい♪

拠点完成

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(島の海岸)	ザザーン……ザザーン……	柚：はぁ～。海だねぇ、春菜チャン。	春菜：海ですねぇ、柚ちゃん。	ザザーン……ザザーン……。	柚：波だねぇ……。
柚：波ですねぇ……。	春菜＆柚：…………暇！	柚：もう大自然はお腹いっぱーい！	春菜：まったくです！ううう、ここじゃ眼鏡店巡りもできませんし！	ナターリア：アハハー、キレイな海だゾー♪鳥もこっち来ーい！	鳥：クェーッ♪
柚：ナターリアはいつの間にか鳥と仲良くなって、大自然を満喫してるね～。	春菜：エネルギッシュですよね。すごいです。	清良：ふたりとも、どうしました？	柚：んー、なんか暇になっちゃったなーって。事前に想像してたよりも、割と楽に環境が安定したっていうか……。	清良：ふふっ。当然ですよ。プロデューサーさんが、大事な貴方たちを本当に危険な場所に送り出すはずないもの。	春菜：言われてみると、確かに……。でも、その、手持ち無沙汰というか……。
清良：それでいいんじゃない？暇で、やることがなくて、ただ海を見る……それも、貴重な体験じゃないかしら。	春菜：な、なるほど……。	柚：ふむふむー。そっか、この探検隊の、真の目的がわかっちゃったぞ。	清良：それは何かしら、隊長？	柚：へへっ……。コホン、全隊員に告げーる！これより最終日まで、みんな、最高の暇をエンジョイしよう！	柚：それが、アタシたちならではのサバイバルスタイルだと思うから！
春菜＆清良：はーい♪	ナターリア：ナターリアは、ずーっとエンジョイしてるゾー♪

ED

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(島の海岸)	柚：いよいよ明日は、島ともお別れだね……。みんな、暇してた？	3人：うんっ♪	柚：よろしいよろしい、実によろし～い。さて、最後の夜なので、アタシの秘密道具を公開しようと思います。	春菜：そういえば、結局、明かさないままでしたね。	柚：いやいや、これは、今、この時のための道具なんよ。じゃじゃんっ♪
ナターリア：あーっ、花火だナ！ナターリア、花火大好き！	柚：歴史上初の、この島で花火をやった人類になっちゃおう♪	春菜：いいですね！夏の思い出って感じがします！	清良：ふふっ、柚ちゃんは、生活に役立つ道具ではなく、心を潤す道具を持ってきてくれたんですね。素敵ですよ♪	柚：へへっ、隊長から隊員みんなへの、ささやかな贈り物かな♪	ナターリア：ナターリア、こんな夏は生まれて初めてだゾ！
春菜：あははっ、私もです！	清良：特別な夏ね……本当に……。	柚：さて、ここでもうひとり、大事なゲストをお呼びしようと思います。	春菜：そうですね。私たちをここまで連れて来てくれたお礼の気持ちを込めて。	清良：せっかくだから、今晩は泊まっていってもらいましょうよ。	ナターリア：さんせー！一緒に星を見て、一緒に浜辺で寝るゾ！
柚：それじゃあ、みんなで通信機に向かって呼びかけよう！せーのっ、プロデューサーサン！	4人：花火やろーっ♪	(END)