大航海時代

Last-modified: 2016-10-30 (日) 23:52:27

データ作品

・メーカー 光栄
・発売年月日 1991年3月15日
・ジャンル シミュレーション
特徴
大海をかけめぐる男たちが、最高の爵位である公爵を目指す海戦シミュレーション。貿易で名声を上げたり、敵国に海賊行為を行って名声を上げたりと、手段はさまざま。航海中に嵐などのハプニングが発生することも。

キャラ名

マップ名

アイテム

交易品一覧

値段は物価100%時の目安。
交易品を積んだ状態で商船隊と交渉すると、最も高く売れる港を教えてくれる。
高く売れる地域の港や、物価が釣りあがっている港が選ばれることが多い。
近場ならともかく、かなり遠い地域の港も指定されるので、あまりアテにならない。

香料

インド~東南アジアでタダみたいな値段で売っているが、ヨーロッパでは貴重品で、100枚近い値がつく。
だがヨーロッパに持ち帰る手間を考えると割に合わない。
持ち帰るなら東アジアの美術品のほうが優秀である。思ったより儲からないよ。
せいぜい、旅先で投資しすぎて資金が尽きそうなときの救済策くらいにしか使わないだろう。
爵位が高くなると交易所の仕事で買ってきてほしいと言われるが、もらえる金貨も名声も少なすぎるので断ったほうが良い。
コショウ

カリカット、マラッカ、ジャワの特産品。スマトラでも投資すれば買える。
なんと基本価格3枚(ジャワ、スマトラは4枚)で買え、北欧で110枚前後で売れる。
東アジアで20枚、中近東で42枚で売れるが、どちらに行くにもゴアの綿織物のほうが優秀。
東南アジアに投資したあと、ゴアまで戻るのが面倒なときに買うくらいか。
シナモン

セイロンの特産品。基本価格7枚。
基本価格が高いくせにコショウより安く買い叩かれる。
ナツメグ

アンボイナの特産品。基本価格6枚。
シナモンよりはマシな価格で売れる。南シナ海を突っ切って東アジアへ行くのなら買いかも。
ピメント

唐辛子の一種。
ホルムズの特産品。投資すればヴェラクルスでも産出する。
基本価格30枚と結構値が張るので、ヨーロッパまで持ち帰らないと儲からないのだが、
投資後の新大陸やアフリカでは金が買えるのでそちらのほうがいい。
インド~東南アジアで産出されない珍しい品だが、そこで売ってもたった4枚。香辛料は間に合ってます。
チョウジ

テルナーテの特産品。基本価格12枚。
ナツメグのほうがまだマシ。
食料

基本的に砂糖かワインしか扱わない。場所によっては穀物も使える。
利率はあまり良くないが、単価が安いので交易初心者向け。
オリーブ油

地中海、中近東の共通交易品。
北欧、西アフリカ、新大陸で儲かるが、他に利率の良い品があるのでやる必要がない。
ワイン

地中海の共通交易品。ボルドーでは特産品扱いで、38枚で買える。
北欧に持っていくだけで60枚前後の値がつく。近海での金稼ぎにはそこそこ優秀である。
砂糖

リスボンとアントワープの特産品で、リスボンの方が安い(リスボンで25枚、アントワープで28枚)。
ボルドーに持ち込んでワイン、もしくは陶磁器に買い換えよう。
地中海方面でもいい値で売れる。セビリアには特産品がないので、バレンシアで羊毛に買い換えるといい。
チーズ

北欧の共通交易品。
インドや中近東では60枚ほどの値がつくが、あえてチーズを持っていく必要は特にない。
黒海最奥のアゾフは北欧エリア扱いなので、最初からこれが売られているが、穀物のほうが安くて利率もいい。
陶磁器が出回ってるのなら、そちらのほうが断然いい。
穀物

北欧、中近東、インド~東南アジアの共通交易品。マジョルカ、グァテマラの特産品。
北欧では12枚、マジョルカでは10枚。地中海エリアで20枚くらいで売れる。
グァテマラでは5枚だが、投資が必要で苦労に見合わない。
中近東では18枚と高額だが、帰り道の東アフリカで42枚で売れるので、絨毯が売ってなければかわりに買うのもいい。
貴金属

金と銀のみだが、扱いは大きく違う。

西アフリカ、新大陸の共通交易品。ソファラ、モザンビケの特産。新大陸とソファラでは投資が必要。
投資前ではモザンビケが一番安いが、最も安く買えるのは新大陸。イスパニアの縄張りなのが難点。
ヴェラクルスでは13000枚も投資すれば出るが、新大陸の拠点となるサントドミンゴでは40000枚の投資が必要。
ソファラは16000枚投資で出るのだが、すぐ隣のモザンビケで買えるので、必要性は低い。
新大陸とアフリカ以外で1樽1000枚前後と、かなり高く売れる。中近東は近すぎるせいか少し安い。
アフリカからアジア方面へ遠征するときは、買い貯めしておいて到着先で売って投資額を確保しよう。
売価が高いだけにあっという間に金貨が持ちきれなくなることと、売買で物価に与える影響がデカいのに注意。

ナガサキの特産品。なんと基本価格30枚。
中近東で380枚で売れるが、中国に持ち込むだけでも200枚の値がついて相当儲かる。
ヨーロッパではあまり高く売れない。持ち帰るならザイトンの美術品だろう。
終盤なら東アフリカのモザンビケで売って、かわりに金を買い込むと良い。
宝石

各地の特産品。地域によって産出されるものが違う。ヨーロッパでは産出されない。
基本的に金の下位互換で、ここまで来たのなら金を買って帰るほうが良い。
水晶

東アフリカの共通交易品、アデンの特産品。アデンで買うほうが割安。
近場のインド~東南アジアで最も高く売れるが、モザンビケで買える金のほうが価値があるので基本的に必要ない。
真価を発揮するのは中近東から新大陸へ直接行くとき。新大陸では金の価値が暴落するので、アデンで水晶に買い換えていこう。
なぜか主人公の船に最初から積んである。どこで手に入れたんだろうか?
象牙

サンジュルジェ、モンパザの特産品。モンパザのほうが安い。
ヨーロッパへ持ち帰っても儲かるのだが、このあたりで買う物となればやはり金だろう。
中近東から帰るときはモンパザへ絨毯や穀物を持ち込んで象牙に買い替え、さらに隣のモザンビケで金に買い換えよう。
ときどき仕事や勅命で象牙を求められることがあるが、サンジュルジェならそう遠くはない。
インド、アジア方面では象がいるせいか高く売れないので、金を持っていったほうが良い。
珊瑚

サントドミンゴの特産品。100枚ほどで買えて、新大陸で売っても270枚と、かなり儲かる。
他では売っていないので買い続けると値上がりしてしまい、儲かりにくくなっていく。
サントドミンゴで武器を売りながら買い込めば、それほど値上がりもせず大量に仕入れることができる。
一番儲かるのは中近東だが、ヨーロッパで妥協しても儲けになる。
投資前で金が売られていない時期、新大陸から持ち帰るならこれ。
インド~アジアではあまり高く売れない。
爵位の低いうちから勅命で買いに行かされることがある。
外洋に出る練習と思って引き受けるか、自信がなければ断ろう。
真珠

東アジアの共通交易品。ナガサキは投資が必要。
単価が高く他の宝石に比べて儲けが少ない。
繊維

大航海時代1では織物と繊維は区別されておらず、同カテゴリに属する。
あまり利率は良くないが、要所で使える。
綿

新大陸、中近東、インド~東南アジアの共通交易品。アレクサンドラ、トレビゾントの特産品。トレビゾント、東南アジアは投資が必要。
ヨーロッパでは60枚前後と高いので利益はほとんど出ないが、少なくとも損することはない。北欧エリアのほうが多少高く売れる。
外洋では15~25枚ほどで売っているが、わざわざヨーロッパに持ち帰るのなら他に良い品がいくらでもある。
東アジアで42枚と結構高く売れるので、積荷場所が余っているのなら新大陸で買って行ってもいいかも。
インドでも売っているが、そこから東アジアに行くのであれば綿織物のほうが良いだろう。
綿織物

地中海、北欧の共通交易品。ゴアの特産。
ヨーロッパでは60枚前後と高く、近場で売れないので買ってはいけない。
ゴアは30枚と安価で、中近東か東アジアまで持って行けば3倍ほどになる。
羊毛

中近東の共通交易品。バレンシア、ナポリ、ロンドン、ハンブルグの特産品。ハンブルグは投資が必要。
中近東で最も安い(20枚)が、わざわざ買いに行く必要はない。
ヨーロッパでは見かけたらとりあえず買って、隣の港で売るものと考えてよい。
ロンドンで買ったら、アントワープかオスロで売ろう。ハンブルグでは売っても安い。
北欧よりも地中海のほうが多少高く売れるが、北欧から持ち込むなら陶磁器のほうが利率がいい。
爵位の低いうちは勅命で買いに行かされることがある。ロンドンかバレンシアで調達しよう。
生糸

ザイトンの特産品。単価30枚で、近場のナガサキやマカオでも90枚と3倍になる。
一番高いのはヨーロッパだが130枚にしかならないので、美術品のほうが良い。
絹織物

東アジアの共通交易品。投資前だとザイトンのみ。
生糸よりも利率が良くないので扱うことはないだろう。
その他

「そのた」という名前のカテゴリとして独立している。
なぜ美術品と武器が同じカテゴリにされるのか不明だが。
美術品

ピサ、イスタンブール、メッカ、バクダットの特産品。
東アジアの共通交易品でもあるが、投資せずに買えるのはザイトンのみ。
ピサとイスタンブールが最高額の280枚強で、東アジアでは140枚前後。
ヨーロッパならどこでも400枚前後で売れる。
ピサからヨーロッパ各地に売って回るだけでもそこそこ儲かるが、物価バランスが早々に崩れるので注意。
中近東では近くに売る場所がないので買ってはいけない。ヨーロッパに帰るなら、絨毯を買おう。
東アジアから持ち帰るとコショウよりも利益が出る。ただし帰りの食糧費まで使いこまないように。
新大陸(東岸)でも300枚で売れるので、そのまま新大陸をまわって帰ってもいい。
絨毯

中近東の共通交易品。メッカでは投資せずに買える。
基本価格70枚で買え、ヨーロッパ各地では320枚以上の値がつく。
東アフリカで象牙や金に買い換えるとより儲かるが、面倒ならそのままヨーロッパまで持ち帰ってもいいだろう。
陶磁器

北欧、東アジアの共通交易品、ヴェネチアの特産品。
北欧とヴェネチアで60枚前後で買え、地中海で105枚ほどで売れる。北欧から持ち帰って売れば儲かる。
東アジアでは驚異の25枚で買えるが、売る場所がない。
木材

東アフリカの共通交易品。オスロ、ペルナンブーゴでは投資すると特産品になる。
オスロに投資して出回ってるのなら買ってもいいが、辺境なので大体一度投資したら二度と行かないだろう。
東アフリカでは金を買うほうがいいし、ペルナンブーゴは近くに売る場所がない。
武器

地中海、北欧の共通交易品。経済価値の高い港でしか売られない。
基本価格100枚だが、物価が下落しやすいリスボンでは半額ほどで買えることもある。
西アフリカで140、新大陸で170、東アフリカで190、中近東で230、東アジアで240の値がつく。
外洋へ出る前にリスボンで用意しよう。貴金属の価値が低い新大陸でも、これなら儲かる。
使い勝手が優れているが、それだけに他の交易品の良さを殺しているのも問題。武器だけに。

裏技

ゲームの目的

主人公の一族(フェレロ家)の名誉回復と王女様に認めてもらうため(コンシューマ版ではこれは必須ではない)に、名声を上げることが目的になる。
ただし開始直後の状況では名声を上げる行動は取れない。地中海近辺で交易を行いつつ、
財力の確保
仲間航海士の雇用
艦隊の編成
主人公を含めた船長たちのレベル上げ
を行う必要がある。
名声

新たな港を発見する。
港の人(交易所、酒場、ギルド)からの依頼で仕事をこなす。
港に投資をして同盟港を増やす。
ポルトガル以外の艦隊との戦闘で勝利する。(私掠行為)
で名声はあがる。逆に
港の人の依頼を受けた後で断る。
王宮での勅命を拒否する。(こちらは受ける前も)
この二つで名声が下がってしまう。
名声稼ぎはどれも一応一長一短がある。
港発見は場所さえ知っていれば簡単だが、各港につき一度しか行えず、ヨーロッパ近辺では得られる名声が少ない。
仕事は元手がなくてもできるが手間がかかり、確実性に欠ける。
同盟港増やしは確実だが、元手がかかり他国の同盟港だと敵対心が上がってしまう。
私掠行為は金貨、換金アイテム、相手によっては交易品も手に入るが、敵艦隊に勝てるだけの戦力が必要。また倒した国、海賊の敵対心が上がってしまう。

名声上昇値
ヨーロッパの港発見:20
補給港発見:100
アフリカの港発見:120
新大陸・中近東の港発見:220
インド・アジアの港発見:320
交易所の仕事(輸入):200
酒場の仕事(艦隊討伐):1150
ギルドの仕事(宝探し):2000
投資による同盟港化:その港の(経済価値+工業価値)÷2
商船隊撃破:約250(敵のレベルにより変動)
戦艦隊か海賊撃破:約700(敵のレベルにより変動)

名声を効率良く稼ぐには、私掠行為をしつつ得た金貨で同盟港を増やすのが良い。
戦艦隊か海賊を見かけたら問答無用で撃破。翌月になると艦隊は再生される(提督の名前は変わる)。
再生されたばかりの艦隊は1~4隻しかないことも多く貧弱だが、倒して得られる名声値は変わらない(ただし、戦利品は少ない)。
商船隊は倒しても得られる名声値が少ないので、放置して港を中立港化してもらい、投資で同盟港化するほうが効率良く稼げるだろう。
資金があるなら、中立港に60000枚一気に投資して経済・工業価値を上げてから同盟港にするとよい。価値が高いほど、同盟港にしたときにもらえる名声が多くなる。
都合のいいことに、商船隊は経済・工業価値の高い港を狙って投資しに来る。初期状態でよく狙われるのはイタリア半島の港。
60000枚投資でイタリアの港の価値を上げておき、付近で港の奪い合いをしていれば、自然と名声も上がっていくだろう。
ちなみにNPC商船隊が投資した港は物価が上がり、私掠行為等で得た交易品を多少高く売れる。
東南アジア方面の港は価値が低く同盟港にしてもあまり名声は増えないが、港発見だけでも結構名声を稼げる。
交易所の仕事は序盤ならいいが、終盤は遠くに行かされるので割に合わなくなる。
ギルドの仕事は完遂するのに非常に時間がかかるので、効率良く稼ぐなら断ったほうが良い。
爵位

名声が上がると、各地の酒場で王様が探していると聞かされる。
必要名声に達してもすぐに呼び出されるわけではなく、しばらく時間がかかる。
ちなみに、探しているフラグさえ立てば、酒場で情報を聞かなくてもリスボンの王宮で勅命を受けられる。
勅命をこなすと、爵位が上がる。
爵位が高いほど交易所で多く値切れる。
爵位 横文字(意味) 累積名声 必要名声 値切り率
平民 なし(空白) 0 0 5%
士爵 ページ(騎士の小姓) 400 400 10%
准勲爵士 スクワイヤ(騎士の従者) 1600 1200 15%
勲爵士 ナイト(騎士) 3600 2000 20%
准男爵 バロネット(准男爵) 6400 2800 25%
男爵 バロン(男爵) 10000 3600 30%
子爵 バイカウント(子爵) 14400 4400 35%
伯爵 カウント(伯爵) 19600 5200 40%
侯爵 マーキス(侯爵) 25600 6000 45%
公爵 デューク(公爵) 32400 6800 50%

  • ラストイベント 40000 7600 -
    公爵になり、さらに名声が40000以上になればラストイベントが発生する。
    コンシューマ版は、爵位が伯爵以上になれば、公爵にならなくてもラストイベントが発生する可能性がある(ラストイベントを起こす予定の艦隊が倒されている場合、普通の勅命になる)。
    ラストイベントを起こす艦隊は、敵対心が最も高い国か海賊のどれかから選ばれる。
    ちなみに、主人公は次回作では公爵になっている。
    ゲーム開始時の資産

主人公:レオン(名前変更可能)
能力は自分で振り分け
1502年2月21日スタート
所持金貨1000枚
【船舶】
ヘルメス号(名前変更可能)
船首像:水鳥、カルバリン砲10/10門、耐久18/20、旋回92/100、推進73/75、水夫20/20人
【積荷】
コショウ5樽、水晶2樽、食料20樽、水20樽、補修資材5樽
港施設解説

王宮

リスボン(ポルトガル王宮)・セビリア(イスパニア王宮)・イスタンブール(イスラム王宮)にある。
平民の段階では入れてくれないが、爵位を持っていれば自由に入れる。
他国の王宮は爵位があっても追い返されたりするが、何度も入ろうとすると通してくれる。
勅命が出ていないときに王に謁見すると、その国の同盟港の一覧を見ることができる。
リスボンの王宮では貯金、出金、王女との密会ができる。
モバイル版以外は金貨は60000枚しか持てないのでこまめに貯金しよう。また勅命時の報酬も王宮に預けられる。
王女との密会は勅命を受ける際や爵位をもらった後に行えば十分。贈り物が最も効果的。
爵位が低いうちは密会に失敗することがある。爵位が高いと確実に成功する。
密会を繰り返して王女との新密度が上がると、資金や水夫を援助してくれるようになる。
PC版は好感度がやや上がりにくいきらいもあるのでもう少しマメにする必要あり。
コンシューマ版ではクリアのために親密度を上げる必要はなく、一度も密会しなくてもクリアできる。
出港所

水(タダ)、食料(1樽20枚)、補修資材(1樽33枚)を補給できる。補給港はこの施設しかない(PC版は埠頭もある)。
食糧と補修資材は相場の影響を受けるので、交易所に品物を売って相場を下げてから必要分だけ補給するとよい。交易品を積みすぎて水食料が積めなくなったという凡ミスも防げる。
水と食料は、出航時と1日経過時に全水夫人数の20分の1ずつ減る(水食料割り当て50%の場合)。水夫人数と同じ数の水と食料があれば20日間航海できることになる。長期間航海したければ食糧を多く積み、水は無くなる前に探索で見つけるという方法もあるが、確実に見つかるわけではないのであまりおすすめできない。
水と食料を消費すると、全船の水夫コンディションが回復していく(最大100)。水か食料のどちらかがなくなるとコンディションが減っていき、0になると水夫が減っていく。水夫が0になった船は沈没する。旗艦が沈没するとゲームオーバー。
水食料割り当て率と、船長の統率が高いほどコンディション回復が早い。割り当て率は初期の50%からいじる必要はほぼない。割り当て率を下げすぎたり、船長の統率が低すぎる(そんな船長はバンボラしかいないが)と、逆にコンディションが減っていく。
補修資材は、1樽につき耐久・旋回・推進のどれかを5回復できる。海戦やアクシデント以外で使うことはないので、地中海から出ない序盤のうちは必要ない。
積荷の編成ができる。
どの資材も全部の船に分けて積む必要はない。水を積む船、食料を積む船、などと分けておくと効率よく補給でき、交易品も一度に数多く売買したほうが儲かる。ただしアクシデントで水や食料を積んだ船がなくなると一気にピンチになるので、外洋に出る際は注意。
SFC版以降は水夫の編成、解雇ができる。(雇用は酒場でしかできない)
酒場

色々なことができるが、何をするにも金貨が必要になる。手持ち金が少ないまま入らないように。
副官はすぐ『酒場で一杯やりやせんかい?』などと言うが、用がなければ立ち寄る必要はない。
手持ち金が少ないときは『そろそろ手持ちが少なくなりやしたぜ』に変わる。交易品を売るか、リスボンなら王宮で引き出そう。
水夫の雇用と編成ができる。『~人の荒くれどもが集まりやした』
一度に最大金額使うよりも最小金額での雇用を繰り返したほうが経済的。もっとも時間がかかるので匙加減も必要だが。
港の経済・工業価値、そして爵位が高いほど同じ費用で多くの水夫を雇える。
航海士を仲間に誘ったり、別れたりできる。最初は断られてばかり。『人を見てものをいいな!』
仲間にするときはレベル以外にも知力・勇気が高いと有利。たとえばリスボンのマルコは勇気が80あれば初期レベルでも仲間にできる。
酒をおごると情報が入手できる。特に情報収集は重要。仕事、勅命を受けているときには必ず行う。『ここのみんなに酒だ!』
酒場女がいれば、酒をおごるよりも安く情報収集ができる。
酒場女がいる場合は入った時に台詞が出るのですぐわかる。
ねんごろになればおごってくれるようにもなる。『これはサービスにしといたげる』
ねんごろになっていてもおごり以外あまりいいことはない。強いて言えば必要な情報を早くしゃべってくれる可能性が上がったり、宝の地図をタダでくれるくらい。
しかもちょっと顔を出さないとすぐそっけなくなる。
財宝を探す勅命で航海士を探しているときは、酒場女と話していても呼んでもらえないので酒をおごる必要がある。
地図が見つかった後も酒場女はだいたいの場所を教えてくれない。基本的に人探しでない限りは酒をおごることを優先で。
賭博ができる。(全く儲からないので、やるだけ無駄。初期段階で無一文にされたら詰まる可能性も。『間抜けな野郎だ!』)
宿屋

宿泊すると1日経過する。無料だが宿泊する意味はあまりない。
PC版では埠頭が1日経過させる機能を担っているため、宿泊ができない。宿屋なのに。
月末に宿泊して翌月になると、投資金が使われて港が発展したり、他の港から航海士が移動して来たりする。
情報で人物、艦隊、港(相場、支持率)の確認ができる。港の支持率は80以上で、その国の同盟港になる。
酒場・造船所でどれか一つでもコマンドを実行、王女との密会をすると自動的に宿屋にて宿泊する。
以上のコマンドで1日経過するのは宿泊のないPC版でも同じ。
交易所

交易品の売買ができる。特産品は商品の一番下にある。
同盟港の場合、一度商品の購入を断る事で値切る事が可能。
港への経済投資ができる。
経済価値が上がることで、新しい交易品や船首像が売りだされるようになることがある。
相場を見れる。
各エリアによって高く売れるものや安く買えるものが異なる。中には下手な特産品よりも儲けが出る交易品もあるので、世界中を回りながら交易する場合は特産品があるからと無視せずにできれば確認しておきたい。
経済価値が上がると、どういうわけか売値が倍ほどに跳ね上がることがある(相場は低いまま。バグ?)。こうなると品物を買っても損をすることが多いので、その港は交易ルートから外そう。
造船所

船の購入(新造、中古)、売却、修理、改造ができる。
仲間航海士がいないと購入できない(ロッコではだめ)。
5隻以上は購入できない。買い替える場合、先に船を売却する必要がある。
売却予定の船に水夫が乗っていると売却不可。他の船に移すか、解雇する。
積み荷を乗せたまま売却すると大損するので、これも他の船に移すか交易所で売却する。
旗艦(主人公が乗っている船)は売却できない。売却したい場合、寄港前に変えておこう(港では編成できない)。
船舶購入後は、水夫を乗せること。
船首像、砲台は改造で取り付ける。
港への工業投資ができる。
工業価値が上がることで、中古船と新造船の種類が増える。1000にすれば重ガレオンが新造可能。
ギルド

アイテムの売買ができる。ただし経済価値が低い港ではあまり高いアイテムは買い取ってくれない。
PC版では是が非でも望遠鏡は序盤のうちに確保すること。これがないと沿岸をはいずりまわすように航海しない限り港を見つけられず、ただでさえ操作性が悪いのにそんなことを外洋でも強いられたらゲームにならない。
六分儀も早めに買っておくとよい。緯度・経度のみの情報は多いため。
国の情報で、国の収益や自分に対する敵対心の確認ができる。寄港禁止の有無も表示されるのでチェックする。
国の情報を聞くには金貨100枚かかる。その国の同盟港だと半額になるが、たいして違いはない。
同盟や寄港禁止令は国の性格、現状によって変動する。主人公が関与しなくても他の二国が同盟を結んだり寄港禁止令を発動することもあるのでしっかり確認しておきたい。
敵対心は主人公、自国籍艦隊の行動によって変動する。
敵国艦隊の攻撃や撃破、同盟港の中立化で上昇し、時間経過と国王への密書などによって下がる。
ギルドで確認できないが、海賊にも敵対心がある。主人公が海賊船を襲っていると、海賊がポルトガル船を頻繁に襲うようになる。
酒場で酒をおごっていると、ランダムで海賊がどこの国の船を狙っているのか教えてくれることがある。『俺たちの仲間が○○の臆病者を皆殺しにするそうだぜ』
教会(PC版のみ)

記録と音楽の設定ができる。
PC版は複数セーブデータが作成できるので、外洋航海、私掠遠征を行う時は予備データを残しておくとよい。
家庭用ゲーム機版ではシステムメニューでこれらが行える。一つしかセーブデータが残せないのでハマリに注意。
埠頭(PC版のみ)

選択すると1日が経過する。
正直、利用価値は低い。一応海賊が港のすぐ側で待ち構えている場合等は、これで時間つぶしをするという手もある。
月末近くで来月になれば投資により特産品が交易所に並ぶ場合などならまぁ使えないでもない。
投資のコツ

交易所か造船所に手持ちの金貨を投資できる。首都では投資できない。
投資をするとその港のポルトガル支持率が上がり、他の国の支持率が下がる。80%以上でその国の同盟港になる。
支持率80%でも100%でも収入などは変わらないので、80%を超えたらそこで止めておくとよい。他国の少額投資で奪われてしまうが、むしろ奪い返して名声を稼ぐチャンスが増える。
支持率0%から80%にしたい場合、金貨1000枚ずつ13回(13000枚)ほど投資するとよい。足りなければもう1000枚投資。
ちなみに10000ずつだと約6回(60000枚)の投資回数が必要。
1枚投資で1%上がることがあるが、これで80%にするには数百回もやる必要があるので効率が悪い。
自分以外のポルトガル商船隊も投資行為をしており、ポルトガル支持率が最初から高くなっている港もある。支持率を確認しながら必要分だけ投資しよう。
イスパニアやイスラムの同盟港に投資して中立港にすると敵対心が上がる。敵対心が少しでも上がると、その国の戦艦隊に襲われる可能性がある。少なくとも、海戦できる戦力が整うまでは中立港にだけ投資しよう。
敵対心が高くなってくると、戦艦隊に襲われる可能性が上がり、さらにその国の同盟港への寄港禁止令や逮捕令を出してくるようになる。イスラムは最初からポルトガル船の寄港禁止令を出しているので注意。敵対心が低いままだといずれ解除されるが、敵対心が上がると逮捕令に変わる。
今作の寄港禁止は文字通り施設が一切利用できない。追い払われる際に賄賂(2000枚くらい、首都では4000枚程度)を払えば許される=入港を認められるケースも多い。失敗するとそのまま出港させられる(金貨は取られない)。
逮捕令の場合は逃げる、捕まる、賄賂のどれかを選べる。逃げたり賄賂に成功するとそのまま出港できるが、失敗したり捕まったりすると資材以外の積荷や金貨のほとんどを奪われてしまう。おとなしく賄賂を多めに渡すのが吉。
寄港禁止や逮捕令が出ていても、運が良ければ問題なく入港できることがある。
入港できた場合でも、港には1日しか居られない。つまり造船所や酒場でコマンドを入力するとまた妙な集団に囲まれて追い出されそうになる。再び賄賂を出せば見逃してもらえることもあるが…。
敵対心が上がるのが怖くなければ、1日のうちに投資で中立港もしくは同盟港にしてしまえば問題なくなる。
同盟港にするだけなら造船所よりも交易所に投資しよう。
造船所に投資すると「ここに投資するとは物好きな奴だ」と言われるが、実際その通り。重ガレオンが欲しい場合か、経済投資が上限になった場合以外は、造船所に投資する必要はない。
投資をしておくと、月初めに投資したぶんの金貨が使用され、額に応じて経済価値(交易所)、工業価値(造船所)が上がる。
一ヶ月に60000枚まで投資できる。
なお、この60000枚というのは主人公が投資できる額ではなく港に対しての上限である。例えば既にイスパニアが15000枚投資していた場合、主人公は45000枚までしか投資できないことになる。
価値上昇に使用される金貨は1000枚単位で、余った分は翌月に持ち越しとなる。
1000枚につき価値は4上がる。60000枚投資なら価値は240上がる。
港の価値を上げるのが目的の投資なら、同盟港にした後で60000枚まで一気に投資してよい。足りなければ翌月にもう一度投資しよう。
洋上解説

パソコン版ではクリック後に矢印をクリックして方向を変更してエンター、家庭用機版は十字キーで方向転換して決定。押し続けてもスピードが上がったりしない。一応コマンドで方向転換もできる。
港に接触するだけでは寄港できない。コマンドの「投錨(とうびょう)」→「寄港」で港に入れる。
「上陸」ではその後のコマンドで次のコマンドまで待機したり、水夫・積み荷の編成、資材を使って補修、水や財宝の捜索ができる。なお今作は、上陸して待機しているときは、水も食料も一切消費しない。
水食料を消費するタイミングは夜明け後。つまり夜明け直前に上陸し、待機や水捜索などをしてから昼に出帆…を繰り返すことで水食料を消費せずに移動できる。しかし面倒だし、航海経験値も入らないのであくまでも緊急用に。
人事コマンドで船長の変更を行える。変更後「終了」で変更が完了する。キャンセルすると元のままなので注意。特にどの船を旗艦にするかは重要(旗艦は造船所で売却できないので)。
分配コマンドで仲間航海士の忠誠度を上昇させらる。
情報コマンドで仲間・艦隊・所持アイテムの確認、六分儀を持っていれば緯度・経度の確認(たまにズレるので注意)、水晶の鏡を持っていれば周辺地形の確認、宝の地図を持っていれば地図の確認ができる。
今作では航海日数で発生するペナルティは一切ない。水、食料があれば一年中航海もできる。
新大陸北側と北極は地続きになっているため、太平洋に出るには南端のマゼラン海峡から抜けるしかない(マゼランの世界一周の再現の為)。あたりまえだがスエズ運河とパナマ運河はない。探すだけ無駄。
ヨーロッパからユーラシア大陸北側を進んでベーリング海峡を抜けることはできる。
航海経験値は航海日数に応じて「船長のみ」入る。
航海アクシデント

北海~地中海では何も起きないが、外洋では色々なことが起こる。
船首像をつけていれば発生を抑えられ、発生しても期間が短くてすんだり、被害を軽減できる。
外洋に出る前になるべく高価な船首像を全部の船につけておこう。
暴風雨
アフリカ、インド、日本、新大陸付近などでは暴風雨が起きる。
台風とかではないらしく、季節を問わず起きる。
暴風雨がやむまでは一切操船できず、上陸もできない。
水夫が減り、船の耐久、旋回性能、推進性能も下がってしまう(資材か造船所で修理可能)。
耐久か水夫が0になると沈没する。
凪(なぎ)
風が全く吹かない状態。太平洋、北極海、マゼラン海峡周辺などにこのエリアがある。
このエリアで海流に逆らって進もうとすると、かなり日数がかかって水と食料を消費してしまう。
船長の航海レベルが低かったり、船の推進性能が低いと、海流に押し負けてしまうこともある。
水晶の鏡で確認しながら航海して、隣のエリアに入ったら風が吹いているかどうか確認すると良い。
当該マップに侵入したらそれ以上動かず速やかにUターンして離脱しよう。
ただし北極海は通行エリアが狭いので、避けて通ることはできない。

新大陸(ヴェラクルス近海)、東アジア(ザイトン近海)に藻が絡まるエリアがある。
藻が絡んだ船は推進性能が0になり、全く動けなくなる。
資材があれば上陸して修理できるが、上陸できない沖で藻が絡まると修理できず、風や海流に流されるままになる。
うまく陸地のほうに流れていけば上陸できることもあるが、それができない場合、船を処分しなくてはいけなくなる。
このエリアではできるだけ陸地に沿っての移動を心がけたい。
船喪失
東アフリカ(マダガスカル)、北大西洋(バミューダ海域)で突然船が消えるエリアがある。
何の前触れもなく「○○号が見えやせんぜ(水夫0と同じ沈没扱い)」とか言われる。
船はともかく、船長も行方不明になる。
取り返す方法はないので、良い船首像をつけて祈るしかない。
普段はこの海域を通らなければ済む話だが、敵船の追走や宝の捜索等で通過する場合は覚悟の上で。
交易

値切りは同盟港でないとできない。
また爵位によって値切れる値段も違う。当然、出世するほど安く買える。
物価が極端に安い港だと、売値よりも安く買えることもある。
その場で売却すれば利益がでるが、その頃には金が余っているはず。
戦闘しないなら水夫は運航最低人数でOK、というか経費削減のためできるだけ少なくするべき。
序盤

【北欧】
リスボン(砂糖)→ボルドー(ワイン)→ロンドン(羊毛)→アントワープ(砂糖)→ボルドー(陶磁器)→リスボン
北欧1周交易。処女航海ではアントワープでニコラウスを仲間に加えよう。
投資資金ができたら、ロンドンから1画面東のオスロとハンブルグに寄ると良い。
リスボン(砂糖)⇔ボルドー(陶磁器)
2点間交易。ボルドーの特産品はワインだがリスボンで一般商品として売られているため、リスボンで売るなら地中海で価値のある陶磁器のほうが儲けを出せる。安易に特産品交易を行うことが儲けにつながらない事がわかる。双方の価格差が少ないので比較的長く黒字交易が可能、リスボンから陸地沿いに北へ行けば発見できるのでそもそも発見できないという事故も皆無、価格差でリスボンの物価が下がり船舶購入が有利になりナオを買いやすい、ボルドーの工業価値もそこそこあるので投資して重ガレオンも造れる、と初心者救済の為に作られたとしか言い様がないほどの良質交易ルート。
【地中海】
リスボン(砂糖)→バレンシア(羊毛)→ピサ(美術品)⇔ナポリ(羊毛)→マジョルカ(穀物)→ヴェネチア(陶磁器)→アレクサンドラ(綿)→イスタンブール(美術品)→トレビゾント(ワインor綿)→アゾフ(穀物or陶磁器)→イスタンブール
リスボンから陸地沿いに南へ進み、イスパニアの首都セビリアの先の東側の内海が地中海。北側を陸地沿いに進めていけばバレンシア、マルセイユ、ジェノアが、南側(アフリカ大陸)沿いにはアルジェ、チュニスがある。
序盤に航海士を探すなら特産品のない港も探そう。マルセイユにはボナロッティが、アルジェにはミゲルがいる。ただしこの二人は忠誠度が下がりやすいので注意。また、ホセは毎月地中海のどこかを移動している。さらに奥のヴェネチアまで行けばオスワルドが、アレクサンドラまで行けばフランシスコがいる。他の航海士はある程度レベルが上がらないと仲間にならない。
ピサとナポリはどちらも同じマップにあり、手早く儲けを出せる。金貨が持ちきれなくなったら、両方の港を同盟港にして値切れるようにしよう。ただしどちらの港も工業価値が低く船舶購入が面倒、それと特産品の価格差が大きいのでまともに交易するとあっという間にピサの物価が上がり、ナポリの物価が下がってしまうので儲けを出すには工夫が必要(ナポリの羊毛だけ売買等)。
中盤以降外洋にでるようになってから

リスボン(武器)は外洋で概ね高く売れる。
外洋で買うべき交易品については交易品解説のページを参照。
海戦

海戦の勝敗は準備で決まる(編成)

海戦を行う上で当たり前のことだが、準備が整うまで戦うな。
少なくとも、海戦仕様の船舶を作ってからでなければ初勝利は無理。商船仕様の船やガレオン以外の中古船に水夫と大砲積んだくらいではまず勝ち目はない。
船体は少なくともナオ以上が必要になる。初心者はガレオン以上を使おう。
海戦仕様の船舶についてはデータの船舶の項を参照。
夜間は戦闘できない。これは敵も同じなので、敵船から逃げるときは夜間にすり抜ける手もある。
監視の為に望遠鏡を買っておく。
艦隊発見後に碌な監視ができず、あてずっぽうに襲った艦隊がポルトガル国籍だった挙句、航海士に逃げられたらシャレにならない。
地中海近辺の武器、彫像、護符はたいした性能ではないが、無いよりはマシなので入手できる最高の物を持っておきたい。
近場ではアントワープで彫像を、ロンドンで武器と護符を調達できる。データのアイテムの項を参照。
船長の忠誠度を確認し、下がっていれば金貨を分配して100にしておく。
敵を知り己を知れ(監視)

準備終了後は他国の船か海賊船を見つけて襲うのだが、闇雲にうろついても物資を消耗するだけで艦隊を発見する事は難しい。
敵の本拠地近くで上陸し、待ち伏せするのが効率が良い。上陸時は物資を一切消費しないので私掠時は有効に使いたい。
イスパニアやイスラムの本拠地は首都、カリブ海賊はノヴァグラナダとサンアントニオ、アジア海賊はダナンである。
艦隊発見後はすぐさま監視で国籍と艦隊編成を確認する。
ガレオンが大量にいたりして勝てないと判断した場合は、すぐに上陸してやり過ごし次の機会を窺うと良い。
海賊はポルトガル商船隊に偽装しているので、職業だけで判断しないように。ポルトガル商船隊に見えても、ガレオンがいれば海賊船である。
艦隊が複数いる場合は両方しっかり確認しておく事。片方撃破後に奇襲される可能性もある。万全を期すなら片方が画面外に消えた時に戦闘すると良い。
習うより慣れろ(実戦)

戦闘は旗艦を倒せば勝ち、逆に旗艦を倒されると負け。
敵は自艦隊で最も大きい船舶を旗艦にする。ガレオンが含まれていれば、それが旗艦になる。
船の推進能力が高いと移動力が高くなり、旋回能力が高いと方向転換のときに消費する移動力が少なくなる。
砲撃を受けて推進能力や旋回能力が落ちると、当然そのぶん機動力が落ちることに注意。
「砲撃で船の耐久を0にする」と沈没、「斬り込みか砲撃で船の水夫数を0にする」と座礁して障害物になる。
どちらの場合も敵艦を撃破したことになる。
味方の船もまた同じ。耐久が0になった場合はもちろん、水夫数0になると勝敗にかかわらず戦闘終了後にその船は消滅する。船長はもちろん積荷もなぜか海の藻屑と消えることに注意。
洋上での位置関係と向きが、戦闘開始時の初期配置に反映される。
なるべく敵艦隊の後ろを取ると有利。弱い艦隊なら、真正面から挑みかかってもよい。
艦隊の位置が重なっている状態で戦闘開始すると、両方の艦隊が入り乱れた状態で始まる。こんな状態から始まると大砲を撃ちにくいばかりか、下手すると旗艦集中攻撃で負けてしまうこともある。
敵は重なっている状態で戦闘を仕掛けてくるので注意。明らかにこちらを追尾してくるような船の場合、重なる前にこちらから戦闘を仕掛けたほうが良い。
船の大砲は側面についているので、真正面や真後ろには撃てない。
つまりT字戦法は切込みを食らわない限り有効。
砲撃の可能範囲は側面の左右6マス(カルバリン砲は14マス)で、敵艦隊が隣接している場合は不可能。
大砲の門数以上の乗組員数がいないと威力が落ちる。
戦闘経験値は砲撃や切り込みの実行、船舶を沈めたとき(敵のレベルで変化)に入る。
戦闘経験値を稼ぎたいなら、旗艦を最後に倒すのがオススメ。
初心者は儲けよりも、(プレイヤー自身の)経験を積むことを優先し、ガレオン以上の艦隊で、ナオクラスの商船隊と戦い、旗艦への集中砲撃を行おう。戦闘レベルが上がってくるほど有利に戦えるようになる。
確認を怠るな(戦後処理)

勝利後は戦利品を分捕る。金貨や売却用アイテムは自動で手に入る。持ち切れないと手に入らない。
水と食料、補修資材を回収し、上陸して船の修理を行い、次の海戦に備える。水夫が減っているなら港へ戻って酒場で補充する。
商船隊や海賊なら交易品を積んでいることがあるが、わざわざ港へ行って売るのが面倒ならその場で捨てても良い。
補修資材は常に30樽ほど常備しておきたい。多すぎても無駄。戦闘のほか、突然の暴風雨や藻が絡まってまともに行動できない場合に救世主となるだろう。
勅命と仕事

ある程度名声を稼ぐと、各地の港の酒場でポルトガル王が呼んでいるとの連絡を受ける。
名声が足りないと「○○港であんたを探してる人がいる」と言われ、その港の施設で仕事を受けられる。
特に期限はないので、他の用事があるなら先に片づけてから受けに行ってもいい。
仕事の場合、受けに行かずに名声を稼いでいると、王からの呼び出しになって仕事を受けられなくなる。
王に会うと勅命を言い渡される。内容は4種類。
仕事をこなしたら受けた場所へ、勅命をこなしたら王宮へ戻って報酬を受け取ろう。
仕事の場合は報酬の半分を前払いで、残りの半分を仕事を終えた時にもらえる。勅命の場合は全額後払い。
勅命を断ると名声が下がる。仕事は受けずに断っても大丈夫だが、前金を受け取ってから断ると名声が下がる。
名声を取り戻すのは簡単なので、面倒なら断っても良い。
輸入

勅命のほか、交易所のオヤジに頼まれることもある。
爵位がないか、低いときはこの勅命になる。
交易品を一定数持ってくるように言われる。
前もってその交易品を持っていても足りないと言われ、持っている分は買い取られてしまう。
仕事を終えるか断るまで、その港の交易所は使えなくなる(勅命の場合は使える)。
爵位が低いうちはヨーロッパで調達できる交易品を指定されるが、爵位が高いと外洋にしかない交易品を指定される。
目的物がどこにあるかは交易品解説のページを参照。
何樽どこへ持って帰ればいいのかはメモしておこう。
目的数量より少ない分を持って帰ると怒られて失敗となり、名声が下がるので注意。
ちなみに「0樽持ってこい」とか言われることがあるが、最低1樽は持ってこないと達成したことにならない。
この仕事のみ、王宮への貯金ではなく現金払いでもらえる。
逆にいえば現金上限を超える支払い分は消滅する。手元には余裕を持たせておくべし。
密書

勅命のみ。爵位がないときはこの勅命は出ない。
イスパニアかイスラム王宮へ渡してくるように言われる。仕事としては最も簡単。
途中で港に寄り、交易や投資をしながら向かっても良い。
敵対心が高まっている場合は寄港禁止や逮捕令で追い出されそうになることもあるので、金貨を多めに持っておくこと。
寄港できたら王宮に入り、密書を渡してさっさと帰ってこよう。
艦隊討伐

勅命のほか、酒場のオヤジに頼まれることもある。
爵位がある程度上がると、この勅命が出るようになる。まだ艦隊が商船仕様なら、海戦仕様に変えよう。
他国の戦艦隊もしくは海賊を倒してくるように言われる。
倒すのはともかく、探し出すまでが難しい。酒場で情報を集めよう。
「敵のいる座標」と「敵の目的」の2種類聞けるので、それを統合して探す。
目的は「どこかの港へ向かっている」か「主人公もしくは他国の○○艦隊を狙っている」のどちらか。
主人公が狙われているなら話は早い。その座標へこちらから向かってやれば鉢合わせできる。
どこかの港へ向かっているなら、その港への航路の途中か、その港へ行って待ち伏せすればよい。
港付近にいるはずなのに見当たらない場合、そいつはその港に寄港中なので、出港して上陸して待機していればそのうち出港してくる。
問題なのは他国の艦隊を狙っている場合。NPCの○○の行方なぞ酒場女のランダム発言くらいでしかわかりようがない。よってこんな情報は全く役に立たない。
とりあえず敵のいる座標をメモしておいて、そっち方面の適当な港へ向かい、酒場で再度情報を聞き、敵がどちら方向へ移動しているかを確認しよう。
敵が近くにいることがわかったら、酒場で水夫を補充しておこう。
宝探し

勅命のほか、ギルドのオヤジに頼まれることもある。
爵位が高いと、この勅命になることが多い。
伝説の○○の××を探してくるように言われる。
この仕事は大変効率が悪く、普通にこなすと1年(ゲーム内時間)掛かることもザラである。
クリア効率を考えた場合、この勅命は(リセット等をして)断ったほうが良い。
情報集め

手がかりがなければ探せないので、まずは酒場で情報を集める。
宝物はどこかの土地に埋まっているか、他国の提督が持っている。
情報をもとに宝の地図か、持っている人物を探すことになる。
又聞きだったり、一足違いで他の港へ行ってしまったりするので根気良く探そう。
地図を持っている人を見つけたら、しつこく話しかけて地図を小銭で売ってもらう。
宝のありかが判明しても、リセット等をして地図を持っていない状態だと発見できない。
提督が持っている場合は海戦して奪わなければならない。提督の探し方は討伐依頼と同様。
宝の持ち主が判明していない状態でも、適当に倒した船に偶然積まれていることもある。
戦艦隊ではなく商船隊が持っている場合もある。敵船を見かけ次第倒していれば、早く見つかるかも。
財宝を求めて

地図を手に入れたら、基本的に酒場で船乗りにおごろう。「もっと北東に行ったところじゃねえかな?」などと教えてくれる。
北極や離れ小島、川を遡った場所など、僻地で見つかることが多いようだ。
「水晶の鏡」があれば宝の地図の位置がわかりやすくなり便利。
また適当なところに上陸して捜索すれば、「あっしにもみせてくだせえ」と能力が高い仲間の航海士が宝の方角や正確な座標を教えてくれることがある。
最速簡易攻略(このゲームの初心者でとにかく一度クリアしたい人向け)

【開始設定】
ステータスの割り振りで勇気を80に設定する。
酒場でマルコを仲間にし水夫数を14人にしておく。
造船所でカラヴェルを新造。材質は最低のチーク、ヘルメス号(初期船)と同じ三角帆1本、水夫設定は最低の20、大砲はなし。値段は金貨1000枚に値切る。
値切れない場合は交易品を売ってから定価で買う。
材質を上げると耐久度が上がるが、商船には関係ない。
【資金稼ぎ】
交易所でヘルメス号に積まれている交易品を全部売却し、砂糖を購入。
酒場か出港所で水夫を編成。2隻に7名ずつ分担する。
出航後、すぐに投錨→上陸してヘルメス号を修理する。余った資材は出港所で捨ててよい。
食料と水の割り当ては絶対いじらないこと。家庭用機版でうっかりいじってしまい即全滅と言ったミスは頻繁に起こるので注意。
リスボンから陸地沿いに北東へ向かい、ボルドーを発見する。砂糖を売って本格的な交易開始。リスボンへ戻るなら陶磁器、そのまま北欧へ行くならワインを買う。
水と食料が減ってきたら出港所で補充。
新たな港についたら酒場で仲間になってくれる人を探す。ギルドで望遠鏡を購入。アフリカ方面は暴風雨が起きるのでまだ行かないこと。
仲間が増えたら水夫を7人雇用し、カラヴェルを購入して乗せる。船が多いほど交易の効率が上がる。
金貨が15000枚程になったらカラヴェルを売却してナオに更新していく。材質、水夫、大砲は最低。マストと帆はお好みで。ただし全船同じに揃えること。
ナオは水夫10人いないとスピードが落ちる。
資金が余ってきたら投資で同盟港を増やしていく。他国の手が及んでいない北欧方面から始めると良い。同盟港になれば交易所で値切れるようになる。
投資は基本的に交易所で行うが、重ガレオンが欲しければ造船所に投資する。造船所への投資はどこか一つの港に絞る。リスボンに近いボルドーが適地。
ナオを(重)ガレオンに更新していく。ガレオンならセビリアで新造できる。材質は最高のマホガニー、水夫設定200、大砲60(100)。
乗せる水夫は戦闘開始するまでは20人でよい。
重ガレオンは航海レベルが低いとまともに動かせない。ナオで我慢して、戦闘開始する段階になってからまとめて購入してもよい。
【名声稼ぎ】
同盟港を増やしていくと名声が上がり、王宮から呼び出しを受ける。
王宮で勅命を受ける前にセーブ。今の自分には厳しそうな勅命だったら断るか、リセットで簡単な勅命になるまでやり直す。
【戦闘】
(重)ガレオン5隻、カノン砲、武器・護符・彫像を購入。
酒場で水夫を最大まで雇い、ポルトガル船以外に戦闘をフッかける。
私掠行為の影響で敵対心があがるため、「寄港禁止」「逮捕」の可能性が出てくる。うまく敵国の港に入れたら、すかさず同盟港にしてしまおう。
首都には投資できないのでなるべく寄港したくない。密書配達なら仕方ないが。
【外洋】
勅命内容によっては、宝探しや敵艦隊討伐のため外洋に出なくてはならなくなることがある。
敵艦隊は気長に待っていれば首都に帰ってくるので、そこを狙う手もある。
外洋に行く前に六分儀、水晶の鏡、船首像を購入。
水夫200人のまま外洋に行くとすぐに資金が尽きる。酒場で20人まで解雇。出航時に補修資材を積んでおく。
外洋で戦闘を行う場合は、近場の港に寄って水夫を補充する。冒険中に遭遇してしまったら港まで逃げる。夜間ならすれ違っても戦闘にならない。
水や食料は1隻のみだとその船が遭難したり藻に絡まるとたちまちピンチに陥るので、せめて2隻に積んでおきたい。

極論を言うと今作は名声を稼ぐ事と最終イベントで戦闘が発生する仕様上、資金調達→戦闘艦隊編成→名声稼ぎ→勅命受けて出世(以後名声稼ぎと繰り返す)と言うスパンでゲームを進めていく事となる。その為に上記の内容を一部省略しても(極論地中海近辺のみでの航海でも)クリアは可能。
この場合は地理に疎い人でもクリアできるが、あくまでクリアのためだけの方法なので、同じことの繰り返しで、このゲームの魅力の半分程度しか味わえない。
一度この方法でクリアした後は少しずつでも各地を航海して行動範囲を広げていくことを勧める。