データ作品
・メーカー ASCII
・発売年月日 年月日
・ジャンル RPG
特徴
世界を練り歩きながら魔物を倒して経験値・知名度・ゴルダ・魔術品等を集め・仲間を集めるという典型的なRPG。
ただし、ゲームバランスが鬼畜かつ個性的なため、クソゲー扱いされている事も多い。
後述する様々な問題点を抱えているが、しっかりと要点を押さえればなかなか面白いゲームだと思う。
問題点と面白い点
- 低レベルの内に砂漠・山・森などに一歩でも踏み入れると強制エンカウントによる死が待っている。
低レベルのうちは平地以外を歩いてはいけない。
- マップが狭く、街などがどこにあるのかわからない。
3×3マスしか見えず、見た目には街などのアイコンが見えない。アイテムを買うことによって対処可能。
- 攻略のヒントは聞くことができるが、全体的に情報不足。
特に仲間にするための条件がわからないことが多い。
- 攻略のためには知名度を下げて戦う事も必要という一風変わったシステム。
盾や鎧を守る聖獣を倒すと知名度が-3000される。とある城で知名度を最高にすることができるので、ライセンスを取った後はそれほど気にする必要はない。
- カーソルの一番上の項目は否定であること。
戦闘シーンでは「逃げる」、街に入ると「街を出る」、装備を手に入れると「使わない」という項目が一番上にある。
- 敵の名前が個性的。
過去いかなるゲームでも採用された事のなさそうな名前と形状の敵がたくさんいる。
たこがエルート、人魚がイソリヒ、亀がオイソイ、恐竜がうんむたく(日本の魔獣)など、なかなか想像できない。
中でも、序盤での即死をもたらしてくれるアギャーマ・ジャーデイン・デラーザーは記憶に残りやすい。
- 成長して強敵を倒せる快感。
前述したアギャーマ・ジャーデイン・デラーザー等でも成長させれば勝てるようになる。
装備の耐久度と相談して戦うのもこのゲームの面白さの一つ。
- シビアだが、理不尽ではない難易度。
特にラスボスが強く、最高の状態で挑んでも勝てないことがある。
ヒントも少なく不親切だが、未知の物事を開拓していく楽しさがあり、ポイントをわきまえていれば決して理不尽な難しさではない。
ざっくりとした攻略チャート
- コサーマに会い、古き兜をもらってブローニュの森に行く。
- 知名度を150以上にして、城でライセンスをもらう。
- 牙を300本貯めて城に行き、イリスの戦斧をもらう。カディアにいき、ガイを仲間にする。
- クロノスの鎧を手に入れてドーリスにいき、メディアを仲間にする。
- 全員の装備を整えてケーペウス神殿に行き、トレモスを仲間にする。
- トレモスの装備を整え、古文書を解き明かして知名度を上げてラストダンジョンに挑み、ラスボスを倒す。
攻略の重要なポイント略
- 平地を歩く。平地以外を歩く前には必ずセーブをする。
- とにかくずっと平地を歩いて知名度とゴルダと牙を貯める。
- ゴルダを貯めたら、鎧・盾・鍛冶屋・アルゴの船・遠眼鏡・千里の玉・まじないしを揃える。
- 自分のスタミナの倍以上のカタカナの敵に出会ったら、基本的に逃げる。
- 名前がひらがなの敵は魔術品やゴルダを持っており、話しかけたり脅すことができる。ただし、倒す敵を間違えると知名度が激減する。
登場人物
- アーガス
主人公。一切しゃべらない。戦闘システム上、一番よく戦う。仮面を脱いだらイケメン。 - ガイ
第一の仲間。妖精のタイプ。一番弱い気がする。 - メディア
第二の仲間。露出度が高い。スタミナが一番高い。攻撃モーションが最速。妖精に嫌われている。 - トレモス
最後の仲間。ハゲでスタミナが低い。でかくて優しい。 - 妖精
ゲームの進行役。豊富な知識を持っている。
始まってすぐに、割と役立たずねと言われてあきらめたプレイヤーも多いかもしれない。