セッティング
プレイヤーBaron
AI Random
AI Random
Unique Random Player(ランダムで同じ種族を選ばない)はオン
プロローグ
Baron(以下B)「さー、今日も元気にElysium征服するぞー」
High Lord(以下H)「卿、お言葉ですが征服するには大義名分が必要ですぞ。卿の個人的趣味で人は殺せません……」
B「あ?(威圧)SweepするぞオラSweepするぞオラ」
H「威圧してもダメです(Moralチェック成功) ひとまず卿のご先祖様の領地を奪還するというのはどうでしょうか」
B「あー、それでいいよ。とりあえず俺切れるよね? 切断できるよね?」
H(ダメだこいつ)
1ターン目
H「卿、これが我々の領地です」
B「ちっさ! っていうか砂漠で農場って何取れんだよ」
H「槍兵二人と12ゴールドが毎年収穫されます」
B「へー、そうなんだ、ゴールドと槍兵って生えてくるんだ」
H(そんなわけねーだろ)
H「ひとまず野盗に荒らされたオアシスと徘徊する猛獣を押さえにいきましょう。数が少ないので、卿には猛獣胎児をお願いします」
B「で、君は安全安心な野盗退治に行くわけね。事故を狙ってるわけね」
H「コイツ死なねーかな」(違いますよ、野盗の方が数が多くもしものことがあっては、と)
B「……」
ライオンはワンダリングモンスターの気配が濃厚だ
ただし、ライオンはステータス上難敵に見えるが、数が少ないため実際は大したことが無い。
'''HPが5に鎧が0と、非常に柔らかいため、ライオンなどとは違い騎兵などには即死させられる存在である。
ただし、数がいるため攻撃力のほうは侮ってはいけない。
1-3というのは、期待値としては1.5なので、盾鎧があればまずダメージを受けないが、
時折何度も3を振ってとてつもないダメージをたたき出すときもある。
そのくじ引きを相手の数だけやることになるのが、射撃兵器の怖いところである。'''
'''ここで見極めが重要なのが、土地を守っている場合中立は動かないという点である。
左上のファイヤーエレメンタルは守備モンスターでよく配置される。
動かないから、本拠地を開けても安全だ。
ライオンとバンディットはただのワンダリングモンスターであった場合、動く可能性があるので、
早めに始末しておく必要がある。
また、最初の獲物に選んだこの二体は比較的被害が少なく始末できる相手である。
初手で被害を受けるとリカバリーが難しいため、場合によっては今回のように二手に別れずに全員で当たることも考えた方がいい'''
2ターン目
H「我々の領土が広がりました。ご覧ください」
B「おっいいじゃんいいじゃんこんな感じでどんどん行こうぜ」
H「では卿はそのまま東へ、私は北へ参ります」
H(北にはバケモノが、東には食死鬼や野盗が跋扈していると聞くが、果たして……)
B「おっと、まだ鉄が無いからオアシスの交易で鉄を買い付けておこう」
H「以外に気が利きますね」
B「私は領主だぞ。伊達に人徳で1.5倍の税収が見込めるわけではない」
H(重税課してるだけだろ)
この時点で得られる情報は少ないが、二方向のみオープンしている極地であること、
すでに東と北側に向けて展開していることから、このまま進むのがいいだろう。
他の種族では二手に分かれられるほど初期戦力が充実していない事も多く、
戦力補充の保証もないため、無理な戦いもあまりできない。
対して、Baronは初期の指揮官ユニットが戦闘者として有能であり、
かつ毎年膨大な兵力を無料で確保できるため、無理な戦闘もやりやすい。
Baronの初期拡張の安定度は指折りである。
1年経過
H「最初の1年としては上出来ですね」
B「にしても鉄が無いな」
H「鉄が無くても兵はたくさん志願してくれました」
B「おっ、肉壁志願者か」
H「縁起でもない事言わないでください……これから毎年増えますよ」
B「じゃあ移動力の低い私が軍を率いよう。君はそのままの兵力ね」
H「はい、そうしてください。そちらに戻る暇がなさそうです」
B「なんかいちいちトゲがあるね、君の言葉」
H「卿には負けますよ^^」
~城に戻る途中、大規模なバンディットの軍勢に襲われる(スクショ無し><)~
B「19人も居るぞ、相手」
H「なんとか持ちこたえてください」
B「ぎゃああああ、前衛が一瞬で消し飛んだ」
この戦闘でバロンはfeeble mindedの戦傷を負うも、一人で十人ほど斬り殺しなんとか生還。
B「なんとか生還した……」
H(ちっ死ななかったか しぶといな)
H「大丈夫ですか、卿」
B「ああ、私は大丈夫だ、心配かけてすまなかったな」
H「無事で何よりです。ところで私はこのようなバケモノを発見しました。しかし、念願の鉄鉱を抱えております。いかがしましょう」
B「君の戦力では無理だ。迂回して進みなさい」
H「……卿、頭を負傷しているようですが、本当に大丈夫ですか?」
B「? ああ、心配してくれてありがとう。大丈夫だよ。私も早速傷が癒えたら戦線に戻るとしよう」
H(賢くなってる……)
2年経過
H「あなたの采配のおかげで、今年も収穫の年を迎えることとなりました。卿の十字軍に加わりたいというものが、今年も殺到しております」
'ほかの陣営で二年目の始まりというと、召喚系の種族であればようやく最初のまともな召喚にありつけるあたりである。その時点でこれだけの兵力というのは、悪魔崇拝者が地獄から軍勢を召喚するのに匹敵する。'
'11体のナイトは、わかりやすく言うと一番粗末な城砦をそれのみで抜くことができる軍勢だ。'
'実際、筆者はこの戦力に弓兵を15体ほど加えた軍勢で、鉱山三つと塔を二つ落とし、終戦まで戦力を維持出来た。'
H「今年は幾人か諸侯や軍役を経験したものから、指揮官を任命しました。」
B「報告後苦労、去年もよくやってくれたね……ところで、こんなことを聞いていいものか」
H「はい、なんでしょう」
B「私は、なぜ戦っているのだ? EnchanterやBurgmeistarたちとは不可侵条約を結んでいたはずだが」
H(記憶まで失っているのか……)「卿、今やElysiumは野盗や魔物が跋扈する土地となりました。不可侵を結んでいた彼らも、それが悩みの種でして……彼らは、彼らなりの考えでこの地を平定しようと考えました。私たちはそれに対し兵を挙げ、国を守っておるのです」
B「しかし、私たちは侵略をしていないか? この前、首尾よく"民兵"を排除したとの報告を受けたのだが……」
H(まさか卿自身がご乱心されたとは今更言えまい)「彼らは卿のご先祖の土地を不当に占拠し、搾取しておりました。卿の財産となれば分配もできますが、彼らはそれをしないでしょう。事実、我々はこれだけの軍勢を養い、国防をしているではありませんか。彼らの故郷にも少なからぬ投資をしております。一人につき金貨十枚の破格の兵役です。卿、それだけこの度の戦は重要なのですよ。Elysiumに平和を取り戻そうではありませんか」
B「そうか……」
H「! 卿、斥候が帰還しました! 卿が気にしておられた一方、Enchanterの地に向かわせたものです」
斥候「報告あがります! Enchanterの領土が魔獣に荒らされ、かの地は散り散りになったとのことです!」
'このように、高めの難易度でも勝手にCPUが自爆する場合が多い。'
'これは、粗末なAIだからというわけではなく、初期の資源が足りない時に、'
'ふいに人間プレイヤーにも訪れることだ。'
'全兵力を前線に持っていくため、最初の拠点に兵を一兵も置かず、そのまま侵略されてしまう。'
'そうすると、たとえ鹿の一匹でも本拠地を襲撃され、ゲームが終わってしまうのだ。'
H(なんという僥倖^o^)「卿、かの地の民は魔獣が跋扈する中、あなたの統治を待っておられます! 至急東へ進軍しましょうぞ!」
B「ま、待ちなさい。とりあえず北のBurgmeisterも気になる。北へ向かおう。緊急事態だ、過去のいざこざはこの際なかったことにしようではないか」
H(いざこざって、卿が昔、貴族の結婚披露宴の場で彼らの背丈をなじったのでは……)
H「わかりました、ただ、こうなっては斥候のみで進ませるのは危険です。軍隊も派遣します」
B「それでは侵略……」
H「緊急事態です。卿、今確保すべきは無辜の民の安全です」
B「むぅ……仕方あるまい、許可しよう。ただし、私も直接行こう。東側から山脈を迂回して北へ向かう。君は直接そのまま北へ行ってくれ」
H「承知しました。向かいましょう」
3年経過
H「卿、今年の収穫は修道士たちの沼地を農地に変換する努力もあり、収穫が増えました」
B「皆ご苦労だった。私は北へ移動中、我々の領土を荒らしまわってる輩を見つけた」
H「征伐しましょうか?」
B「いや、恐らく私の軍勢で対処できるだろう。そのまま抑えにいく」
H「分かりました。しかし、相手には魔術師が居ます。くれぐれもお気をつけて」
B「心配ありがとう。そちらも気を付けてくれたまえ」
村々を荒らしまわっているHeroの一団。
RPGのパーティのような構成で徘徊しているのは、そういった作品のオマージュだろうか。
単体で軍勢を跳ね除けるドラゴンのような強さは持ち合わせていない。
人間型でかつ、化け物のような強さを持ち合わせているユニットはごく少数である。
彼は二回攻撃であるので、強力な防具と武器を持てば、かなりの戦力にはなりうる。
ただし、現時点ではHigh Lordにも戦力では劣る。
彼の持つ指輪には強力な効果がある。
ただし、多勢を跳ね返すような効力は無い。
多勢を攻撃するという点では、魔術師の方が有能である。
脆さはあるが、アイテムや前衛で補えるなら、強力無比な存在となる
彼は毒を持つ短剣と、幽体化した上で浮遊するリングを持っている。
短剣は接近戦をしないのであまり意味がない。リングの幽体化は通常攻撃に頼る軍勢にはかなり有効である
仮にすべてのアイテムをHeroがもっていれば、もう少し活躍できたかもしれない。
Heroは最初の一斉射撃で死んでしまった。
B「目がー! 目が-!」
H「どうされました、卿」
B「目が見えない!」
H「なんと! 至急城へお戻りください!」
B「……いや、私はまだ闘い続けるぞ。野盗も残っているし、兵力も十分にある」
H(以前の卿には考えられない闘志だ……)
4年経過
H「卿、2年連続で凶作が続いておりますが、志願兵の方は増すばかりです」
B「有難いことだ……私の目で直接見たかったものだが」
H(Burgmeisterたちと遭遇したことは黙っておこう)
非常に弱いBurgmeisterの軍勢。
ゲームの性質上、初期拡張に失敗した状態でプレイヤーにつけいれられると、
そのまま沈んでしまう事が多い。
Burgmeisterは軍勢の移動力が低いため、極地などに配置されると、積雪などに阻まれ収入が思うように拡張できない
ただし、これはBurgmeisterが弱いというわけではない。
彼らの召喚ユニットは非常に強力で、一度数が揃ってしまうとほとんどの文明で太刀打ちできないぐらいだ
H「かなり兵力が揃いましたので、そろそろ領土内の危険因子を排除します」
B「気を付けるようにな。私はこのまま周辺の警戒を続ける」
初期地点近傍にいたファイヤーエレメンタル。
非常に高い炎の攻撃を持ち、幽体化にファイヤーシールド(自動反撃)も持つ。
おおよそ通常攻撃にて接近戦を挑むユニットの天敵と言っても差し支えない。
しかし、大規模な遠距離攻撃部隊を編制していたり、適切な魔術師が存在すれば、逆に脆い存在とも言える。
初期地点に一番近い鉱山に居たビホルダー
前衛次第では大軍を持っていても跳ね返すだけの実力がある
接近時も詠唱可能な6つのスクールを、1ターンに連発する
彼は各種耐性に加え48ものHPをもっており、単純に魔術師が6体並んだよりも強力である
これだけの軍勢に
これだけの軍勢を当てたにも関わらず
こんな状態になってしまった
ビホルダー以外はほとんど1ターンで溶けたものの、肝心のビホルダーは数ターン生き残り、壊滅的ダメージを与えてから沈んでいった。運が悪ければ、全滅していたかもしれない
ゲームエンド
H「報告があります。Burgmeister達は、国力が衰退しており併合を希望しています」
B「これで争いも無くなるのか」
最後の一戦は1ターンで決着がついてしまうほど、彼らは弱体化していた
スコア。圧倒的である。
H「いえ、このElysiumもまだまだ危険な地があります」
Gold Mineは非常にゴールド収入が多い。
一拠点で15枚ものゴールドと、3つの鉄が手に入る
そのかわり、強固な防備が敷かれ、時折モンスターたちに侵略を受けるイベントが発生する
H「全てを手に……いえ、安らかな世界を築くため、戦い続けましょうぞ」
エピローグ
かくしてBaronにより、Elysiumは再度統一された。
BaronはやがてKingとして戴冠し、繁栄を極めたそうである。
というわけで、初心者向けとしてゲームの終わりから初めまでプレイの記録を書かせていただきました。
ゲームの雰囲気をつかんでいただけたら幸いです。
普段は59ターンで終わるようなゲームではありませんが、
時折全員鹿にやられて数ターンで勝利することもあります。
今回は力技での勝利でしたが、本来は魔術師の活用などもあわせ、
不確定要素を知恵でねじ伏せていく快感が味わえるゲームとなっています。
敗北を恐れず、色々な種族でプレイしてみるのがお勧めですが、一度どれかの種族を決め打ちして、
勝ち筋を探るのがいいでしょう。