ともだちが購入した台湾製電動ガン、SRC製 XR8-2(XM8タイプ)グレー をレビューする。
実銃の話
XM8はドイツH&K(ヘッケラー&コッホ)社が次期米軍アサルトライフルとして開発したアサルトライフル。
XM8は、同社G36ライフルをベースに、強化プラスチックを多用し、自然な姿勢で射撃できるよう工夫されている。
その上、銃の弱点である反動を軽減し、命中精度を高めている。
2005年に米軍次期制式アサルトライフルと発表されたが、海兵隊や特殊部隊などから猛反発を受け、採用が保留され、最終的には取りやめとなった悲劇の銃である。
現在はPMC(民間軍事会社)へ販売を行っているようだ。
XM8はバリエーションが多く、12.5インチ仕様のスタンダード・カービン、9.5インチのコンパクト・カービン、20インチの狙撃形であるシャープシューター、同じく20インチでも分隊支援火器(機関銃)形のオートマチックライフルがある。実銃は一丁でこれら全てのバリエーションに部品交換だけで対応できる。
カラーもタンカラーやグレー、黒などが存在する。
このエアガンはスタンダード・カービンがモデルである。エアガンでもカラーはこの3色があるが、オールド・スネーク(MGS4の主人公)が使うのはグレーなのでグレーにした。
弾薬は5.56mmNATO弾、6.8mmx43mmSPC弾を使用する。
エアガンは5.56mmNATO弾仕様がベースである。
買った理由
まず、XM8を知るきっかけとなったのはメタルギアソリッド4(以下MGS4)である。
MGS4では、米軍がXM8を採用している設定となっており、使用するシーンも多く見られ、かっけぇなっていう印象があった。
そんでもって、元々はSIG552を購入する予定であったが、秋葉に行ったときにこれを見つけてこっち買うしかないと思い、購入にいたった。
MGS4に登場するXM8
箱
開封
同時に東京マルイ製のG36用のゼンマイ給弾470連射マガジンを購入した
ストックを伸ばした状態で入っている。
しかし、少し無理矢理感がある。
説明書
中国語、英語だから読めない
あと、かなりヲタい絵で表現されているところがあったが(台湾製なのに)、あえて載せない。
外装
やはり国内製のものに比べると、かなりちゃちいが、XM8の形だから問題ない。
ストックは6ポジションで開閉する。
しかし、接触が悪くて中間位置で止められない。
勢い良く伸ばすとストックがはずれることがあった。
マガジンキャッチ
トリガーガードに沿っている部分を押せばマガジンを取り外せる。
あとは出っ張りを押してもはずせる。
セレクターは左右どちらからでも操作できる。
チャージングハンドルを引くとここまで開くことができる
これで可変ホップアップの調整をする。
レティクル
アイアンサイト
こいつは全く役に立たない。狙ったところに飛んでいかないからね。調整とか問題外なほど違うところに着弾する。
フロントサイトはボタンで開き、リアサイトは手で押して開く
バッテリーの入れ方
まずハンドガードピンをはずし、その後上部の穴に挿入する、
ハンドガードを取り外し、ミニバッテリーを装着する。
スリング
マガジン
最初から付いてくるのはゼンマイ給弾の470連マガジン
で、あとマルイのも買ったが、ほとんど仕組みも変わっていないみたいだ。
途中給弾不良もない。
まあ家での使用に多弾数マガジンは必要ないので、後からstar製30連マガジンを買った。
こちらも全く給弾不良はない。
マガジンは繋げることができる。
これにより素早いリロードが可能。
命中精度のお話
海外製ということもあり、命中精度、性能にはあまり期待してなかったが、
予想外なほどに綺麗に命中する。これは嬉しい。
ただ、セレクターがクリック感がなくてセミで撃ったはずなのにフルになってたりする事があった。
それ以外は上出来だと思う。