中央本線

Last-modified: 2024-03-28 (木) 18:11:33

中央本線は、神田~代々木間、新宿~名古屋間、岡谷~辰野~塩尻間の路線名称である。神田~代々木間、新宿~塩尻間、岡谷~辰野~塩尻間のJR東日本管理区間を中央東線、名古屋~塩尻間のJR東海管理区間を中央西線と呼んで区別する。中央東線、中央西線共に東京~高尾間*1、名古屋~中津川間においては中央線のみの表記も見られる。この内、東京近郊区間及びSuica首都圏エリア大回り乗車では神田~代々木間、新宿~八王子間、岡谷~みどり湖~塩尻間、岡谷~辰野~塩尻間において大回り出来る。本項では長野県内の大回りについてを取り上げる。東京都内の大回りについては中央線中央・総武線(各駅停車)を参照のこと。


駅一覧

みどり湖回り

  • 岡谷?…辰野方面
  • みどり湖?
  • 塩尻?篠ノ井線?、辰野方面、中津川方面

辰野回り

  • 岡谷?…上諏訪方面、みどり湖方面
  • 川岸?
  • 辰野?…飯田線
  • 信濃川島?
  • 小野?
  • 塩尻?篠ノ井線?、みどり湖方面、中津川方面

当路線を走行する車両

※1号車は東京寄りの車両

211系
当区間では長野色*2(長野総合車両センター所属)の6両編成と3両編成が運用される。0番台・1000番台はセミクロスシート、2000番台・3000番台はロングシート。
E127系100番台
元々は大糸線用であったが、2013年3月改正より中央東線・篠ノ井線での定期運用が開始された。片側ロングシート、片側セミクロスシートの変則シートを採用しているのが特徴である。辰野~塩尻間では全列車がこの形式での運用であり、ワンマン運転を行なっている。
213系5000番台
JR東海関西本線用に投入された2扉転換クロスシート車である。2扉であることが災いしたため、関西本線からは早い時期に退いた。その後、119系の置き換え用として飯田線に転用された。213系は辰野から岡谷経由で中央東線茅野まで乗り入れる。
313系
JR東海の主力である近郊型車両。3扉転換クロスシートまたは3扉セミクロスシートを備える。転換クロスシート編成とセミクロスシート編成の運用は区別されているので調べればどちらにも遭遇可能。313系は中央東線上諏訪、篠ノ井線松本まで乗り入れる。
E353系
これまで中央東線特急で運用されてきたE351系及びE257系を置き換え、2019/3/16改正より中央東線の全定期特急列車がE353系の運用となった。4号車~12号車からなる9両の基本編成に、1号車~3号車までの3両付属編成を新宿方に連結した最長12両編成で運用される。
E257系5000番台
500番台も含めるとJRが自社設計・製造した特急形車両では2番目に多い製造数を誇る。0番台は特急「あずさ」「かいじ」で運転されていたが、2019/3/16以降は臨時列車での運用となった。その後2000番台(東海道線系統用)に改造されなかった編成は2021年に5000番台に改造され、引き続き臨時特急「あずさ」として運用されることがある。
E233系
中央本線の定期運用範囲は大月駅までだが、毎年夏季に行われる諏訪湖での花火大会の際に、6両編成と4両編成が臨時列車として松本地区でも運用される。このため普段乗り入れない区間の行先表示が可能となっている。2016年以降は4両編成に代わり、南武線用の編成(6両編成)も臨時列車に使用されている。

備考

  • あずさ号の一部列車は、みどり湖方面と辰野方面との分岐駅である塩尻?を通過する。そのため、これらの路線との乗り継ぎを松本?ですることが認められている。詳細は折り返し乗車の特例を参照。ただし当該のあずさ号は岡谷にも停車しない為、通常の大回りでこの制度を利用することはできない。
  • 当区間の普通列車は全駅半自動扉扱いとなるため、乗降の際はドア横にあるボタンを押すこと。
  • 2017年4月1日初電からSuicaサービスが拡大され、これにより、中央本線・篠ノ井線韮崎~松本間の全駅でSuicaが利用可能になったが、辰野支線(岡谷、塩尻駅を除く)では利用できない。

*1 正式には東京~神田は東北本線、代々木~新宿は山手線
*2 グレーの地に窓回りを薄青、窓下に薄青緑の帯を入れた色