これらの項目の効果を受けるためには、メインジョブを白魔道士に設定し、かつ白魔道士の
メインジョブレベルが75である必要がある。
また、白魔道士カテゴリ内の成長限界は合計で10ステップ(項目ごとの限界は5ステップ)。
項目 | 効果 |
---|---|
女神の印使用間隔 | 1ステップにつき再使用間隔を20秒短縮(最大1分40秒) |
ケアル詠唱時間 | 1ステップにつき発動タイミングを4%早める(最大20%) |
属性耐性魔法効果 | 1ステップにつきバ系効果+2(最大+10) |
バニシュ効果 | 1ステップにつきバニシュ系に掛かる魔法攻撃力+2(最大+10) 対アンデッド特殊防御減衰効果時間+2秒(最大+10秒) |
リジェネ効果 | 1ステップにつきリジェネ系の3秒ごとに回復する値+1(最大+5) |
2006/07/25バージョンアップ
- デヴォーション
標的のパーティーメンバーに自身のHPを一部をMPとして分け与える。
使用間隔 10分 メリポ1でMP回復量+5%。自分自身には使用不可。
自分の現在HPの1/4を消費して、対象のPTメンバーのMPを回復させる。回復量は消費したHPと同じ値。自分を対象にすることはできない。いわばPTメンバー専用の効果の弱いコンバートといえる。射程が狭いので注意が必要。
例としてLv75のヒューム白だと大体HP1000前後なので、250前後のMPが回復する。これは案外馬鹿にならない量である。ガルカなら300に達することも可能であろう。リジェネIIの総回復量が240なので、消費MP36で大体回復可能。またストンスキン(消費MP29)をあらかじめかけておけば、HPをまったく消費せず効果を得ることも可能である。
使用間隔の問題はあるがナ盾や黒魔や青魔の追い込みサポート等、緊急時やスキル上げ、BF戦など、使いかたによってはなかなか面白そうなアビリティであるといえよう。
なおDevotionとは「帰依」「献身」を意味する。マーターと同様に、自己犠牲という言葉がついてまわる白魔道士というジョブを象徴するかのようなアビリティ名である。
- マーター
標的のパーティーメンバーに自身のHPの一部を倍増して分け与える。
使用間隔 10分 メリポ1でHP回復量+5%。自分自身には使用不可。
自分の現在HPの1/4を消費して、対象のPTメンバーのHPを回復させる。回復量は消費したHPの倍。自分を対象にすることはできない。デヴォーション同様、射程が狭いので注意が必要。
回復したHP量はハートオブソラス使用時に記録される。
MPの代わりにHPを消費するケアルと言った感じ。
魔法ではないため魔法感知にかからないほか、静寂中や、ナイズル島アサルトの「白魔法使用禁止」の時でも回復可能な手段の一つになるなどの利点がある。代わりにアビリティ感知や生命感知には引っかかるようになるといった欠点がある。
デヴォーションとは異なり一瞬でピンチをある程度覆すことが可能だが、逆にある程度余裕のある状況であればデヴォーションの方が総合的な貢献度は高い。またヘイト上昇量が意外と高い模様で、マーター→自身にケアルを行うと高確率でタゲが移る。ストンスキンで消費HPの大半がカバーできるため事前に張っておくとヘイト上昇をある程度抑えられる。
なお“現在の”HPの1/4消費であるため自分がピンチのときに使ってもほとんど効果は無い。
また、特性上ソロ活動時では全く役に立たないアビリティであるので注意。
Martyrとは、「殉教者」「(主義などに)殉じる人」の意。"Martyr to ~"で「~に苦しむ、~について悩む」となる。様々な回復手段の取捨選択に悩み、時に自らの犠牲すら戦術としかねない白魔道士の生き様を象徴するような言葉と言えよう。