QCDやQMPは公式サイトなどで公開されているプラグインによって機能を拡張することが可能です。また標準機能の多くもプラグイン(DLL)形式で同梱されているため、不要なプラグインを削除して軽量化することもできます。
各プラグインの詳細についてはプラグインの種類一覧及びリンクページを参照してください。
インストールとアンインストール
インストール
プラグインはQuinnwareのプラグインページ等からダウンロードしておきます。
プレーヤーが起動しているときは終了させておいてください。
ほとんどのプラグインは上のようなアイコンのインストーラ形式で配布されているのでインストーラを実行するだけで簡単にインストールできます。
途中プレーヤーのインストールフォルダを聞かれるので正しいか確認後「Install」ボタンを押してください。標準のインストールフォルダは下記です。
QCD: C:\Program Files\Quintessential Player
QMP: C:\Program Files\Quintessential Media Player
インストーラ形式ではない場合はDLLファイル等をプラグインフォルダに入れてください。標準のプラグインフォルダは下記です。
QCD: C:\Program Files\Quintessential Player\Plugins
QMP: C:\Program Files\Quintessential Media Player\Plugins
- メモ
- QCD用に作られたプラグインのインストーラはQMPを認識できずインストールできないことがあります。うまくインストールできないときは'QCDPlayer.exe'という名前の偽ファイルをQMPのインストールフォルダに作ってからインストールしてみてください。
※Winamp用のプラグインをインストールするときも同様です。ファイル名→'winamp.exe'
アンインストール
メニュー -> Preferences (環境設定) -> Plug-ins (プラグイン) -> -> Types (タイプ) -> (プラグインの種類)
より不要なプラグイン上で右クリック後、「Delete plug-in (プラグインを削除する)」をクリックしてください。ここで削除できないプラグインを削除したい場合はプレーヤーを終了後、インストールフォルダから直接削除してください。
プラグインの設定
プラグインの設定はプラグインブラウザから変更できます。(キーボードショートカットはCtrl+B)
メニュー -> Preferences (環境設定) -> Plug-ins (プラグイン)
プラグインの読み込み
プラグインをどこから読み込むのかなどを下記の場所で設定できます。
QMP
メニュー -> Preferences (環境設定) -> Plug-ins (プラグイン) -> -> Plugin-in Loading (プラグインの読み込み)
QCD
メニュー -> Preferences -> Plug-ins -> Settings
- プラグイン フォルダ
- プラグインを標準のプラグインフォルダ以外に保存したい場合は[追加]でフォルダを指定してください。
- プラグイン メンテナンス
- 書いてあるとおり。
- プラグイン開発
- プラグインの開発を行っていない場合は☐チェックオフのままでよい。
タイプ
メニュー -> Preferences (環境設定) -> Plug-ins (プラグイン) -> -> Types (タイプ) -> (プラグインの種類)
プレーヤーにインストールされているプラグインが種類毎に表示されます。プラグインの種類それぞれの詳細についてはこちら。
プラグインの有効化・無効化
プラグイン名の左にあるチェックボックスで変更できます。
☑チェックオン: 有効
☐チェックオフ: 無効
優先度の変更
変更したいプラグインを選択後、[Move Up (上へ移動)]または[Move Down (下へ移動)]をクリックしてください。
各種設定
変更したいプラグインを選択後、[Configure (構成)]をクリックしてください。
その他
- DSP の [Bypass All (バイパス)] ボタンについて
- 適用中の DSP プラグインをすべてバイパス(迂回)します。プラグインの有効・無効のチェック状態を保持したまま DSP を無効化したい場合にクリックしてください。
プラグインの種類一覧
種類 | 概要 |
---|---|
ソース (Source) | 様々なメディアを読み込むためのプラグイン |
インプット/入力 (Input) | 様々なメディア形式のファイルを再生(デコード)するプラグイン |
プレイバック (Playback) | 音楽を再生(出力)するプラグイン |
エンコーダー (Encoders) | オーディオデータをリッピングやエンコーディングするプラグイン |
ビジュアル (Visuals) | 視覚効果を表現するプラグイン |
DSP | 再生中のオーディオを強化・修正するプラグイン |
ライブラリ (Libraries) | 音楽に関する情報を格納して読み出すプラグイン |
プレイリスト (Playlists) | 様々なプレイリストを読み書きするプラグイン |
総合/一般 (General) | 広範な機能を提供するプラグイン。他のプラグインの種類に該当しないものはすべて。 |
タグエディタ (Tag Editers) | ライブラリプラグインのタグ&ファイル名エディタで様々なファイルタグを読み書きできるようにするプラグイン |
メディアライブラリ (Media Library) | ライブラリプラグインのメディアライブラリで使用する機能を提供するプラグイン。QMPより追加。 |
その他
言語パック
言語パックとはQCDやQMPのダイアログなどの文字列を他の言語に翻訳するプラグインです。
多くの言語が公式サイトの言語パックページで公開されています。
日本語化についてはインストール・日本語化を参照してください。
- 拡張子
- .lng
アイコンパック
アイコンパックとはメディアファイル用アイコンが詰め合わされているプラグインです。
メニュー -> Preferences (環境設定) -> Settings (設定) -> -> System Integration (システム統合) -> File & Player Icons (ファイルとプレーヤーのアイコン)
からアイコンパックの内容をインポートしたりアイコンを変更したりできます。アイコンパックページ(公式)
- 関連FAQ
対応ソフトウェア
QCDやQMPと連携して動作できるソフトウェアなど。