Quintessential Playerの使い方のページです。
目次
はじめに
QCDにはとても詳しいヘルプファイル(英語)が付属しています。よくお読みください。
キーボード アクセラレータとコマンドライン スイッチ
プレーヤーのキーボード アクセラレータ(ショートカットキー)やコマンドライン スイッチは
メニュー -> About QMP (QCD Player) -> Q Tips
から見ることができます。
Q Tips
QMP システム メッセージ エリア ----------------------- 多くのスキンにはイベント メッセージやボタンのツールチップが現れる、「システム メッセージ」エリア(デフォルト スキンではちょうどタイマーの下あたり) があります。 ボタンの機能についての説明を得るには、マウス ポインタをボタンへ動かしたときに このメッセージ エリアを確認してください。 キーボード アクセラレータ --------------------- -- プレイバック -- ファイルを開く Q 前のトラック W 次のトラック E 停止 R 一時停止 T 再生 Y フォルダを開く Shift+Q このトラックで停止 Shift+R 選択したトラックの再生 Shift+Y 5秒進める → 5秒戻す ← ... 10秒 Shift+→, Shift+← ... 20秒 Ctrl+→, Ctrl+← ... 40秒 Shift+Ctrl+→, Shift+Ctrl+← 音量を上げる Ctrl+↑ 音量を下げる Ctrl+↓ -- プレイリスト -- プレイリストの表示・非表示 Ctrl+Y プレイリスト検索窓にフォーカス Ctrl+F ファイルの追加 Insert, Ctrl+O フォルダのファイルを追加 Shift+Insert 選択したトラックの削除 Delete, Ctrl+D 選択していないトラックの削除 Shift+Delete すべて選択 Ctrl+A 選択トラックの反転 Ctrl+X プレイリストをシャッフル S カレント トラックのリピート D すべてのトラックをリピート F -- プレイリスト操作 -- 上へ ↑ 下へ ↓ 上のページ PageUp 下のページ PageDown 最初のトラック Home 最後のトラック End 再生 Enter 指定番号のトラックを再生 プレイリスト番号+Enter 選択したトラックの再生 Shift+Enter -- 検索中のプレイリスト操作 -- すべて検索 Tab 次を検索 ↓ 前を検索 ↑ 現在の一致トラックを再生 Enter プレーヤーへフォーカスを戻す Escape -- スキン コントロール -- デフォルト スキンに戻す Ctrl+0 スキンのモード 1 ~ 9 をロード Ctrl+1...9 スキンの拡張 1 ~ 9 を開く Shift+1...9 スキンの子ウィンドウを開く Shift+0 スキン ブラウザを開く Ctrl+S 次のスキン モード Alt+S スキンのリフレッシュ F5 -- その他 -- プラグイン ブラウザ Ctrl+B トラック情報の編集 Ctrl+E エンコーダー Ctrl+R 環境設定 Ctrl+P 常に手前に表示 Ctrl+T -- イコライザ -- イコライザ プリセット Ctrl+Q 次の EQ プリセット Alt+Q 前の EQ プリセット Alt+Shift+Q -- 視覚エフェクト -- ビジュアル ウィンドウ Ctrl+V ビジュアルを全画面で表示 Ctrl+Shift+V 次のビジュアル Alt+V コマンドライン スイッチ --------------------- /play 再生開始 /play d:\trackXX.cda CD ドライブ「d:」のトラック番号「XX」を再生 /play c:\メディアファイル 「メディアファイル」を再生 /add c:\メディアファイル プレイリストに「メディアファイル」を追加 /pause CD を一時停止 (再生中) /stop CD を停止 (再生中) /trkfwd 次のトラック (再生中) /trkbwd 前のトラック (再生中) /eject d: CD ドライブ「d:」をイジェクト /ejectall すべての CD ドライブをイジェクト /closeall すべての CD ドライブを閉じる /autoplay Windows の CD 自動再生機能を使用します。 QMP の現在の状態は上書きされません。 /ontop QMP を他のウィンドウより常に手前に表示 /notontop QMP の常に手前に表示を取り消す /hide QMP を最小化 /show QMP を表示 /noactivate 上記のいずれかのコマンドによるプレーヤーの 動作を停止するには、このオプションを追加して ください /shutdown QMP の終了 /safestart プラグインを初期化せずに QMP を起動 /newinst QMP を複数起動 /class クラス名 異なるウィンドウ クラス名で QMP を起動 Q Tipsに載ってないキーボード アクセラレータ (QMP) ----------------------- -- ビデオ -- ビデオ ウィンドウ Ctrl+W 全画面表示 Alt+Enter 半分のサイズ Alt+` 実際のサイズ Alt+1 2 倍のサイズ Alt+2 -- その他 -- ミュージック ブラウザ Ctrl+M (B121から廃止) メディア ライブラリ Ctrl+L QMP の終了 Alt+F4
- キーボード アクセラレータ
- プレーヤーがアクティブな状態のときにキーボードで操作することができます。
※QCDやQMPがアクティブではない状態から操作する場合はホットキープラグインを使用してください。
- コマンドライン スイッチ
- Windowsの[コマンド プロンプト]や[ファイル名を指定して実行]で、以下のように指定してください。
QMPlayer /play ----------------------- QCDPlayer /play
"QMPlayer","QCDPlayer"で無理な場合はプレーヤーのフルパスで"C:\Program Files\Quintessential Media Player\QMPlayer.exe" /play ----------------------- "C:\Program Files\Quintessential Player\QCDPlayer.exe" /play
テンプレート エディタ
タイトルやアルバムなどのボタンをポチポチ押してお好みのテンプレートを作成してください。
button / ボタン | コマンド | 備考 |
---|---|---|
Title / タイトル | %TITLE% | |
Trk Artist / Trk アーティスト | %ARTTRK% | トラックアーティスト |
Alb Artist / Alb アーティスト | %ARTALB% | アルバムアーティスト |
Album / アルバム | %ALBUM% | |
Genre / ジャンル | %GENRE% | |
Year / 年 | %YEAR% | |
Track # / トラック # | %TRKNUM% | トラック番号 |
Disc # / ディスク # | %DISCNUM% | ディスク番号 |
Filename / ファイル名 | %FILE% | P、F |
Playlist # / プレイリスト # | %PLNUM% | プレイリスト番号、T、F |
Time / 時間 | %TIME% | T |
Cur Date / 現在の日付 | %CURDATE% | F |
Cur Time / 現在の時間 | %CURTIME% | F |
Conditional / 条件 | ?コマンド?<A|B> | 条件分岐 |
※備考のP=プレイリスト、T=タスクバー、F=ファイル名のテンプレートエディタのみ。他はすべて。
※Conditional (条件)ボタンは条件を分岐させたいときに使用します。入力フィールド内の%と%で囲まれているコマンドを選択するとボタンを押せるようになります。
- コマンド解説
- %コマンド%=コマンドを表示
?コマンド?<>=コマンドが表示できるかどうかという意。
A=コマンドが表示できるときに表示する%コマンド%または文字列
|=区切り
B=コマンドが表示できないときに表示する%コマンド%または文字列
- ファイル名テンプレートエディタの例
- 悪い例
ファイル名のテンプレート%TRKNUM% - %TITLE%
フォルダのテンプレート%ARTALB%\%ALBUM%
テンプレートのプレビューアルバムアーティスト\アルバム\01 - タイトル
上記の場合、アルバムアーティストやアルバム名・トラック名がblank(空)だと期待通りのフォルダ構造にならなかったり、うまくファイルが移動・作成されなかったりすることがあります。以下のよう条件分岐させるといいでしょう。 - 良い例
ファイル名のテンプレート?TRKNUM?<%TRKNUM% - >?TITLE?<%TITLE%|トラック情報なし>
フォルダのテンプレート?ARTALB?<%ARTALB%|アーティスト情報なし>\?ALBUM?<%ALBUM%|アルバム情報なし>
テンプレートのプレビューアルバムアーティスト\アルバム\01 - タイトル
プレビューは同じですがこのように「条件」ボタンで○○が表示できるなら%○○%、そうでなければ××とすると情報が空になるのを防ぐことができます。?ARTALB?<%ARTALB%|アーティスト情報なし>
この場合、?ARTALB? (=「アルバムアーティスト」)が表示できるなら%ARTALB% (=「アルバムアーティスト」)、そうでなければ「アーティスト情報なし」を表示するという意味です。
他のテンプレートエディタでも同様です。
歌詞の表示
QCD や QMP は歌詞の表示に対応していないので、外部ソフトウェアの連携機能を利用して表示してください。(QMP は非同期歌詞の埋め込みのみ可能)
アートワーク/アルバムアートの表示
QMP の場合
- QMP のタグエディタを使って画像をファイルタグに埋め込んでください。
※ただし APE v2 Tags プラグインで埋め込まれるアートワークは他のソフトウェアとの互換性が低いため、APE, TAK などの場合は Mp3tag での埋め込みをおすすめします。 - ファイルの再生を開始するとアートワークが表示されます。
※使用しているスキンがアートワークの表示に対応している必要があります。
QCD の場合(QMP でも利用可能)
- 「Cover Art Visual Plugin」をインストールしてください。
- ファイルと同じフォルダにファイル名「folder.jpg」で画像を保存してください。
※別名で保存済みの場合はプラグインの設定を開いてテンプレートを変更してください。 - ファイルの再生を開始するとビジュアルウィンドウにアートワークが表示されます。
※ID3v2 タグの埋め込み画像にも対応しています。
QMP を Linux (Wine) 上で起動する方法
Linux では「Wine」をインストールすると Windows 用アプリケーションを動作させることができます。安定性や互換性はまだまだ発展途上ですが、QMP や QCD もなんとか利用可能です。
- 注意
- Wine 1.0 では QMP のメディアライブラリを使用することができません。Wine 1.2 以降をインストールするようにしてください。
メディアライブラリの日本語が化ける場合はこちらで配布しているスキンをお試しください。
- Wine のインストール方法
- 端末 (ターミナル) から以下のコマンドを実行するとインストールできます。
Ubuntu:sudo apt-get install wine
Red Hat / CentOS / Fedora:yum install wine
そして、QMP をインストールしてください。
- WineHQ 版 Wine のインストール方法
- Ubuntu 系ディストリビューションの場合、WineHQ の APT Repository を追加すれば Wine の最新版*1を利用できます。下記ページを参考にリポジトリを追加してください。
WineHQ - Installing the latest Wine on Ubuntu
端末 (ターミナル) から行う場合は以下のコマンドを実行するとリポジトリを追加できます。sudo add-apt-repository ppa:ubuntu-wine/ppa sudo apt-get update
次に、端末 (ターミナル) から以下のコマンドを実行するとインストールできます。
安定版:sudo apt-get install wine
開発版:sudo apt-get install wine1.7
そして、QMP をインストールしてください。
Windows 98/Me 向け豆腐改善方法 (QMP)
917 :694:2010/03/11(木) 20:20:07 ID:uQv6V9gS
■ QMPの文字化け&豆腐の改善、および表示の最適化をスキンファイル+αで行ってみる篇
「抜け道」的な対処法ですが、Fontlinkが無くても98/Meには別の戦い方がありますよってことで、ご紹介。
忙しい方はこちらをどうぞ。98/Meに最適化するため、スキン画像の微妙な修正もしてあります。
☆QMP(Build 121)Full用のWindows98/Me向けスキン
http://www1.axfc.net/uploader/File/so/40232 ファイル名:QMP_98Me_Skin_for_Full.qsf
◆ QMPの98/Me向けスキンの作り方
(1)ベースとなるスキンファイル「QMP_Default_Skin_for_Full.qsf」を入手します。
☆QMP デフォルトスキン日本語版 * QMP 5.0 (Build 121) Full 用 (2009/02/23作成)
https://qmp.seesaa.net/article/27288875.html
(2)「QMP_Default_Skin_for_Full.qsf」の拡張子を.zipにして解凍。出てきたファイルを改変していきます。
(3)「SkinFamily.ini」をエディタで開き、UTF-8→Shift_JISへ変換します。エディタが無い人はドラッグ
してFirefoxとかOpelaに放り込んで下さい。すべて選択→コピー して、メモ帳等に貼り付けます。
(4)2行目を下記のように書き足し、「SkinFamily.ini」の名前で元の場所に上書き保存します。
notes=Quintessential Media Player 5.0 (Feb 6 2009)\n日本語版 for 98/Me
(5)「Large」フォルダの「CharSet.ini」をエディタで開きます。エディタが無い人はワードパッドで。
(6)「MS PGothic」を「98PGo」にすべて置換し、上書き保存します。「Medium」フォルダも同様に行います。
(7)同様のことを「Small」フォルダにも行い、さらに下記のセクションを書き換え、上書き保存します。
[TrackFont]セクション…「weight=700」を「weight=400」に
(8)このままだと曲名などの文字が切れたりするので、「Large」と「Medium」フォルダの「MainMap.bmp」を
ペイントを使いドット単位で微調整し、上書き保存します。
元は 曲名/アルバム/アーティスト の幅が 15/14/14ドットですが、それぞれ 16/15/15ドットにします。
(9)すべてのファイルを選択し、「QMP_98Me_Skin_for_Full」の名前でzip圧縮。フォルダごと圧縮したらダメ
です。あとは拡張子を.qsfにし、C:\Program Files\Quintessential Media Player\Skins に放り込みます。
…次レスに続く…
918 :694:2010/03/11(木) 20:20:51 ID:uQv6V9gS
これで完了!…ではありません。次に、OSのセッティングを行います。
◆ msconfig → Win.ini → [FontSubstitutes] への項目の追加
※この作業を行う前に、念のため C:\WINDOWS\WIN.INI のバックアップを取っておくとベターかも。
(1)スタートボタン→ファイル名を指定して実行 で、「msconfig」と入力して<OK>ボタン。
(2)「Win.ini」タブを開き、[FontSubstitutes]セクションを探して選択します。
(3)<新規>ボタンを押して、下記の項目を追加します。
98PGo=MS Pゴシック,128
(4)<OK>ボタンを押すとOSを再起動するか聞かれますが、手動で終了し、再起動するのが吉でしょう。
(5)QMPを起動し、 環境設定 -> スキン -> スキン ブラウザ -> インストールされているスキン を開き、
「日本語版 for 98/Me」を選択します。
以上でかなりイイ感じになると思います。
◆解説
この豆腐状態の改善のキモは、「98PGo」という架空のフォントを設定しておき、それを98/MeのFontlinkとも
言える(?) [FontSubstitutes]で有効化するということです。
有効化する際のオマケとして、キャラクタセット(シフトJISなら128)が指定できます。ここが重要です。これ
により、「98PGo」のフォントが選択されたときはキャラクタセットがシフトJISになり、豆腐になりません。
この対処法は色々と応用が利きます。例えば豆腐になるソフトを無理やり直す方法として、バイナリエディタで
「Arial」→「98PGo」と置換するだけで、かなり直る場合があります。
出典: http://pc12.2ch.net/test/read.cgi/win/1248783689/917-918
※なお、Windows 98 ではメディアライブラリが動作しない模様です。Me は不明。
その他
インストール・日本語化手順について
「インストール・日本語化」を参照してください。
スキンについて
「スキン」を参照してください。
エンコーダー解説
「リッピング & エンコーディング」を参照してください。
動画の再生方法について
「動画再生」を参照してください。
ReplayGain の使い方
「ReplayGain」を参照してください。
QMPの軽量化
「QMP軽量化計画」を参照してください。
CDDB ガイドライン
Gracenote の CDDB に CD 情報を登録するときの決まり事・送信方法については、Gracenote の FAQ をお読みください。
FAQ
「FAQ」を参照してください。