【アンブラー】

Last-modified: 2023-01-24 (火) 03:21:05

ISEC

【潜月編】で序章から登場した正体不明の魔物。名前は「凶影の魔物」を意味している。その正体がわからないうちはエネミー名でも「??????」という表記であった。
上空から降ってくる「ジュードロップ」という現象で出現したもので、瘴気に覆われたシルエットで登場しているため正体は不明であることに加えて、外見と系統が一致せず、瘴気からは個体ごとの属性の色を発している。
各個体ごとに神の雫の恩恵により、【神々の試練】?でも出現している特性効果を得ている。

ディミルヘイム上空を巡回する不可視の衛星である【インビジブルムーン】から投下されているらしく、蛹が中途半端なドロドロの状態で無理やり羽化したような不安定な生物。
そのため、複数種の魔物の姿が融合したかのような形状で、実際同じ姿の個体でも種族属性がそれぞれ違っているという歪な存在。
魔素でコーティングしてかろうじて存在を確立しているにすぎない、いわば相当に無理のある状態になっており、寿命もきわめて短い。
個体の大きさ次第とはいえ数日~10日以上程度の活動しかできないが、放っておけばその数日間に拠点壊滅などの被害を出される可能性が十分あるため、「生まれつき死にかけ」であるとはいえ放置することも現実的な対策とは言えない。
作中では、大きさ別の名称を使い分ける際には、「アンブラー」とは小型のものを指し、中型のものを【ヘクトアンブラー】、大型のものを【メガアンブラー】と言う。
姿を再現されて顕現した【アン・ルー】【ネブルザグ】【ヴァダガラ】もこのアンブラーと同質のものと考えられるが、存在強度が桁違いに高いため長期間の活動が危惧され、本人が降臨した場合同様の警戒を余儀なくされることになる。