【クィーン】

RS2

概要

【サバンナ】の地底に生息する【ターム】、その女王蟻。
タームはクィーンを中心として、サバンナの近くに巨大な【白アリの巣】を形成しており、同じく地底に生活する【モール】を絶滅一歩手前まで追い込み、地上においても【東の集落】を滅ぼしている。

そんなタームの女王であるクィーンであるが、まず驚かされるのは本体に繋がる巨大な繭である。
【南の集落】で泊まり白アリの巣を進む【皇帝】一行の目に飛び込んでみるのが不気味に光る謎の円筒状の巨大な物体である。
そのまま更に先に進むとモールが襲われている現場に遭遇、そして更に先に進むと、この繭の先端にクィーンがいることで、この巨大な物体がクィーンの繭であることが判明する。

クィーンを撃破すると繭は色を失っていくものの消滅はしない。
【年代ジャンプ】しても繭だけは残っているため若干不気味である。

見た目としてはアリに見えるかは微妙なところだが、巨大な虫が棍棒のようなものを持った外見となっている。
そして、その繭のサイズからも想像出来るだろうがやはりでかい。
まあ、ターム系のモンスターもアリとは思えない程にでかいが。

それでもなんとかクィーンを倒すことでサバンナを制圧することができ（クィーン撃破後に【ハンター】に話しかけると制圧）、クィーン撃破後に年代ジャンプをするとモールを仲間に出来るようになる。
クィーンを倒すと、タームは出現しなくなり、こうしてサバンナは平和となりタームの脅威からも解放された……。
少なくともこの時点では……。

戦闘

中盤くらいの壁になりやすいボス。
というのも、序盤のイベントではボスとなるのはあくまで通常のモンスター（のその時点においてランクが少し高めの相手）が多い。
あくまで通常モンスターであるため、威力の高い技数発で沈んだり、敵によっては【即死】攻撃が効いたりすることもあるため、その時点での全力を出せば多少苦戦しても突破出来るものが多い。

しかしながら、クィーンはHP10000超えという雑魚敵とは一線を画したタフさを持っており、ボスらしく即死攻撃や割合ダメージももちろん無効であるため、なかなか倒せない。
そして、【超音波】による全体攻撃、【毒霧】や【フェロモン】による【ステータス異常】といった具合に普通の敵と比べると厄介な行動を使いこなしてくるため、これまでのイベントボスと比べると遙かに強大な存在となる。

流石に【七英雄】と比較すると弱いものの、中盤で言えば明らかに他のボスよりも格上の存在であり、ごり押しで突破するというのもなかなか難しい。

物理攻撃以外は【状】属性攻撃であることから、状防御が高い装備を優先的につけて挑みたいところ。
状属性に強くなると毒霧やフェロモンのステータス異常も効きにくくなるので一石二鳥である。
物理攻撃は【水舞い】などで防御力を上げることが対策として考えられるが、幸いにして【シャッタースタッフ】（攻撃）を除けば物理攻撃の全体攻撃は存在しないので全体攻撃のダメージを減らしておけば比較的回復が間に合いやすい。

シャッタースタッフについては威力が高い上全体攻撃なので、HPが低いとこれだけで即死も見えてくる危険な攻撃であるが、【熱】属性を持つことを利用して【セルフバーニング】で無効化するというのも手。
ただし、クィーンは物理攻撃も使ってくるためセルフバーニングが消される可能性もあるので注意が必要。

また、他の昆虫系モンスターと同様【スタン】への耐性はない。
【ラピッドストリーム】を使ってスタン技を連打しながら攻撃すると何もさせずに倒す、ということも可能である。

いずれにせよこの敵が倒せるようになるとようやく物語も中盤～後半に向けて、ようやく七英雄との戦いも視野に入ってくる、という段階のいわゆるターニングポイントのボスといえる。

パラメータ

IS

メインイベント

アビスバトル

ISEC