【新たなる女王の系譜！蔓延る地下王国を絶て！】

ISEC

特殊モンスター

メインボス

メインボス(新編)

概要

1話

【オーレンシア大陸】の中部に当たる【ヌオノ】東の平原地帯にて、【ノーマッド】の【アルタン】は魔物退治を行っていたが、同じノーマッドの【ファティマ】が【大地の蛇】の起こした植物の異常促進騒動を解決した後、【亡星獣】の【テラ】の影響を受けていた魔物の勢力分布は弱まりを見せていた。
調査を行っているアルタンの前に【忍者】の【アザミ】が現れると【ディミルヘイム】では隠密稼業を辞めて、フリーランスの諜報活動を行っているようだが、実際にはなんでも屋状態であるようだ。
アザミもまた依頼を受けた上で勘を頼りに調査を行っているようで、辺りを探っていると地面から穴が開き、中から【ターム】が出現する。

2話

一方で、【ローラ】と別れて自立する道を選んだ【アンリ】は、【エスカータ】がディミルヘイムに存在しない事もあり、従者の【フランシス】と共に、【ディガー】として活動を続け、行き倒れになった所をアンリに拾われた【リュート】と【サンダー】も旅路に同行していた。
【アニマ】を探知する能力こそ無いが、【ディスノミア】時代に【ウィリアム・ナイツ】から指導を受け、今回は【タリア】の依頼で陶芸に使用する粘土を発掘するべくステップの丘陵地帯を訪れていた。
土壌を確認しながら粘土質の土を発見し、粘土層を探しに奥へと進んでいくが、謎のうめき声と共に現れたのはアルタンとアザミであり、背後からは大量のターム達が現れる。

3話

アルタンとアザミに加えてフランシス、アンリが加勢すると、リュートの前にサンダーが立ち塞がり、1体ずつ確実に撃退し、タリアが水行術でまとめて撃破する。
大量のタームの出現にタームの【クィーン】が存在する可能性があり、援軍を呼んだ上で戦う準備を行おうとするが、近くの集落や港町のヌオノに影響を及ぼす事を考慮して、アンリは現在の戦力だけでクィーンの居場所へと向かった。

4話

生き残った【タームソルジャー】がクィーンに現状の報告を行い力尽きると、アンリ達がクィーンの居場所に辿り着き、クィーンは【タームバトラー】を出撃させる。
クィーン直属のタームだけに実力があり、アンリとアザミが押さえつけている間にタリアが水行術を放ち、弱らせた所を2人がかりで撃破する。
クィーンが再びタームバトラーを呼び出し、アンリとフランシスが押さえつけるが、今度は捨て身の突撃を行い、勢いが増した状態で向かって行く。
クィーンの命令に忠実に従う姿にフランシスは、かつて【バジル・ゲレイオス】の本質を見抜けずゲレイオス家の衛士として務めていた頃を振り返るも、外敵としてアンリと共にタームバトラーを撃破する。

5話

タームの軍勢を相手にタリアも陶芸の粘土目的で協力していたが、次第に【大魔女】に教えを乞い、魔女として活動していた頃に戻ったかのように術力を解放すると、水行術の【毒霧】を放ち、弱ったところをアザミが一掃する。
クィーンに攻撃が届くところまで接近すると、クィーンはプロテクト役のタームバトラーを呼び出し、自身は羽化を始めると、クィーンの頭部から【リアルクィーン】が脱皮して出現する。
【七英雄】をも恐れさせたクィーンの真の姿であるが、直接戦う様子は無く、新たなタームの王国を再興するべく逃げる様子を見せ、残るターム達を向かわせる。
家臣を捨て駒にするリアルクィーンの姿にアザミは、【ナイトハルト】と【ディアナ】の披露宴で出現した【グレートモンド】に立ち向かう各諸侯と家臣達の結束力を振り返り、リアルクィーンに一閃を入れると、タリアが水行術でリアルクィーンが弱点とする冷気を浴びせて撃破した。
タームとの戦いは終わりを迎えたが、クィーンは死に際に卵を産み付ける習性があり、その調査を行うが、身体に異変が起こっている様子は無かった。
独りよがりの指揮を行ったクィーンと王の在り方として楽しく生きられる国を作る事を語るリュートの言葉に、元はエスカータの王子であるアンリにも思う所があった。
しかし、エスカータ復興の機会こそ失ったが、アンリとしては自身を慕う者達の寄る辺となる場所を共に作りたい思いがあるようだ。
その一方でクィーンの居場所から粘土層を発見したタリアは粘土の採取を行い、独自のペースで行動する芸術家の在り方に、アルタンは共に戦った者達のそれぞれの人生の在り方を知る事となった。

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