【サルーイン様、我ガアルジ⋯⋯我ガ、我ガ、我コソガ——我コソガアルジトナル！】

IS

——サルーイン様⋯⋯
我があるじ、サルーイン様⋯⋯
捧げ奉ります⋯⋯
ご覧ください、我があるじ⋯⋯

サルーイン「ほう。でかしたぞしもべよ。
だが⋯⋯ヘイトよ、お前はいつ
それを集められた⋯⋯？」

⋯⋯
サルーイン様、我ガアルジ⋯⋯
我ガ、我ガ、我コソガ——
我コソガアルジトナル！
シャアアアアアア！

【エッグルート】3章ラストに登場するヘイトのセリフ。
サルーインが欲しがっているデステニィストーンを渡すふりをして近づき、逆にサルーインへ襲いかかった。
この時のヘイトは【エッグ】の傀儡となっており、最初から狙いはサルーインの吸収。
そのため「サルーインが一番油断するもの=自身のミニオンとデステニィストーン」を餌にしたのだった。

このセリフのポイントは実はそこではなく、「我」の読み方にある。
途中までは「我(わ)があるじ」と発音するように見えるだろう。
ところが最後の方になるといつの間にか「我(ワレ)ガアルジ」という読みにすり替わっているのだ。
　

• プレイヤーが音声ではなく文章でセリフを読んでいること
• 1つの漢字に複数の読み方があること

これらを組み合わせた、日本語特有の文法トリックになっているのが肝なのである。

類義語：【けっ、な～に言ってやがる　死霊が乗ってる船だろうが、 海賊船に変わりはねぇ】