【ザルガ双神】

Last-modified: 2021-12-27 (月) 16:54:13

IS

【月神ゾンマ】が、バラル神に対しての嫉妬心が最高潮になった時に生まれた、【マグダレナ】【マグダレーネ】という双子の女神。
上記の誕生経緯が原因で、悪意の化身の如き性格となった。また、その残滓から小さき神【ゾハル】を産んでいる。
ゾンマの意志に従い、魔物たちを数多く産み落としたが、人間の勢力との拮抗が崩れていたため【ネメアー】から一時的に停止するよう提案される。
マグダレーネは受諾して休眠期間に入った。
だがマグダレナは受け入れず、マグダレーネの分まで魔物を産み続けたことで、ネメアーに倒される形で力ずくで止められる。なお、この時の死体がバラバラになって再生した時に生まれたのが【三凶神】なのだが、三凶神はネメアーに何度戦いを挑んでも惨敗を喫するのみであった。

マグダレーネは休眠1万年を過ごしたが、目が覚めるとマグダレナの姿がなく、魔物の勢いが圧倒的に不利になっていることに気づき、ネメアーに戦いを挑んだが、ネメアーに遣わされた人間の戦士ゲートによって封印される。なお、このゲートという者は相討ちに遭って落命するが、自分の力を5つの聖石に託しており、のちの【アルタメノス帝国】建国の礎となっている。

のちにマグダレーネは何者かに封印を解かされ復活。ゲートの後を継いだ五大詩人によって再び倒されるが、死の直前にザルガ双神として本来持っている「事象を入れ替え、過去に遡る力」を発揮し、過去のゾンマ神に自分の陣営のピンチを報告。これによりゾンマ神の入れ知恵で、かつての時代に生まれた三凶神に合体する提案をした結果、過去の「ネメアーに何度戦っても破れる」という運命が覆り、同時に「マグダレーネが休眠1万年から目覚めた事件」および以降の歴史がなかったことになる。

よって時代は三凶神誕生まで遡り、月光ルートではその力で満月と新月を同時に引き起こし、この力で【ステラ】世界にいながらにして【ディスノミア】に干渉し、【アデル・ベリアス】をディスノミアの次元から消す。この事件は狼煙に過ぎず、平行世界を対消滅させて、ステラ世界を魔物だけが生きられる世界へと作り変えようとした。

だが、【ミルリク・ベリアス】にその真相は知られており、閉ざされたディスノミアの次元を解放してステラ世界まで攻め上られ、決戦の末に片方がまず倒される。これにより、アデルを次元の狭間に放逐した力が崩れ、アデルは平行世界から子孫である皇帝たちを多数引き連れて戻ってくる。最後はそれらの総攻撃に遭い、もう片方も滅ぼされた。

ISEC

ストーリー上は登場しない(ディミルヘイム編1幕9章現在)が、同じ血を引く【ミルリク・ベリアス】の身に、「事象を入れ替え、過去に遡る力」が「過去を見る力」として顕現する。