【亡星獣編】/【2章 追跡】/【西への航路を拓け】

ISEC

概要

【ホーク】と【ゲラ゠ハ】と【リベル】達は、【レイディラック号】に乗り【エキドニア大陸】へと向かっていた。
【ヌオノ】を出向した際に見送りに多くの人々が見送っていたが、実際には借金の担保になっていたレイディラック号を無断拝借したホークに対して【武装商船団】が怒って罵声を上げているだけであった。
ホークが以前に失敗したと言う西海域の航路は大きな渦があり、複数の潮流を生み出していた。
これを避けるために群島を捜索しながら航路を捜索していたが、海が荒れると時化や岩礁の危険もあった。
航海が順調に見えた矢先、群島を中心に天気が急変し海が荒れ始めてしまうと近辺の海域に嵐を起こしていた【マギウィンガー】が襲ってくる。
マギウィンガーを撃退し天候が晴天になると、島の間の水道を抜けてエキドニア大陸へと辿り着く。
エキドニア大陸の上陸を翌日にして、船を近海に停泊させていたが、夜間にレイディラック号を上回るサイズの船団が夜襲を仕掛けてくる。
船団を率いていたのは、【真影帝国】の【シャビエル・バルガス】、砲撃してくる船団に対してホークは救命ボートに乗り込み脱出する。