【大砂漠】

Last-modified: 2024-01-28 (日) 19:10:18

SF2

【南大陸】の南大陸の西半分を覆い尽くす巨大な砂漠。正式には「カイラワン砂漠」だが、作中でそれを呼ぶ者はいない。グリューゲルの住民曰く「一生かかっても岩と砂しか見つからない場所」。
【フォーゲラング】【岩荒野】【タウゼント湖】などが近くにあるが、その中で異彩を放つのが【砂漠のメガリス】
乾燥地帯には存在しないはずのメガリスがここにあるのは、ある曰く付きの理由を持つから
 
そんな曰く付きの地だが、奇しくも人類発祥の地でもある。
正確には類人猿が400万年前に発生し、当時は豊かなサバンナが広がるステップ気候だった。直立原人が170万年前、現生人類が12万年前に登場した頃もまだ砂漠ではなかった。
しかし1万年前に最後の氷河期が終わると同時に気候が温暖になり大地が乾燥したのがスタートらしい(メガリスをつくった種族はステップ気候にさえ住めなかったということである)。
本格的に砂漠になったのはハン帝国初期の107年~124年で、この時発生した大干ばつが決定的な契機となった。