【帝都アスワカン】

Last-modified: 2023-08-22 (火) 17:35:34

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テキスト今は亡き帝都の都。政治・軍事・経済・文化あら
ゆるものの中心地だった。幾度の略奪や大火にあ
い、今は荒廃している。

概要

政治、経済、文化の中心であり、物理的にも世界の中心である帝国の首都。
皇帝の宮殿、星神神殿、役所が中枢を構成し、その日常を支える都市機能が周囲に構成された。
【グラディオン州】【サンドリア州】【ケイ州】【ハイバーニア州】に囲まれた中央部にあり、その周囲が帝国成立時の領域で皇帝直轄地である。
その後、【ロニクム州】【ユシタニア州】【モウレワ州】なども帝国拡大により属領化され帝国の州に昇格し、かつて独自の文化を持っていた地域も完全に帝国化されていった。
旧帝国時代、界外と呼ばれる地域は帝国領域外にあたり、帝国は意図的に手を出さずにいた。
帝国の最外縁部は辺境と呼ばれ、帝国の影響を受けつつも独自性の強い文化を残したエリアとなっている。
しかし政治的、軍事的な締め付けは厳しく、兵士の労役による重い負担から帝国に対する最初の叛乱が起きたとされている。
レジス湖の上に作られたアスワカンは拡張を続け、湖の埋め立てによる土地の造成や杭を打った桟橋の上に構成物が作られるなどして、対岸の【テスティカ】まで連続した市街地が形成されていた。
堤道が各方面に延びて近隣州と接続され、遠隔の辺境との間にも転送装置が存在していたようだ。運河が隅々まで張り巡らされており、水運がこの都市の生活を支えていた。
帝国の初期には完全に都市化され耕地はなくなってしまい、レジス湖岸の農地が都市の胃袋を支えていた。
現在ではこれらのシステムが崩壊し、いくつかの勢力が市場を牛耳り市民の生活を支配している。
その中でも最大勢力が複数の神殿の神官からなる共団体である神聖アスワカン共和国を名乗る集団で、星神の恩寵は皇帝ではなく神官を通じて与えられている。
【アスワカン地下】には多くの施設が残っており、冥魔時代の悪しき人々が住む都市がある。
星神がそこへ隕石を落としてできたクレーターがレジス湖であり、中央丘の部分が島になりアスワカンが築かれたとされている。
アスワカン地下の奥底には旧神時代の真のアスワカンがあるとされている。