時空の覇者Sa・Ga3[完結編] (1991年・ゲームボーイ)
─過去・現在・未来そして異次元世界を舞台にした旅が始まる
※以下のルールは今企画で運営が定めたものであり、これにより普遍性を強要するものではありません
使用環境
ゲームボーイ版を使用し、
・スーパーゲームボーイ
・スーパーゲームボーイ2
・ゲームキューブ(ゲームボーイプレイヤー)
以上3つのいずれかを用いて配信
※変更あるかもしれません
計測期間
「はじめから」選択~FIN表示後BGM終了まで
→スーパーGBとゲームキューブで起動時間が異なるため
主人公
デューン(デフォルト名)
禁止事項
特になし
概要
サガシリーズ第3作目。
サガシリーズは河津秋敏氏のチームによる作品だが、本作はスーパーファミコン発売に伴い『ロマンシング サ・ガ』と同時開発になり、その際に河津氏が『ロマンシング サ・ガ』の開発に配属されたため、クリスタルソフトから移籍してきた藤岡千尋氏、笹井隆司氏、井出康二氏らを中心としたスクウェア大阪のデビュー作となっている。
こんなのサガじゃない!
一般的にこう言われることが多いが、果たして本当にそうだろうか。
確かに開発に河津氏は関わっておらず、レベル制の導入や魔法やステータスの仕様など、前作・前々作とは異なる部分が多く、「サガ」としては受け入れ難い要素はあるのかもしれない。
しかしながら、逆を言えば、サガシリーズでキャラクター自身のレベル制を取っているのはこの作品のみであり、異色と呼ばれるサガシリーズの中でも異色という意味では、新たな挑戦とも取れるのではないだろうか。
サガシリーズの売りである「自由すぎる自由度」という意味では、前作までは一度選んだ種族の変更はできなかったが、肉やパーツにより自由に変身が可能という点で戦略の幅を広げることができるようになった。
遊び方を決めるのはプレイヤー自身、遊び方次第で攻略方法も変化する様は、紛れもなく「サガ」であろう。
RTAにおける戦略
過去・現在・未来そして異世界には様々なボスが登場する本作品。いかにキャラクターを効率良く育て、どのように撃破していくかが見所と思われる。
また、ランダムエンカウントのため、不要な雑魚戦を避けていきたいところだが、サガ3における戦闘中の逃走成功判定にはパーティの平均レベルが関わっているため、ある程度戦闘をこなしてレベルを上げないと不要な戦闘からは逃げられないシステムとなっている。
そのため、道中いかに効率良くレベルを稼ぐのかもウェイトを占める部分となる。