プログラミングの勉強の仕方

Last-modified: 2007-02-01 (木) 17:54:16

プログラミングの勉強の仕方

LSLはC言語やRuby、PHP、Pealと同様、スクリプト言語というものです。
スクリプト言語と聞くと反射的に避けてしまいがちですが、プログラミングを学ぶ上では、中学卒業レベルの数学の知識があれば十分です。

アルゴリズムを理解する

アルゴリズムというものをご存知でしょうか。知っている方も知らない方もいると思いますが、プログラミングの説明でよく用いられるものです。

アルゴリズムと難しい言葉で言ってますが、これは雑誌などでたまに掲載されているyes、noを選んで進んでいく性格診断のようなものだと思ってください。

 

Aの質問→Bの質問→結果A
 ↓    ↓
Cの質問→Dの質問→結果B
 ↓    ↓
結果C   結果D

↑こんなの。

 

結果がA,B,C,Dに分かれたと思いますが、この結果ごとに違う処理を行う(画像を出したり、音を出したり)ことの積み重ねでコンピュータは動いているのです。
これはLSLに限らず、C言語などかなり専門的なスクリプト言語でもまったく同じです。
そう考えれば、プログラミングなんてそう難しいものではないと思います。

基本的にコンピュータのアルゴリズムは下記のように流れることが多いです。

 

動作:買い物に出かける
   ↓
 質問:何を買う?→お菓子
   ↓       ↓
  コーヒー     ↓
   ↓       ↓
 動作:食べる  ←←←
   ↓
質問:食べたものは何?
  ↓    ↓
 お菓子  コーヒー
  ↓    ↓
結果:甘い 結果:にがい

 

上の図の'動作'を'処理'というものに、'質問'を'条件式'というものに置き換えるだけで立派なプログラムになります。
なので、この内容が理解できればプログラミングの基礎は完璧です。自信を持ってください。

実際に動かしてみる

プログラミングの勉強はとにかくプログラムをいじることだと一般的に言われています。

プログラミングの基礎は大して難しくありませんし内容もありませんが、どれだけ基礎を応用できるかできないかでプログラマーの質というものは問われます。

なので、一個の命令を覚えて、サンプルなどにその命令が使われていたらわかる範囲で改造してみてください。そして、実際に動かしてみて頭ではなく目でどうなるかを覚えてください。