与板城：RE

• 上杉家家臣 直江家の居城。別名は直江山城、直江城。（新潟県長岡市与板町与板）
• 城主は直江景綱→信綱→兼続。
• 1573～1577年(天正元年～5年)頃、直江景綱が築城した。
• 1581年（天正9年）直江家当主直江信綱が亡くなった後に、上杉景勝の命により樋口兼続（後の直江兼続）が
  直江信綱の妻であったお船の方の婿養子になり、跡継ぎがいない直江家を継いで与板城主になった。
• 1598年（慶長3年）上杉家が会津に転封となったため、与板城は廃城になった。

• 与板町の伝統工芸　越後与板打刃物。上杉謙信の時代に刀食品を招き、打刃物を作ったのが起源とされている。

• 直江兼続の愛の一文字は、愛宕権現あるいは愛染明王の一字から取った可能性が高い。
  上杉謙信が毘沙門天の毘の字を旗印としたことから倣ったのではないかと言われている。
  　※LOVEの愛じゃ無いよ！

• 仙台城との確執
  　直江兼続が伊達政宗（仙台城の城主）とすれ違ったが素知らぬ顔、それを咎めた政宗に
  　「後ろ姿（逃げる背中）しか見たことなかったので誰かわかりませんでしたｗｗｗｗ」と言い放った。
  　ちなみに江戸城での出来事。
• 佐和山城
  　直江兼続は佐和山城主の石田三成と誼を通じていた。
• 一本杉
  　長岡市指定文化財、城の一本杉。
  　直江兼続が米沢へ移住する際、記念に与板城に植えた杉五本の内の一つと伝わる。
• 古今無双のつわもの
  　最上記（最上義光一代記）曰く、長谷堂城の戦いの撤退戦での直江兼続の采配振りを最上義光が「直江は古今無双の兵なり」と称した。
• 軍神七手組
  　直江景綱は軍神七手組の一人。ちなみに軍神七手組は七人ではない様子。
• 小荷駄奉行
  　小荷駄奉行とは兵糧などを運ぶ部隊、要するに後方支援係
  　八幡原の戦い（第四次川中島の戦い）で小荷駄奉行として出陣していた直江景綱が武田義信（武田信玄の嫡子）の軍を敗走させた。
• 大判焼き
  　長岡市・与板地区には石黒大判屋という店がある。
  　地元では相当有名な名物らしく、与板の大判焼きと呼ばれているらしい。
  　そこの大判焼きは通常より大きいらしく、テレビでも何度か紹介されているらしい。
• 「御屋形に跡継ぎができるまで、倒れるわけにはいきません…！」
  　上杉景勝の嫡子が生まれたのが遅かったことから来るのだと思われる。
• 「閻魔様に嘆願書を書いてあげましょうか？」
  　ある時、直江兼続の家臣が下人を無礼打ちにした。
  　下人の遺族は兼続にそれを不服だと訴え、兼続も納得して家臣に慰謝料の支払いを命じた。
  　しかし遺族は本人を返せと要求し、兼続の説得にも応じなかったので、
  　兼続は「じゃあ、閻魔に手紙書くからお前ら遣いに行ってくれ」と遺族三人の首をはね、
  　その首を晒した横に「こいつら使いに出すので死人返して」と書いた立て札を立てた。
  　直江状と共に直江兼続の代名詞ともいえる有名な話だが、後世の創作と言われている。
  　2009年大河ではスルーされた。
• 「きゃあっ！雷だけはやめてぇ！」
  　冬季雷のことかと思われる。
  　冬季雷とはその名の通り冬に落ちる雷。雪起こしと呼ばれることも。
  　日本海沿岸でよく発生し、新潟県はその中でもよく雷が落ちるエリアの一つ。
  　単純にでっかい包丁持ってるからかもしれない。
• 「私は武具より書物の方が好きです」
  　直江兼続は蔵書家で有名。
• 「城娘こそ、組織の財産です。みんな、御屋形についていきましょう！」
  　米沢への転封の際に、直江兼続が言った言葉から。

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※旧御城プロジェクトから引用

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