多聞山城

多聞山城 No.095

No.095
	多聞山城		大和		九十九髪茄子型天守 平山城
	耐久			1144
	技
	ローズ・ジャッジメント（攻撃力を超アップ/範囲：遠）
	装備
	破魔の太刀
	-
	合戦
	攻 撃	96(165)	速 度	59	範 囲	81
	対 空	87(160)	防 御	105(157)	会 心	34(59)
	後 詰	15	しんがり	21	運	36
	技 能	23
	属性
	人 知	0	動 物	26	神 仏	2
	自 然	0	海 洋	0	鳥 虫	17
	出陣時消費資源
	木	18	鉄	18	米	98
改築チャート
多聞山城
図鑑説明
私は多聞山城。 ふふ。この美しさにはちょっとした自信があるんですよ。 薔薇の装飾、黄金の輝き……。 安土城が私に憧れてるっていってたわね。うれしいこといってくれるじゃない？ 梟雄？　私は殿に一生従いますわよ。ふふふ。
SDキャラ

ゲーム内において

対空攻撃が可能な平山城であり、範囲も充分広い。耐久が心許無いが、高い防御を有する。
只でさえ攻撃範囲が素で広いのに広範の太刀等を揃えると弓や銃よりも遠くまで届く刀で反撃を一切受けずに兜を切り刻むと言う洒落にならないアウトレンジ城と化す。
ホント、それ何処の神槍？
特筆すべきはそのスキルで、ローズ・ジャッジメント（攻撃力を超アップ/範囲:遠）は硬い敵兜が多数湧く難所で重宝する。
多聞山城以外にも同一効果のスキル持ちは居るが、耐久がより低かったり、改築が必要なキャラであったりする城娘が多い。
対空攻撃も可能なので、本城の横に護衛として付けて防御ボーナスを稼ぐ、もしくは銀の耐久と高防御を活かした本城運用も強力であり
始めたばかりの殿にとっては心強い存在だ。

概要

• 奈良市市街地の北に位置する。
• 松永久秀が築城した、奈良の都を監視･支配するために多大なる資財を投じた豪華絢爛なお城。

• それまでの軍事一辺倒な城とは違い、城下に見せ付けることで威圧感を出し支配を容易にする目的で築かれたことが最大の特徴。
  • 日本初の天守閣を中心とした城郭建築で、その天守からは大和国を一望でき、同時に奈良盆地のどこからでも見えたらしい。
  • 外見のみならず、城内の建造物も贅沢の極みといえる装飾で満たされている。
  • これを見学したポルトガル人宣教師ルイス・アルメイダも「筆舌に尽くせない美しさで、世界の何処を探してもこのような城は無い」と報告した。
  • 市民や他国の大名を見学のために招き入れており、城の構造は軍事機密であった当時としてはとても稀である。
    • このように、戦での攻防戦から城下の支配へ主眼を移した城として、近代城郭の元祖とされる。

• 上記のような目的から、来客のために少なくとも２つの茶室があったとされ、贅沢な茶器も多数取り揃えられていた。
  • そのひとつが背負っている「九十九髪茄子（つくもなす）」であり、日本で最も美しい茄子（茶入れ）と呼ばれている。
    • 九十九髪茄子は現存し、東京の静嘉堂文庫に所蔵されている。

歴史

• かつては眉間山と呼ばれており、古墳だった。古墳には決まって山と水堀があり、城へ改造するにはもってこいだった。
  • 築城した松永久秀が、多聞天の加護があらんようにと改称した。
• 城主の松永久秀は大和の大豪族で、畿内で絶大な勢力を誇っていた三好氏に仕えていた。
  • 戦国の乱世において三好氏に代わり織田氏が近畿で台頭するようになると、久秀はその軍門に下り織田配下となる。
  • 他の織田重臣が着々と周囲で勢力を伸ばしている事に焦った久秀は、三好義次と組んで織田に反旗を翻す。
    • だが飛ぶ鳥を落とす勢いの織田勢に逆に多聞山城を包囲され、城を譲り渡す事を条件に降伏した。

• こうして織田信長のものとなった多聞山城は、城主が明智光秀、柴田勝家、縞直正と変わる。
  • 最終的に大和の守護を命じられた筒井順慶のものとなる。
    • このころ視察に訪れた織田信長が、4層の壮大な天守を安土城築城の参考にしたといわれる。
  • 多聞山城に価値を見出さなかった筒井氏は廃城を決定し破却した。ドゴーン！ 資材は筒井城・郡山城、そして二条城に転用された。築城から16年余りの短命であった。

• 松永久秀は、多大な財を投じて築いた自らの城を破壊した信長への不信感を募らせ、再び反逆する。
  • しかし、やはり太刀打ちできずに信貴山城の戦いで自害を遂げてしまった。
    • 記録に残る死因が「爆死」であることが有名。茶釜に火薬を詰めて自爆したという。それにちなみ、歴史モノゲームでは爆発キャラとして描かれることが多い。

• 現在では城跡がまるまる「若草中学校」になっており、お堀をまたぐ陸橋があったりする。
  Wiki 多聞山城

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