タナトス

Last-modified: 2012-12-23 (日) 11:06:22

「……そうね。まず私に勝ちたかったら前世からやり直せばいいと思うわ。」
「思い上がらない事ね。貴方と私とでは、「格」が違う。」
『――母なる「無」は「無限」に成長、「光」によって満たされ、再び「無」に還る――それが輪廻というものよ。』
【無/無限/無限光】
名前:タナトス
性別:女
年齢:18
性格:冷静沈着で、プライドが高く堂々とした高貴な気風がある。
やんわりとした口調だが、冷徹な判断を下す事も少なくはない。
基本的にはお人よしで、表にこそ出さないが道端の蟻にすら慈悲をかけるような人物でもある。
そのため実は足は地面についているように見えるが宙に浮いている。
城に引きこもる所為か、多少世間知らずで純粋な所がある。
ちなみにどうでもいいが貞操観念は強く、むしろ抱くか抱かれるなら同じ女の方がいい、とまで思っているレベル。
容姿:真っ黒いドレスを纏い、赤い薔薇と鳥をあしらった黒いシルクハットをかぶる。
髪は長く、碧眼。
身長は164cmで、基本細い。
ランク:1
能力名:「無《Ain》」「無限《Soph》」「無限光《Aur》」
【無《Ain》】
「無」の象徴の力、概念を使える。
全てを「無」に返したり、自身への干渉を「無」に帰したり、といった芸当が可能。
解析不能の極限の零にさえ等しく、「何も存在しない」という概念さえも存在しない絶対絶無。

【無限《Soph》】
「無限」の象徴の力、概念を使える。
「無限」の力によって宇宙そのものを引き裂く、「無限」の速度で運動を行うなどといったことも可能。
無限を無限回累乗し、さらにそれを無限に累乗する、という力。「絶対的大数」などという概念さえもよもや不必要であり、そもそも比較する必要がないレベル。
彼女自身が無限次元のあらゆる世界に存在し、また無限の位相にも存在する。
無限次元の「彼女」の成し得る事象を無理やり持ってくることも可能であり、逆に並列する無限位相・次元の全事象を一つに収束させて、膨大な密度の概念を叩き付けてしまうということも可能。
無限であるがゆえに「相手を即死させる」という概念でさえ、「無限は無限故に零にはできない」という理屈のもと、一蹴されてしまう。

【無限光《Aur》】
乱暴に言えば観測者と被観測者の立ち位置を逆転させてしまうという力。
無限の可能性宇宙を「外側から」観測できる位相への転移。
言わば「宇宙の外側」へと逸脱する力。
この状態では、大凡人々が「日常」或いは「変化」、宇宙規模の異変と呼ぶものでさえ、彼女の夢や映画鑑賞に等しい行為でしかない。その観測者として立ち位置では、大凡「全て」の事象を可能とする。
その彼女が観測している宇宙を握りつぶして消滅させることも、観測する視点を変えてしまうことで事象改変を可能とする。
観測者を観測する者、さらにその観測者を観測する者、という連続の頂点の座へと至る(或いは逸脱する)力であるとも言える。
この状態になった彼女を殺傷することはほぼ不可能に近い。方法としては彼女と同じ位相に辿り着く事が前提条件であるとも言える。
また、死なない方法だけ考えるのならば、彼女に「認識」されないように生きるしかない。

戦闘:能力に任せた力勝負。
口調:一人称・私、二人称・貴方、三人称・彼、彼女
所在地:特に決まっていない。
学校:-
クラス:-
備考:裏社会の『闇の血族』たる「タナトス」の血族の末裔。血族最強、とも噂される真っ黒い噂の絶えない十二代目。
その圧倒的な力から、殆ど「裏」ですら舞台に立つ事は無い。そのため「本当は存在しない、虚構の人物では?」と疑う人間も多々いる。
『裏の二一帝権』――通称『運命委員会』『アルカナ機関』――の盟主であり、世界の権力構造のピラミッドの一旦を担う、といえばわかり易い組織。言わば御伽噺の三百人委員会のような存在。
その総戦力に関しては一切の情報が不明であり、そもそもこの組織の名すら知る者がいない。
盟主らしく、その実力は間違い無く機関頂点に座すにふさわしい。
しかし如何せん気分屋のきらいがあり、若い為全二一人の内の一部しか彼女を主と認める人物はいない。
彼女自身は飽くまでその規模は人間大でしかないが、異能の余波により、単なる一挙動でさえも次元を歪めるほどに能力は凄まじい。

攻撃力:10
防御力:10
素早さ:10
回避力:10
命中率:10
判断力:8
知 力:10
運  :8