基本と仕様

Last-modified: 2007-04-06 (金) 16:53:12

JAVAの基本的な仕様と覚えておきたい事

Javaっていうかオブジェクト指向のことというか。。

実行環境

実行するには最低、マシンにJREが入っていること。
Javaは仮想マシンの上で動作するのでJREが入っていないと動きません。

単一継承

親は一つしかもてません。
代わりにインターフェースを使って多重継承の代わりにできます。

インターフェース

抽象型

Javaではクラスやメソッドの修飾子にabstractとつけると抽象クラスになる。
なお、メソッドでabstractを使用する場合、クラスにも付ける必要がある。
参考までに、抽象クラスを継承したクラスは具象クラスと呼ばれる。
抽象クラスは、インターフェースと似たようなもので、抽象メソッドは実装することができない。
具象クラスで実装することになります。

修飾子

主にアクセス範囲を制限したり、特別な意味を持たせる為のキーワード。

アクセス修飾子

  • public
  • protected
  • private
  • なし

Mainメソッド

  • 構文
    public static void main(String args[])

のような書き方になります。
argsの中にはコマンドライン引数が格納されます。

ガベージコレクション

そのまま。参照されなくなったクラスが使用しているメモリ領域をJVMが勝手に解放してくれる。
Cみたいにfleeとかやらなくていいということです。
当たり前だけど、便利。
ただ、いつガベージコレクションが動くかという指定はできません。
動くように促すことはできますが。

JAVAのデータ型

基本データ型
short
int
char
float
byte
long
double
boolean

定数

Javaにはconstの様な定数宣言の識別子ありません。
ですが、インターフェースや抽象クラスに変数を持たせることで定数になります。
また、通常のクラスでも以下の様に記述することで定数になります。

  • 構文
    public static final int num = 0

static final で定数にできます。

配列

多次元配列

クラス

メソッド

処理をかくとこ。C言語でいうところのサブルーチン。(関数)
命令でもいいかも。

コンパイル

コンソールではjavacコマンドを使用して行う。
ソースファイルを引数に与えてあげると、そいつのクラスを作ってくれます。
コンパイルエラーがあると通知してくれる。

実行方法

Javaコマンドを使用します。

JARとJavaDOC

 JARについて。
  概要
   ・jarコマンドは多数のファイルを一つに纏めるコマンド。
   ・zip形式。
   ・マニフェストファイルを付加することによって、jarファイルを展開せずに実行することが可能になる。
   ・マニフェストはjar作成時に自動で作成される。が、メインクラスなどの情報は書かれていないので、
    結局一度展開してマニフェストファイルを編集する必要がある。
    マニフェストには
     メインクラス
     マニフェストを作成したJavaのバージョン
     クラスパス
    などを記述することが出来る。 詳しい注意点などは下記リンクを参考のこと。

 

  一例:
    jar cvfm Test.jar MANIFEST.MF testDirectry testFile1.txt
    jar cvfm 作成されるjarファイル名 使用するマニフェストファイル名 纏めたいファイル名(ディレクトリ名)
    オプション:
     -c アーカイブを新規作成する
     -t アーカイブの内容を一覧表示する
     -x 指定の (またはすべての) ファイルをアーカイブから抽出する
     -u 既存アーカイブを更新する
     -v 標準出力に詳細な出力を生成する
     -f アーカイブファイル名を指定する
     -m 指定のマニフェストファイルからマニフェスト情報を取り込む
     -0 格納のみ。ZIP 圧縮を使用しない
     -M エントリのマニフェストファイルを作成しない
     -i 指定の jar ファイルのインデックス情報を生成する
     -C 指定のディレクトリに変更し、以下のファイルを取り込む

 

  実行(コンソール)
    java -jar Test.jar

 

  参考
   jarでファイルをまとめる
    ここ見れば何とかなるっぽ。
   JAR ファイルの仕様
    詳しく細かく味気なく書いてあります。