異能蒸気奇譚に登場する、クリーチャーを解説する。
クリーチャーといっても、なにも魔物ばかりではない。
か
- 機械仕掛けのクリーチャー(クロックワーク)
からだの一部分を機械化された機械化クリーチャーの総称。家畜、ペット、害獣、害虫まで種類は様々。- 機械仕掛けの鼠
もともとは有機廃棄物処理用に生産が試みられた。
その食欲は旺盛で、自身の体重の半分ほどのエサでも易々と喰らい尽くしてしまう。
個体の大きさは、15㎝~40㎝(尾長まで含)ほど。より大型になるほど個体の中で駆動する歯車類も大きくなっていく。
戦闘能力は通常の個体と大差ないので単体ではたいした脅威ではないが、機械化されたこの鼠はコントロールがある程度出来るという点で複数あつまると手がつけられなくなる。
戦闘以外には、偵察に使ったり、小型の荷物を運ばせたり、ウィルスを媒介させたりとその使い道は多い。
- 機械仕掛けの鼠
し
- 蒸気機関のクリーチャー(スチーム)
蒸気機関を内蔵されたクリーチャーの総称。蒸気機関が内蔵されている為、体躯は虫のような小さい物は存在しない。
生態が発する熱を1点に凝縮し蒸気タービンを動かしているようだ。
また、寝ている時以外は絶えず蒸気をまき散らしている。
な
- 内燃機関のクリーチャー(ディーゼル)
内燃機関が搭載されたクリーチャーの総称。
生態の胃で分解された油を燃料とし、エンジンを動力として動く。
高熱と排気ガスを発する為、それ自体を武器にするクリーチャーもいるらしい。