ジャックと両さんの危険な張り込み?!
このストーリーは、大仏刑事の「はりこめ!大仏刑事」と「ぶつぶつ尾行~」のオマージュになります。
登場するキャラクター
ジャック・オー・ランタン、海道慈円、両津勘吉、大原大次郎(登場のみ)、月光刑事&美茄子刑事(名前のみ)
イベント
- 会話1
- ある日、ジャックと両津は大原に呼び出された
- 大原「すまないが、二人には張り込みをしてほしいんだよ」
- 両津「張り込み?」
- ジャック「刈り込み?」
- ジャックが両津の後頭部の髪をバリカンで刈る
- 両津「刈るな~!!」
- 大原「ここ最近とある刑務所から囚人が脱獄し、行方を眩ませた話は知っとるかね?」
- 両津「はい」
- 大原「奴には妹がいるとの事でな、そこでお前達には奴が妹に会いに行かないかどうか、こっそり張り込んでほしいんだよ」
- 両津「分かりました」
- 大原「これが妹の写真だ」
- ジャック「真っ白な子だな」
- 大原「君、写真が裏になっとるぞ」
- ジャック「え?この子ヅラなの?」
- 大原「ヅラじゃない、裏だ!話が全然進まんではないか!いいから早く張り込みに行ってこーい!!」
- 大原は両津を蹴り飛ばす
- 両津「何でワシーッ?!」
- 会話2
- ジャックと両津は脱獄犯の妹の家の前へやって来た
- 両津「よーし、ここが妹の家だな」
- ジャック「よし、早速張り込みますか」
- ジャックはテントを張り、完全に目立つ場所で張り込もうとする
- 両津「そこで張り込める訳ねーだろ!!恥ずかしいからやめろー!!」
- ジャック「え?!ダメなの?!」
- 両津「当たり前だ!目立ちまくるだろ!いいか?ワシらは妹にバレないように張り込みしたいんだ!まずはどこかに良い張り込み場所がないか探すのが優先・・・おっ、丁度目の前にアパートがあるぞ」
- 会話3
- ジャックと両津はアパートの大家と話をつけ、空き部屋から張り込みすることになった
- 両津「いや~、良い部屋があって良かったぜ!」
- ジャック「両さん、隣町にもっといい物件があるぜ」
- ジャックはテニスコートとプール付きの3億円の豪邸のポスターを見せる
- 両津「隣町に張り込んでどうすんだよ!そんな高い家買えねぇよ!」
- ジャック「両さん、オイラ達は一生暮らすんだから慎重に選ぼうぜ」
- 両津「ワシらは夫婦か?!いや、そんな事より張り込みしねぇと!ジャック、何か昼飯作ってくれ!腹減った!」
- ジャック「オイラ、いつもシェフに任せてるんだけどな・・・しょうがねぇ、作るとするか」
- ジャックがチャーハンを作る
- ジャック「チャーハンでいい?両さん」
- 両津「おお、いい香りだな!」
- ジャック「両さん、悪いけどそこの皿取って」
- 両津「はいよ。多めに盛り付けてくれよ」
- ジャック「サンキュー」
- するとジャックは皿を割り、フライパンに入れた
- 両津「っておーい!!入れんのかよ!!」
- ジャック「歯ごたえが出るぜ」
- 皿の破片が入ったチャーハンが完成したが・・・
- ジャック「両さん・・・せっかくオイラが作ったチャーハンなのに、何で食わねぇの・・・?(ヤンデレ状態)」
- 両津「食わねぇというか食えねぇんだよ!!そんなヤンデレ女みたいな雰囲気でこっち来んなー!!」
- 会話4
- 張り込み2日目
- 両津が買い出しから戻ってきた
- 両津「ただいまー」
- エプロンを付けたジャックが出迎える
- ジャック「お帰りなさいませ、ご主人様♪お食事にしますか?お風呂にしますか?それとも張り込みにしますか?」
- 両津「張り込みしとけー!!お前って奴は、ホントに油断も隙もねぇな・・・ん?」
- ジャック「どうした?」
- 両津「ジャック、あれ見ろ。妹が出かけるぞ」
- カバンを持った妹が外を歩いている
- ジャック「あっ、ホントだ」
- 両津「脱獄犯に会うかもしれねぇ!尾行するぞ!」
- ジャック「おう!」
- 会話5
- 妹を尾行するジャックと両津
- 両津「いいかジャック?バレねぇようにこっそり上手く隠れながらついてくんだぞ」
- だが、ジャックがいない
- 両津「アレ?ジャック?どこだ?」
- ジャック「ここだぜ」
- 画面の端が捲られ、暗闇からジャックが顔を覗く
- 両津「画面の裏に隠れるな~!!」
- その後も妹を尾行するジャックと両津
- 両津「アイツ、一体どこへ行くんだ?」
- ジャック「会話6を見ると公衆トイレに行くっぽいな」
- 両津「コラコラ・・・」
- 会話6
- 妹が公衆トイレに入った
- 両津「公衆トイレに入っていったぞ。う~ん、女子トイレだから入る訳にはいかねぇな・・・出てくるのを待つしかねぇか・・・」
- ジャック「両さん、そんなじれったいことしなくても、女装すればいい話だろ」
- 両津「女装?」
- ジャック「ああ。という訳で、これに着替えろー!!」
- 両津「うわっ!ジャック?!テメェ何しやが・・・ぎゃああああ!!」
- ジャックと両津は女装スタイルとなった
- 両津「おいジャック・・・ワシは月光刑事と美茄子刑事かよ!(何回もやったワシが言うのもアレだけどな…。)」
- ジャック「文句言ってる暇はねぇ。中の様子を確かめるにはこの方法しかねぇんだよ」
- 両津「冗談じゃねぇ!ワシやアイツらみたいにこんなゴツゴツで毛深い女がいるかァ!」
- すると妹がトイレから出てくる
- 両津「あっ、出てきたぞ。・・・ん?!」
- 両津があることに気づく
- 両津「何か変だぞ・・・トイレに入る前と出てきた後で何かが違う・・・!」
- ジャック「何かが違うゥ~両津ゥ~考えるゥ~♪チェケラッチョ」
- 両津「下手くそなラップやめろォ!!気が散るわ!!」
- そして両津は閃いた
- 両津「そうか!入る前と出てきた後のカバンだ!出てきた後はカバンが空になっていたのか!ということは、トイレの中に・・・!!」
- ジャックと両津がトイレに入ると、脱獄犯が妹から受け取った荷物をカバンに詰め込んでいた
- 両津「脱獄犯!やっぱりいやがったな!」
- 脱獄犯「!クソッ、バレたか!」
- 脱獄犯は窓から逃げた
- 両津「あっ、逃げやがった!ジャック、アイツを追え!」
- ジャック「悪ィ、ちょっと待って!すぐ出るから!」
- ジャックは着替えている
- 両津「だー!!もういい、ワシが追う!!」
- 会話7
- 脱獄犯を追う両津
- 脱獄犯は海辺まで逃げてきた
- 両津「海まで逃げ切れると思ってんのか?!」
- 脱獄犯はボートに乗ると、そのまま逃げ出した
- 脱獄犯「あばよ!」
- 両津「待てー!コノヤロー!!」
- そこへ元の服に着替え終えたジャックがライフルを持って追いかけてきた
- ジャック「逃がすと思ってんのかコラァ!!」
- ジャックはライフルを撃つが、当たらない
- ジャック「クソッ!全然当たらねぇ!」
- 両津「クソ~!このままアイツが逃げていくのを見ることしかできねぇのか?!」
- ジャック「しょうがねぇ、この手は使いたくなかったけど・・・」
- ジャックが不思議な形状をした笛を取り出し、鳴らす
- すると海が盛り上がり出した
- 脱獄犯「?!」
- 慈円「ど~ん」
- 脱獄犯「ぐわぁ!!」
- 脱獄犯はボートごと吹き飛び、海へ落ちた
- 両津「な、何だぁ?!」
- クリア後
- 慈円「ホッホッホッ、久しぶりじゃのうジャックどん」
- ジャック「海坊主のおじちゃん、久しぶり!」
- 脱獄犯「助けてー!!」
- 両津「え?!お前ら知り合いなのか?!」
- ジャック「ああ、この人は海道慈円。海に住むお坊さんで、オイラ達には海坊主って呼ばれてるんだ」
- 慈円「そうそう。ジャックどん、しばらく見んうちに大きくなったのう!」
- ジャック「おじちゃんも昔とお変わりなく!」
- 慈円「こうやって久々にお前さんと話せて嬉しいぞい。おお、そうじゃ。お前さんが今追いかけていた人間を渡さんとな」
- 慈円は脱獄犯を拾い、ジャックと両津の前に出す
- 慈円「ほらよ」
- 両津「あ、どうも」
- 脱獄犯「た、助かった・・・」
- 慈円「それじゃあコイツはもらってくぞい」
- 両津「え?!」
- 慈円は両津をつまみ上げる
- 両津「おい、ちょっと?!ワシをもらうってどういうことだ?!おい、ジャック?!」
- ジャック「両さん、ごめん・・・海坊主のおじちゃんを呼び出したら、必ず生贄を捧げなきゃいけないんだ」
- 両津「何じゃそりゃー!!」
- ジャック「だからこの手だけは使いたくなかったんだよ・・・ごめんね☆」
- 両津「ごめんねじゃねぇよ!!じゃあ最初から使うなよ!!」
- 慈円「そんじゃあまたな~、ジャックど~ん」
- ジャック「バイバイ、おじちゃ~ん!」
- 両津「がぶげべぇ~・・・(助けてぇ~・・・)」
- 慈円は海の底へ帰っていき、両津も海の底へ引き込まれた
- ナレーション「あらあら、両さんは次のサブイベントにも登場できるのでしょうか」