深き霧の中で

Last-modified: 2024-03-15 (金) 21:40:35

深き霧の中で

このストーリーは、リュエルの襲撃!アウトローフォース絶体絶命!!ヘルサイドによる被害者続出!の後日談で、ポケットモンスターサン&ムーン 第108話「カプ・レヒレの霧の中で」のオマージュになります。
リュエルの襲撃によって絶体絶命の窮地に追い込まれたジャック達アウトローフォースは、タスクフォース141部隊に救われた。そしてアウトローフォースは反撃し、ジャックの父パンプキングの仇であるリュエルの撃退に成功した。
その戦いの後、サトシと医療機関ロドス・アイランドはアローラ地方にある神殿を目指していた。

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登場するキャラクター

ジャック・オー・ランタン、パンプキング、ドギー・マクスウェル、ジェフ・モリソン、服部霧丸、服部滝丸、アーカム&グリムアーカム、アクジャクス、パニッシャー、サトシ/ピカチュウ、ニャヒート、シェイミ、ロトム図鑑、老ムーランド、カプ・レヒレ、伊集院茂夫、流川隆雄、博麗霊夢、霧雨魔理沙、ロドス・アイランド、ジョン・ウィック、ジャック・バウアー、マックス・ロカタンスキー、タスクフォース141(名前のみ)、リュエル・ヴァグラス(名前のみ)、デイヴィ・ジョーンズ(名前のみ)

イベント

  • 会話1
    • 伊集院の事務所
    • 霊夢「ちょっといいかしら?」
    • 伊集院「霊夢か、お前が我々に用件があるとは珍しいな」
    • 霊夢「少し急用でね・・・なんかここ最近、ジャックの様子がおかしいのよね」
    • 伊集院「ジャック君がおかしいだと?」
    • 流川「ジャック君に何かあったんですか?」
    • 霊夢「実はね・・・」
  • 会話2
    • ジェフ「ジャック・・・あいつら(リュエルとジョーンズのこと)のこと、まだ根に持ってるのか?」
    • ジャック「確かにタスクフォースのおかげで助かったし、あいつも倒した。でも・・・あいつを倒したところで、父ちゃんは帰ってこない。まだ父ちゃんから教えてもらってないこと、いっぱいあったのに・・・」
    • ジェフ「・・・」
    • ジャックの太ももに涙が落ちる
    • ジャック「ガキの頃から耳にタコができるくらい色々教えられたのに、何でまたこんなに聞きたくなっちまうんだろうな・・・(涙)」
  • 会話3
    • 霊夢「・・・という訳なの」
    • 流川「そうなんですね」
    • 伊集院「・・・実を言うと、私もあの時から彼のことが気になっていたんだ。あの外道はもう始末したのに、まだ父親の死を引きずっているとは・・・」
  • 会話4
    • その後、伊集院達はジャックとジェフがいる場所へ向かった
    • 霊夢「いたいた。今日はジェフさんも一緒なのね」
    • 流川「ジャック君!ジェフさん!」
    • ジャック「伊集院さん、流川さん、霊夢!」
    • ジェフ「伊集院か、あの日以来だな。それと流川、傷はもう治ったのか?」
    • 流川「はい、もう大丈夫です!」
    • 伊集院「霊夢から聞いたが、まだ父親の死が忘れられないそうだな」
    • ジャック「はい・・・」
    • 伊集院「改めて聞くが、君にとって父親はどんな存在だったんだ?」
    • ジャック「」
  • 会話5
    • ジャックはパンプキングとはどういう存在だったかを話した
    • 伊集院「そうか・・・お父さんは、君にとってそんなに偉大な存在だったんだな」
    • ジャック「はい。父ちゃんが教えてくれた事は、オイラにとって宝のようなものです」
    • 伊集院「・・・この際だから私も家族のことを話そうか。実は私もジャック君やジェフのように家族を外道共に殺されていてな」
    • ジャック「え・・・」
    • ジェフ「俺たちに加えて殺されたって、どういう意味だ?」
    • 伊集院「私が高校を卒業してすぐの事だ、父の事業の影響から私の周りにきな臭い雰囲気が漂い始めたんだ」
    • 伊集院「そしてついに事件は起きた。その日の夕方、私が所用から帰ってきた時の事だった・・・家の中にいた執事や女中の遺体がそこら中に転がっていたんだ。その光景はまさに地獄だったよ・・・」
    • 伊集院「私は両親が生きているというわずかな希望にすがり、屋敷の中を駆け巡った。だが現実とはまさに非情・・・私の目の前には、全身に弾丸を撃ち込まれた両親と家令の死体があった」
    • 伊集院「思えば、あれが私の原点だった・・・日頃から悩む父を見ていたからすぐに分かった。犯人は敵対企業の人間だと。そして実行犯は大金で雇われた一流の殺し屋だった事を後に知った。それから紆余曲折があり、1年後、私はドヤ街に転がり込んだ」
    • そこへサトシ一行とロドス・アイランドが通りかかった
    • ジャック「!」
    • サトシ「アレ?ジャック君にジェフさん達じゃないか?」
  • 会話6
    • 一方、アクジャクスは伝説ポケモン、カプ・レヒレの情報を耳にしていた
    • アクジャダー「え!?死者に会わせてくれるポケモンがいるんですか!?」
    • アクジャルド三世「そうだよ」
    • アクジャダー「そのポケモンは何処に!?」
    • ドクターゲソーゲン「その事なんだがね、既に情報を掴んでる。サトシ君とロドスのメンバーが今向かっているアローラ地方・・・そこにある島の神殿にカプ・レヒレというポケモンがいるらしいんだ」
    • アクジャダー「カプ・レヒレ・・・そのポケモンが・・・」
  • 会話7
    • 伊集院「カプ・レヒレか・・・私も聞いたことのあるポケモンだな」
    • サトシ「伊集院さんも知ってるんですか!?」
    • 伊集院「ああ。そのポケモンはアローラに生息するカプ神の1体で、あの世とこの世が混ざり合う霧を起こし、死者に会わせてくれる力を持つらしい。会いたいと強く願えば会えるが、2度目の別れが訪れる時、その悲しみに耐えられない者は、二度と霧の中から抜け出せなくなるんだ」
    • ジャック「・・・」
    • 霊夢「ジャック?どうしたの?」
    • ジャック「父ちゃんに・・・会える・・・」
    • 全員「・・・」
  • 会話8
    • 一行は船に乗り、目的地のアローラ地方へ向かう事に
    • その船にはアクジャクスも乗っていた
    • アクジャルド三世「おや、君達も目的は同じかい?」
    • ジャック「そうだ・・・」
  • 会話9
    • アローラ地方に到着した