大人数でテラリア

Last-modified: 2020-04-21 (火) 06:04:49
第0話 はじまりのはじまり

注意
1、いろいろと設定とか雑だけどゆるして?
2、完全新作のつもりだけどいろんなネタ入ってるよ?
3、失踪するかもだからゆるして?
4、受験生なのに(作者)何やってんの?
5、オリジナル要素の塊。


どこかの世界の、小さな部屋に、青年はいた。
さて、いきなり悪いが、この青年の記憶はこれ以降存在しない。
「理由?」とある男が聞かれたが、
「ごめん、もうこっちも何がしたいのか解らない」
とのことだ。どちらにせよ、確かな事は、


メイジ青年は草原のど真ん中につっ立っていた。
「ふぁっ!?」と声を挙げてしまうがもう遅い。
「......ここ、どこー?」といかにも子供っぽい声を出してしまうが、悲しきかな、ゲーム脳がフル回転する。
ここはテラリア世界。知っている。じゃあ、バッグの中身を見るか。、、、
「無いっ!?」思わず叫んでしまう。ぼくとうは!?どうのツルハシは!?どうのオノは!?
「やー、大声挙げてどうしたんだい」
「出たなガイド星人、コナー。この状況をマイナスから説明してもらおう。」
「まあまあ。いつものヴラデクとグラスだよ。仕方ない仕方ない」
「はー......で、ここはどういう世界?」
「別段変なのは無い。」
無言でバッグの中身をつき出すメイジ。
「えーっと、確か埋め合わせがあったはず。あ、来た来た、あの妖精、誰だっけ?」
「んん......?まさか、アイ?」
「ご名答ですよー。」ふわふわと降りてきた。


説明しよう。
読者の皆様(居ないかも)は知らないだろう。メイジの居た世界は、俗に言う『異世界』である。モンスターらしきものはおらず、妖精が飛んでいる。そんな、世界だ。
「ボクも連れてこられた理由は知りませんが......ガイドさん、教えてくれますよね?」
この少女の妖精、『アイ』は、メイジの妹的存在である。そう、妹ではない。だが気が合う。
「ははは、いやぁ、ヴラデクとグラスの仕業ということしか知らんのだよ」
とドヤ顔で言うガイドに殺意らしきものを覚えるが(今までは路傍のこいし)アイテムが無い。
「......アイ、光源にもなれるのか?」
「ですよー。フェアリーピクシーですー。」
「いいアドバンテージだろう?」ガイドが言う。
「アイテムが無いんだよ............」メイジの悲痛な叫び。
早速諦めかけているメイジだが......どうなるか。


第1話 はじまりの一歩

注意
1、いろいろと設定とか雑だけどゆるして?
2、完全新作のつもりだけどいろんなネタ入ってるよ?
3、失踪するかもだからゆるして?
4、受験生なのに(作者)何やってんの?
5、オリジナル要素の塊。
6、更新スピードはゆるして?


まず探索。
「左行こう。」メイジが言った。
「はいー。」アイがついてきた。
「アイテム無いけど頑張れ」ガイドはついてこない。
しばらくすると、高い木のオンパレードである。
「うーん、やばい、うずうず......木を伐りたい......」
上が見えない、つまり30ブロック以上の木だ。
そのまま行くと、
「洞窟ですねー。」メイジの少し前を浮かんでいたアイが言った。
メイジは上を見上げた。山である。ジャンプすれば飛びうつれそうだ。
「行きますかー?」
「そうだな、行こう。」洞窟に入った。
「いかにも洞窟ですねー。」
らせん形のよくある洞窟である。......それにしても。
「......明るい。ウィスプ以上あるんじゃないか?」
「フェアリーピクシーですからねー。」
「へぇ......あ、宝箱。」
普通の宝箱だ。中身は、どうインゴット幾つか、シュリケンが40個程度、ひかりのポーション2個、シルバーコイン幾つか だった。
「おお、インゴットですねー!」
「考えたくはないけど足場にもなるんだよなぁ......」
さて、知っている人は何割居るのか。
「ひかりのポーション、どうしますー?」
メイジは思わずアイの顔を見た。
「......、行こう。」
「......はいー。」
そしてさらに進む。
「あぶない、メイジさん!」
「っと、これ下抜けやん、ありがとう。」
「いいえ。......下が見えなかったですからねー。」
落下には対抗手段が無いのだ。
「落ちたら死ぬからなぁ……本当にありがと、アイ。」
「......どういたしまして。」
探索、色々と一歩進んだ。


第2話 はじまりの2人目

注意
1、いろいろと設定とか雑だけどゆるして?
2、完全新作のつもりだけどいろんなネタ入ってるよ?
3、失踪するかもだからゆるして?
4、受験生なのに(作者)何やってんの?
5、オリジナル要素の塊。
6、更新スピードはゆるして?
7、テンポ遅すぎる
8、やや強引な運び
⑨、計算ガバガバ
10、4話目からアドリブ(構想のテンポが遅いため)多め
ーーーー
「ここから戻れるか?」メイジが言った。
「うーん、ギリギリですかねー?」
「じゃあ下だな、行くよ。」
右下にうっすらと足場が見える。跳んだ。ダメージはなかった。
「どうなっているのですー?」
「特に何も......いや、あれは......宝部屋!」
左下だ。躊躇無しで跳ぶ。......痛い。2ダメージだ。
「元の世界では骨折してましたねー」
「こんくらい平気。大事。じゃあ、中......入り口は空いているかな?」
「あ、ここですー」
「中身はなんだろうな」
ーーーー
その頃、一人取り残されたガイド。
「............えっ?」と言って顔を上げる。
そこには何もない......が、その時。いきなり少女が現れた。
「ここ、どこ?誰?」
勝ち気で強気そうな見た目だが、呆然としている。
「やあ、この世界には色々知っている人がいるらしいよ。...ああ、僕の事だったよ。」
少女は冷めた目で見ていたが、どうにもならないと判断したらしい。
「ここはどこ?」
「ここはテラリア世界だ。」
「テラリア?ああ、メイジがやってたゲームか......」
「......あいつの知り合いか。なら早い。」
「で、どうやったら帰れるの?」
「まあまあ、基本でも聞いてけよ」
5分後。
「長い......。」
「次は戦闘だが、......ぼくとうであのグリーンすらいむを倒してきてくれ」
「女子にやらせる気?」少女は冷めた目で言うが、
「矢がない」ガイドが弓だけ出した。
少女は渋々と言った形でぼくとうを取り出したが、次の瞬間、そのぼくとうが手から逃げるようにして飛んで行った。


第3話 散々なはじまり

注意
コピペが出来なくなったので、第2話をご覧ください。


「なんで?」ガイドと、ぼくとうに拒絶された少女は同時に言った。
もう一度掴もうとするが、また逃げる。
「……ガイド?説明しなさい」
「それより、誰か、助けて?あ、そうか、ツルハシもしくはオノで攻撃するんだ!痛い!」
少女はツルハシで殴ろうとするが、
「……ダメージ無いんだけど」
「あれえ?あいたっ!」


その頃メイジは、
「この鏡は……」
魔法の鏡。使うとスポーン地点に戻る。
それと爆弾、銀のインゴットいくつか、目玉、ゴールド一枚。
「あ、勝った、木こりができる」
「爆弾で木こりですかー……」
ちなみに、たまによくやる。(アイズ)
「この下は?……」
「妖精モードではあそこまで行くのは無理なのですー」
なんとこのアイ、妖精モードと少女モードで姿が変えられるのだ。妖精モードだと主から離れられず、少女モードだと
光源がないし飛び回れない。
「じゃあ、戻るよ。」
「はいー」
魔法の鏡は一人用として知られているが、小さなものが密着していると巻き込む事ができる。
アイがメイジの頭にちょこんと乗った。そしてワープする。
……夕方である。
メイジは少女が居ることに気付いた。
「あれ………メイジじゃない。」
「お前、アリスか……アリス・リピートか……ガイドは何処だ?」
「あっちでスライムと戯れてる」
「ぼくとう持ってるよな?」
「逃げられたの」
などと意味不明なことを言っているが仕方ない。
変わりにスライムを倒す。ガイドの体力は赤ゲージに入っていた。
「危ないところだった……さあ、もう夜になる。家を建ててくれ。」
「太陽が沈みますよー」アイが遠くを見て言った。


第4話 四面楚歌

注意
基本的なことは第2話を見てください。
今回からテンポアップのため、アドリブが入ることがあるよ!


日が沈む。
「おい、見てる場合じゃない!家作れ!死ぬぞ!」
「あ、そうだった…木こりするぞー」
「早い!?」ガイドが心底驚いたように言った。
どかん。どかん。
「……確かに出来るけど」
「私は何すればいいの?」
「そうだな、家……6×10位の豆腐を作ってくれ。木材はメイジが拾っているから」
「ほい、90個位取れたぞ」メイジが木材を持ってきた。
メイジとアリスは周囲を見回した。ゾンビが数体来ている。
「えっと、ワークベンチ。これかな?」
「早く置いてくれ!」
ひとまずぼくとうだけ作り、すぐそこまで来ていたゾンビを殴る。もはや斬る ではない。
「やっぱり無理があるな……だが、倒せなくはないだろ!」
「おいアリス、急いでくれ……」
「うるさいよ、今やってる……」
「痛っ!早くーって囲まれたんだけどどういうことだ!?」メイジが悲鳴をあげる。
「えっと、つくえ、イス、壁……たいまつ?」
「メイジさん、頑張るのです!」
「待って、ジェルってどうするの」
全員固まった。
「……おいメイジ!そっちにスライムゾンビは居るか!?」
「居ない!ぐふっ」余裕で死にそうである。
「……駄目か」
だが、
「うおおおおお!! 大ジャンプ!!」
なんと強引にゾンビを乗り越えこっちに来た。
「……マジか」
「はあはあ、死ぬう」
「でどうするの?」
「アリス、道具は道具として使えるだろう?」
「え?それはもちろん」
「木の弓矢を作れ。」
「おい、お前ら、来たぞ」
スライムゾンビ入りのゾンビ軍団がじりじりと詰めよってくる。
「急げよ!?」
そして数十秒後。辺りには散らばるゾンビがいた。アリスの射的の才能はオソロシイのだ。
「……さすがアリス」
「さあこれでたいまつを作り置くんださぁ早く」
「ボクは弱体化しちゃったのです……」アイはポツリと言った。
そして今夜は一軒家でしのいだ。


第5話 アイの探索記

注意
基本的なことは2話の注意にあります。

  • 眠い中で書いたせいでガバガバ
  • 今回進みません。ご了承ください。

何事もなく夜が明けた。そして、弱体化していたアイが起き出して来た。
「うーん……まだ体が重いのです……じゃあ」
ポン、と軽い音がした。次の瞬間、
「んと……成功ですね。」少女の姿になった。水色の髪がなびく。
……どうやら自分が弱体化している時に増築されたらしい。
「……探検、良いですね。しましょうか。」
左のドアを開ける。すると、
「……誰っ!?」アリスがいた。
「あ、アリスさん、ボクです、アイ、少女モードです」
「……そういえばメイジの家で何回か見たことあったっけ」
「どのくらい増築したのですか?」
「うーん、ひとまず平屋だよ。」
「わかりました。」
もうひとつドアがあった。そこを開けると、
「あ、アイ。もう平気なのか?」メイジがいた。
「平気です。……まだ妖精モードはきつそうですが……」
「まあ少女モードだったら問題ないや、ところでどしたの?」
「ちょっと増築されていたので、探険と行こうかなと」
「了解。ガイドは反対側だぞ。」
「ありがとうございます。」
少女モードだとかなり礼儀正しく聞こえる。
さて、中央の部屋に戻る。そして今度は右側に行く。
「作業部屋、ですかね?」ワークベンチやかまど、かなとこが並んでいる。
そしてもうひとつドアを開けると、
「これで全員居ましたね。」
「……誰!?まさかニンフ!? わかった。おとなしくするから待ってくれ」
「……んと、アイ、少女モードです!(はぁと」
「……成長……してる?」
おいどこ見てコメントしやがったこの野郎(アイズより)。
「人格と体のサイズですね。」
「まぁいいか。そろそろあいつら来るかな」
[モーティマーが 引っ越してきたいようだ]
それに合わせて、メイジとアリスがやって来た。
……どうやら、もっとにぎやかになるらしい。


第6話 スナイパーの心模様

注意
基本的なことは第2話にあります。
完全アドリブ、視点変更です。


今日もこの世界からは戻れない。
「寝たら全て終わっていたっていうパターンはもう鬼籍かぁ……」
アリス・リピート。銃使いの少女だ。
「今日は何しようかなぁ、とりあえずメイジに相談しよう。」
そうして自分の部屋になった部屋を回っていると、いまいち記憶に引っ掛かる少女がドアを開けて入ってきた。
「誰っ?」びっくりした。
少女モードのアイ、メイジの妖精、妹的存在だった。とりあえず拠点の構造を尋ねられた。
「平屋だよ」で通じるかはわからない。
アイが来たことで方針は固まった。ガイドのところに行こう。
「あ、アリス、ガイドの所行かないか?」
ちょうどメイジが隣の部屋から出てきたところだった。
「行こうよ」
しっかりと乗っかる。話したいこともあるし。
「ねえメイジ、この世界から出られると思う?」
「……不安なのか?」
「そういうことじゃなくて」
「さあ?むしろ僕は楽しいんだが」
「……殴るぞ、こっちはテラリアをあまり知らないんだよ」
「まあまあ、なんとかなる……はず。懸念は……元の世界がどうなっているか」
「確かに……夏休みだからいいけど……あっ。宿題」
「」
そこでガイドの部屋につく。そして、
[モーティマーが ひっこしてきたいようだ]
「……どういうこと?」
「ああ、条件を満たしたんだよ。メイジ、1ゴールド持ってるよな?」ガイドが答える。
「誰か来るのかぁ……」ため息ともとれる声を漏らす。
「まあ悪くはないはず。」メイジは真顔だ。
「にぎやかになりますね。」アイは嬉しそうに言った。
「……メイジ。頑張ろう。」隣のメイジに小声で言う。
メイジは何か口を開いたが、うなずいて声には出さなかった。
そして、日が昇る。


第7話 謎の商人たち

注意
2話の注意を見てください。
NPCは、主人公たちは役職名、NPC同士なら名前で呼びます。


そして、
「ガイド、商人って何してくれるの?」アリスがガイドに聞いた。
「あぁ、商人は基本的なアイテムを売ってくれる。後は買い取りもする。」
「最初のツールを売っているからな、逃せない」
メイジのレギュレーションは最序盤にのみ有効なのだ。
商人が やって来た!
「!」
「やあ、お出迎えご苦労。ここは安全なんだろうね?」
とっさに振り向く。そこには、初老の男が立っていた。
「……商人!銅のツールを売ってくれ!」
「そりゃいいが、どうしてだい?」
「なんでだろうね?」
とか話していたら、
旅商人が この町へ訪れた!
流石のガイドも、
「……はぁ?」タイミング。
「…………アリス、買えたから退散しよう」
「え?品揃え見て行かなくていいの?」
「いやそうじゃなくて」メイジはなんとなくあの二人の仲が悪いことを知っている。
そして数分後。メイジが苦心して旅商人を誘導した結果、
「やあ、俺はローレンス。世界を股にかける旅商人……その予定さ!」
「く、刀欲しいけど高い」
「リボルバー?なにこれ……欲しい……」
「まあ買うものと売るものはないな。顔合わせということで」
「売るものがない……?まあいいや、俺が現れる確率を具体的に言っておこう。毎朝30%だ。」
「………………、了解。ではまた」
「次来たとき、コナーの家の裏で会おう。きっと良いものを売っているさ。」
そして旅商人はぶらぶらと歩き回っていた。
「あの銃、いつか買う」アリスが目をキラキラさせている。
「後で地下探索するか。」
そして拠点に戻ると、
「あのね、旅商人さんがこれをくれたんです」アイが飲み物を持っている。
「……まさか飲んでないよねー?」
「飲みませんよ、えと、お酒ですよね?これ」
「ちょっと帽子調達してくる」
アリスがマジで立ち上がったところで、ガイドが一言言った。
「そろそろ探索を進めて見てはどうだい?」


第8話 天からの天才3人目

注意
2話の注意を見てください。


二人で探索に行くことになった。
「ボクはちょっと体調が悪いので……すいませんね」
少女モードのアイが言ったのだ。
「で、メイジ?この近くの洞窟は?」
「そっち…………ん?」メイジが顔を上げた瞬間。
少女が降ってきた。

アリスが巻き込まれた。
「……誰ぇ?」潰れながらアリスが言った。ダメージはない。
「……えーと……なんかゲームっぽいんだけど……ここ、何?」
「どいて……」アリスが声をもらした。
「ごめんっ、…………アリス、ちゃん?」
「……って、リアじゃない……」
「何でリア・マロードも来るんだよ……」
「その声はメイジくん?捜索届が出されてたけど」
「戻れるなら、戻りたい」
「……ふーん。まぁいいや。」
リアの格好はいかにも部屋着ですという感じだ。
「リア。何してたんだ?」
「忘れた。」
と、そこで。アリスが頭を抱えた。
「……どうした?」
「なんか……記憶に引っ掛かるような……」
「ここ、どういう世界?」
「お答えしよう!」突然ガイドが現れた。
「……だれ?」
「こいつはガイド。物知りだ。」
「……アイです。」アイが後ろから出てきた。
「ここはテラリア世界。ちょっとはしょるか」
数分後。
「長い。」
「チュートリアルしてないだけ良いと思え。これくらいだな。」
「ねぇ。一旦拠点に戻らない?」
「そうだな。準備して出直すか」
(……ヴラデク、グラス。君たちは一体、何がしたいんだい?)
ガイドは、分からない、と答えたヴラデクの顔を思い出した。


第9話 地下へ

注意
第2話の注意を参考にお願いします。


「じゃあ、そろそろいいか?」
準備が終わった。リアも色々呑み込んだようだ。
「ボクも、行き……行くのです」アイが妖精モードに戻っていく。
「無理するなよ?……じゃあ、目的地はあの洞窟……行くぞ」
そしてすぐに、
「あれかな?」
「みたいだな。」
「……って、ガイド……何で……居るの?」
「細かいことはいい。地下行くぞ」
「え、待って、私木刀くらいしかないんだけど」
「鉱石を見つけたら何でも良いから掘るんだ。」
数分後、突入してすぐ。リアは、
「松明……こっちは持って来なかった」別々の班で行動することにした結果だ。
「ツボを割るんだ。色々手に入る。」
「……あ、宝箱らしきものが」
中身は、
瓶詰めの雲、光のポーション、ゴールドコインだった。
「2段ジャンプができるようになる。装備してみろ。」
「おお、これは便利」
一方。メイジとアイは宝部屋の先に来ていた。
「ロープ買えば良かったな……」
その時、 バサッ 、という音がした。咄嗟に身を引く。……コウモリだ。
「む……」そしてさらに重なる。ここは安全にシュリケンを使う。
その時。殲滅したと思った瞬間、カチリ、と。
そして背中に衝撃を感じ、ふっとばされる。
(ダーツの罠……!?)
そのまま崖下に落ちる。
「うぐうっ!?」冗談抜きで痛い。76ダメージ。
毒のデバフもついているので、速攻でちいさなライフポーションを飲む。雀の涙だが。
そして……居るな。スライム系か。
「メイジさん!?」
「敵居るから、危ない!ちょっと待ってろ!」
アイがいないため暗い。だが、木刀を構える。


第10話 S1最終回 銃使いの本領

注意
基本的な注意は2話にあります。
S1(個人ページに書くシーズン)は今回で最終回です。


メイジが絶体絶命のころ。アリスは、
「何この………銃!!は?」
「ああ、それはフレアガンだ。光源のフレアを……って何で僕に向けるのねぇねぇ!?」
「驚いたよこのやろう」
フレアガンは、ガイドの頭にピッタリ定められている。
「とにかく、僕以外の場所に撃ってくれ。便利だぞ。」
アリスはフレアガンの引き金を引いた。炎を纏った弾が飛んでいき、着弾する。
「あー……確かに便利だね」着弾点周辺が明るくなる。
「それと地味に武器にもなる。」
もう一度アリスは宝箱に目を戻す。水色のポーションと、金のインゴット。そして松明。
「良いじゃないか。これだけあれば色々できるぞ。」
そしてアリスは顔を上げた。すると、
「ガイド、あのハート形の宝石は何?」
「……おぉ、あれはライフクリスタルだ。最大ライフが20上がる。」
「ステータスアイテムかぁ」
「まぁ損は確実にない。取ってこい。」
そしてガイドはアリスが暗闇の中へ向かったのを確認し、
「……やぁ、今頃遅いじゃあないか。ヴラデク」何かに向けて言い放つ。


メイジは、
「手裏剣、あと23か。行くぞ」
スライムの気配に向けて手裏剣を放つ。今も毒のおかげで体力がかなり少ない。だが、
「その気配。マザースライムか。関係無い。食らえ」
ドスドスドスグチャ、と音がして気配が3つに別れる。それでも手は止まらない。ほどなくすべて弾けた。
3貫通という長所を地味に持つ手裏剣を7発失ったのは痛い。が、
「……あと……ライフは10程度……」
こっちの方が痛い。
「メイジさん、大丈夫……です?」
「ダメだね。次何か来たら終わる……待てよ。このピンクに光る宝石は……」
メイジもライフクリスタルを見つけたのだ。すぐに回収して、掲げる。
傷が癒える。力が湧く。
「おぉ……」アイが声をあげる。
「よし……中毒も消えた。いくよ。さらに下へ」
まだ、続いていくのだ。


とある一角。
「コナー……早く。応えろ。……私だ……」
息も絶え絶えな男が何かに話していた。
「ヴラデク!?何が……」
ドゴンッ!!と音がした。
「……どうした?おいっ!?ヴラデク!?」
朱に染まった白と黒の廊下。
異変は、いつも外から染み込むものだ。


シーズン2だよ!

おおテラのコメントはこちらに

  • 終われに入ってて笑う -- アイズ 2019-10-03 (木) 19:18:51
    • へ? -- fire 2019-10-03 (木) 19:21:02
  • 復活したは良いんだけど、……書いていいかな -- アイズ 2020-03-06 (金) 17:33:07
  • 誰か忘れてる気がする -- アイズ 2020-03-15 (日) 07:08:12
  • 今さらだがサブタイトル復活させた -- アイズ 2020-04-10 (金) 11:27:51